押し寿司喰って風呂入る | 酔いどれパパのブログ

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「お風呂」と「酒」と「路線バス」に関する駄文を書き連ねております。

前ページの通り、酒蔵訪問ついでにスーパートレインスタンプラリーで埼玉県内のエリア最北駅となっている熊谷に寄るプランを立てていたので、スタンプ対象最南端駅となっている小田原も固めようと、熊谷攻め前日に八王子から横浜線に乗り込んだ。


小田原のみならず、神奈川県内のスタンプはまだ未着手なので、東神奈川、磯子、大船と捺しながら南下。


梅が盛りの小田原は、天候に恵まれたこともあってか賑わっており、駅前のペデストリアンデッキに立つと、土産物屋などが並ぶ商店街のみならず、小田原城方向にも観光客の人波が見える。


と、小田原城の手前に新しい建物が。

2020年12月にオープンした「ミナカ小田原」なる広域交流施設だそうで、写真にある白壁に銅色の屋根を持つエリアは「小田原新城下町」と銘打たれ、飲食店や着物レンタルなどの店舗が入っている。

オープン以降に何度も小田原を訪れているにも関わらず、気付かなかったのは迂闊だったなぁ、と思いながらエスカレーターで3階に上がると、店内のほかオープンエアのテーブルで食を楽しむ観光客も多い。

ミナカ小田原は、隣り合う14階建てのタワー棟と一体的に運営されており、そちらの3階には早川漁港に上がった魚で地酒をやれる居酒屋や、素材にこだわった回転寿司屋なども入っているとのことで、駅ビル内の人気店「魚國」の入店待ちの数が心なしか少なく感じられたのはそのせいかと頷いた。

鯵なんかを肴に一杯やっていきたいが、次の楽しみがあるので駅に戻り、こちらを買ってロマンスカーに乗車。

真っ白な富士山や沿線に咲く梅の花を眺めながら、押し寿司をアテに日本酒を傾けていると40分で町田に到着。

いい気分で改札を抜けてバスターミナルに向かい、神奈川中央交通バスに乗って、滝の沢バス停から徒歩3分ほどのこちらへ。
町田市内に唯一残る銭湯「大蔵湯」さん。以前、お遍路スタンプラリーで訪れたことがあるが、2016年12月にリニューアルされて昭和モダン風に生まれ変わっており、いつか再訪したいと思っていた。

番台に「2024銭湯のススメ~都バスでめぐる編~銭湯スタンプラリー」のスタンプ帳を差し出すと、ご店主らしき男性から激励のお言葉をいただく。

脱衣所の床はゴザが敷かれており、時間帯が良かったのか空いていて、ゆっくり風呂に入る準備ができる。

大枠の構造は以前のものを活かしながら、あらゆる設備が一新されていて清潔感とオシャレ感があり、浴室内に施された玉砂利の床を歩くと足裏が気持ちいい。

軟水のシャワーで体を流し、総ヒノキのぬる湯に浸かると心も体もゆったり。

さっぱりして浴室を出て、服をまとってから大蔵湯さんをあとに、滝の沢バス停から橋本行きのバスに乗り込んで家路に就いた。