大嘗祭に感じる日本人の精神！

（画像はネットより拝借してます）

大嘗祭終わり、清々しい朝を迎えましたネ。
通常は秋の収穫に対して感謝する「新嘗祭」としての祭祀ですが、今回は天皇が即位をした際に行われる「大嘗祭」でした。

特別な祭祀が執り行われました。

この事について、国民の税金、国費が当たられる事に対して
賛否がありますが、あなたはどのように考えますか？

日本の國というのは、皇紀で言うと2679年になります。
応仁の乱に始まった戦国時代の200年余りに中断したにせよ、1300年以上続いている「大嘗祭」です。

秘儀の部分も強く、祭祀の内容は明かされませんが、
国民の幸せと繁栄を願う祭祀で在り、その最高神官として特別な、一生に一度の秘儀である事は間違いありません。

この神事を通じて、真の天皇となるのです。

神道とは、宗教の枠を超えるもの

神道的な要素が強いので、宗教行事、天皇家個人の儀式と考える人もいますが、
そもそも、神道とは宗教の枠を超えるものであります。

神という概念においても
宇宙の中心が天之御中主大神、陰陽のエネルギーが高皇産霊神、神産巣日神に始まる宇宙のエネルギーの事

雨や風、水の流れやなどの自然現象や木や岩など全てのモノに命が宿り、全てが神である。
その自然と共に生きる事、調和する生き方

私達のご先祖様や先人も神として祀っています。
例えば、菅原道真公や楠木正成などの大先輩もそうです。
また、靖国神社に祀る英霊も神として祀っています。

全ての人は神の分御霊
そして、全ての人が、宇宙の中心である「天之御中主大神」の分御霊である
あなたも私も分け隔てなく、尊い存在であると考えて来ました。

このような考え方、感じ方で長らく生きてきているのです。
私達のＤＮＡには、それが染み込んでいるのです。

古代から受け継いできたＤＮＡに、しっかり刻み込まれているのです。
なので、宗教という次元のものではなく、根底、精神、生き方のベースにあるのです。

この大嘗祭にかかる費用が、24億円とか・・・・
これが高いとか、秋篠宮殿下は身の丈に合った事をやるべきと去年発言しましたが、私たち日本人の身の丈って事なんですか？？？

ホントに疑問に思います。

宮殿においても、造ったけど解体します。
これがもったいない・・・・・
けしからん！！！
っていう考え方もありますが、

宮大工の技術の伝承できますよね。
かやぶきや木造建築の技術の粋を集める、伝える事になります。
この、縄文の頃から伝わる技術を伝承するためにも必要だと思いませんか？

私達の日本国は、世界最古の歴史、伝統を持つ國です！
その中心である天皇、
権力者ではなく「最高権威」を持つ天皇が一度きり行う神事ですよ。

日本国の繁栄、国民の幸せ、世界人類の平和を祈る儀式ですよ。

そこをケチってどうするのでしょう。
とても意義のあるお金の使い方だと、私は思います！！！
国民一人当たり2,000円です。。。

あなたは高いと思いますか？

次世代に負の遺産ばかり残さず、
伝統文化、調和的な和の精神を伝承したいと思いませんか？