【5】軟弱駅呑み | 酔いどれパパのブログ

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「お風呂」と「酒」と「路線バス」に関する駄文を書き連ねております。

(【4】からのつづき)

8111編成の余韻にひたりながら、次なるスタンプ駅である古河を目指すべくJRの改札を入ると、宇都宮線下りは出たばかりで次の列車まで18分空いている。


土曜日とはいえ、埼玉県の一大ターミナルである大宮を夕方に発車する列車の間隔が20分近く開くダイヤ設定には首を傾げるが、それはそれでこれ幸いと、こちらのエリアへ。

全国の麺類や餃子、甘味などを味わうことのできるフードコート「全国ご当地グルメコート大宮横丁」で、エリア内は昭和の横丁をコンセプトにしたデザインで統一されている。

店内では餃子やうどん、焼きそばなどで一杯やる人が多く、それらの混ざった香りが店内に広がっているが、我孫子で食べた唐揚げがまだ消化されていないので、こちらを単体でチビチビ。
次の列車は、間隔が空いた後なので混雑している可能性が高いことから、その7分後の古河行きにしようと決めて酒のペースを調整するつもりでいたものの、やはり唐揚げの影響か、なかなか入っていかない。

古河行きが出る時刻になっても瓶の中身は半分以上残っていて、今日最初のアルコールとは思えないスローペース。

テーブルを拭きながらフードを勧めてくる店員さんを笑顔で交わしながら、紙コップの水を肴に何とか「豪快」を空ける軟弱者。

結局、予定していた古河行きの50分後の列車に乗り込み宇都宮線を下った。
(つづく)