【10】真壁で酒蔵訪問 | 酔いどれパパのブログ

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「お風呂」と「酒」と「路線バス」に関する駄文を書き連ねております。

(【9】からのつづき)

真壁は、全国に127地区ある「重要伝統的建築物群保存地区」(重伝建)に茨城県で唯一認定されており、地区内に登録文化財が102棟もあって歴史かおる街並みを味わうことができる。




折しも「真壁のひなまつり-和の風第二十章-」の最終日で、晴天に恵れたこともあり、家族連れなどで賑わっている。

JMさんの案内のもと、風情ある街並みを眺めていると、稲葉酒造さんでの試飲が食前酒の役割を果たしたのか急速に腹が減ってきたので、ひとり脇に逸れて、午前中に道の駅グランテラス筑西内のセイコーマートで買った手作りおにぎりとペットボトルの茶を流し込む。

何食わぬ顔で皆さんに合流し、今度は追い越すようにこちらを訪問。
「真上」「公明」「花だより」など、東京では見かけることのほとんどない日本酒を醸す村井醸造さん。
今年6蔵目の酒蔵訪問となった村井醸造さんの敷地内にも脇蔵や煙突など、4件の登録有形文化財が遺る。
やはり国の登録有形文化財となっている店舗内で、ひな人形を眺めつつ3種類ほど試飲し、こちらを購入。
すでに先ほど稲葉酒造さんで買い求めた「すてら」が入っているリュックに仲良く詰め込み、2蔵回ることができた喜びを肩と背中にかかる重さに感じながら、集合場所を目指して重伝建の街を歩いた。
(おわり)