【9】筑波山口からヤマザクラGO | 酔いどれパパのブログ

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「お風呂」と「酒」と「路線バス」に関する駄文を書き連ねております。

(【8】からのつづき)

稲葉酒造さん訪問を終え、筑波山を背にしたバス営業所を眺めながら、集合場所の筑波山口に戻る。

(写真は公道上から撮影)

筑波山口は、昭和62年に廃止された筑波鉄道の筑波駅があった場所で、今ではコミュニティバスや乗合タクシーの結節点となっている。


筑波鉄道時代の線路跡は、全長180キロメートルにも及ぶ自転車道「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の一部として整備され、ホームが残っている駅の跡地も少なくない。

筑波山口はつくば市に所在しており、同市のコミュニティバス「つくバス」北部シャトルのほか、先ほど貸切車両でルートを辿った筑西市の下館~筑波山口間「広域連携バス」、関東鉄道バスの土浦駅行き、そして、これから乗る桜川市の「ヤマザクラGO」などが乗り入れ、筑波山麓の広域公共交通ターミナルの役割を担う。

集合時間20分前に筑波山口に戻ると、前部に自転車用のキャリアラックを付けた「つくバス」が到着。
側面には、アニメ「弱虫ペダル」の主人公とともに、自転車乗車時のヘルメット装着や左側通行を呼びかける文章がラッピングされている。
その脇に、ヤマザクラGOのピンクのエルガミオが入線。
ここからは、貸切車両ではなく定期便への混乗になるので、一般の利用者に先に乗車してもらってから一同乗り込む。

バスは筑波山口を発車すると、筑波鉄道の廃線跡に沿って進み、約20分で今日の第3見物ポイントへの最寄りバス停となる桜川市役所真壁庁舎に到着。

初訪問となる真壁でも酒蔵を訪れようと企みつつ、まずは隊長JMさんの案内で中心市街地を目指すことにした。
(つづく)