【3】野田線で旧車に乗車 | 酔いどれパパのブログ

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「お風呂」と「酒」と「路線バス」に関する駄文を書き連ねております。

(【2】からのつづき)

次のスタンプ駅である柏に向かうには、土浦から我孫子までは先ほど来た道を戻るだけなので、体を休める意味もあって580円也の休日グリーン料金を支払ったが、アルコールの類はまだお預け。


柏の次は宇都宮線の古河でスタンプを捺すつもりなので、さてどんなルートがいいのかとアプリで調べると、東武野田線で春日部に向かい、東武動物公園、南栗橋、栗橋で乗り換えるルートが最速と表示された。


休日お出かけパスを持っているので、JRを乗り継げば追加料金はかからないが、久しぶりに東武野田線の柏~春日部間に乗りたい気持ちが勝った。


アプリが示す柏での乗り換え時間は5分と程よいものの、常磐快速線のホームから改札を抜け、スタンプとトイレを済ませてから野田線に乗るには少し慌ただしいので、15分後の次便に乗ることにしてゆっくりと移動。


スタンプ台は3人待ちで、野田線の改札を入る頃にはアプリで示された電車の発車時刻となっていた。


ホームにあるトイレに向かおうと階段を降りると、春日部方面大宮行きホームに、こんな色の車両が停まっている。

東武鉄道のかつての主力車両8000系の中で唯一、原型の前頭部を残し、昭和30年代のカラーをまとう東武博物館所有の8111編成。
鉄道会社ではなく、博物館が所有するという動態保存車両で、昨年11月から野田線に「展示」の舞台を移している。

慌てず1便遅らせたことで偶然この編成に逢うことができた幸運に感謝しながら、昨年還暦を迎えたベテラン車両に乗り込んだ。
(つづく)