江の島周辺軽めに散歩 | 酔いどれパパのブログ

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「お風呂」と「酒」と「路線バス」に関する駄文を書き連ねております。

過日、江の島周辺を軽めにブラブラ。


某日午後、相模大野から特急ロマンスカー「えのしま」に乗車。途中の藤沢で進行方向が変わると、同行の息子が「ロマンスカーもスイッチバックするのかぁ」と呟いている。


何度もロマンスカーに乗っている息子だが、小田原・箱根方面ばかりで「えのしま」には初乗車。江の島も何度か一緒に訪れているが、いつもクルマだったので、息子にとって電車での江の島エリア入りも初めて(だと、この時には思っていた)。


相模大野から30分ほどで片瀬江ノ島到着。

竜宮城のような駅舎は、2年前のリニューアル完了で鮮やかさを増しており、午後の陽光に照らされてまばゆい。


子供たちが小さい頃は新江ノ島水族館に行ったり、 シーキャンドルに昇ったり、島を1周したりと、来るたび違うメニューで江の島を満喫したが、今日は夜に私が渋谷で所用があるので島には渡らず軽めに散歩。


まずは東浜に出て、靴を脱ぎ尻を砂に預けて海を眺める。

江東区に住んでいた頃は、城南島の砂浜によく遊びに行ったが、多摩地区に引っ越してからは海と縁遠くなった。

息子と砂浜に座り、何をするでもなく海を眺めて浜風を浴びているだけの時間だが、心から癒やされる。

しばし佇んだ後、東浜をあとに江ノ電の併用軌道区間を目指して国道を渡る横断歩道の信号待ちをしていると、息子が「⚪君と自転車で来た時、あそこのコンビニで補給したんだよ」とのこと。

高校生になってから、ロードバイクで友達とあちこち行っているのは知っていたが、江の島にも来ていたとは。

龍口寺が見えてくると、今度は「校外学習の時に班行動で、あのお寺行った」とのこと。

親と訪れることで始まった息子の中の江の島周辺の思い出は、私とは無関係にその後何度もアップデートされていることを改めて知る。

それならとこちらに立ち寄ってみると、「校外学習の時に、ここで江ノ電もなか買ったし」とのこと。
そうか、電車で江の島に来たことあるのかぁ、と心の中で呟きながら、もなかではなくこちらを購入。
江ノ島~腰越間の併用軌道区間で、しばし電車を眺めた後、路地をブラブラ。
何気ない住宅地だが、サーフボードを載せるラックを付けた自転車やバイクが停まっていたり、砂落とし用なのか駐車場にシャワーホースのある家が多い。

しばらくブラブラした後、これは知らなかったと息子が言う湘南モノレールに乗車。
懸垂式モノレールには千葉でも一緒に乗って動物園を訪れたりしたが、湘南モノレールは短い区間の中でアップダウンを繰り返し、トンネルなんかもあって楽しんでいる様子。

父ちゃん的には、江ノ電同様に単線で高密度運転、四角い遠方信号機の存在や場内信号機警戒現示で同時進入する光景が愉しいが、軽蔑されそうなので、口には出さない。

大船からJRに乗り換え、先ほど買ったこれを車内で味わいながら帰路に就いた。