滋賀でひと風呂 | 酔いどれパパのブログ

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「お風呂」と「酒」と「路線バス」に関する駄文を書き連ねております。

過日、滋賀でひと風呂。


向かったのは、京阪石山坂本線の琵琶湖浜大津駅から歩いて5分ほどの

「湯~トピア きりしま」さん。
1年前にたまたま前を通って存在に気付いたものの、朝だったので入ることができず今回はリベンジ。

ちなみに1年前に銭湯を発見した朝の話はこちら。

今回は、開店時間の15時半に合わせて琵琶湖近くのホテルを手ぶらで出る。


コンクリート造2階建ての近代的な銭湯の1階入り口には、昭和3年製の体重計が展示されており、出入り する客を見守っている。

2階に上がり、フロントスタイルの番台で入浴料金と貸しタオル、石けん、シャンプー代の合計560円を支払って脱衣所に入ると、すでにひと風呂浴びたおじさんたちが、湯気をあげながら服を着ている。

15時半の開店時間はあくまで表向きで、地元客の来店状況に合わせて柔軟に店を開けているのだろう。

浴室に入ると、関西らしく真ん中に浴槽があり、壁面に向く洗い場では10人ほどが体を流している。

番台で買った1回分のシャンプーと今どき珍しい固形石けんで全身を洗ってから、露天の薬湯でゆったり。

滋賀の銭湯に入るのは、5年ほど前に琵琶湖浜大津の隣の島ノ関駅から県庁に向かう緩やかな坂道の途中にある神楽湯以来。

そんなことを思い出しながら、独り露天風呂で体をほぐしていると、数分おきに違うおじさんが現れて、火照った体を外気でクールダウンさせてから、またサウナに戻っていく。

高血圧の私からみると「サウナから冬の外気ダイレクト」は自殺行為に等しいが、サウニストの方々が口にする「ととのう」には独特の快感があるのだろうと想像する。

10分ほど露呈風呂に浸かってから浴室に戻り、スーパージェット風呂でさらに凝りをほぐして「湯~トピア きりしま」リベンジ終了。

さっぱりして表に出ると、潤いを求める喉と体に従って目星をつけた店を目指した。
(つづく)