2020年8月上旬、左胸にかなり大きなしこりがあるのに気づいた。びっくりして、不安に。こんな大きなしこり、今までなんで気が付かなかったのか?いきなり、今日突然大きくなったんじゃないか?
でも、私には左胸に10年以上前から良性のしこり
乳腺線維腺腫(にゅうせんせんいせんしゅ)
があったため、このしこりが突然大きくなったかのかな?とも思っていた。
気が付いてから3日後、乳腺線維腺腫のしこりを毎年検診していた病院で検査。触診、マンモグラフィー、超音波検査をした。
超音波検査の時に検査担当の方が、しこりを触りながら『ここかなり硬いね』と言っていて、心配になった。先生が来て、『針をさして検査』すると言われた。もう心配しかない。
この検査は細胞診。
検査が終わって、自宅に帰って主人の顔を見たら突然泣き出してしまった。こどもがいるのに涙がとまらず、こどもが心配してくれていた。
検査結果は一週間後。色々調べると悪い方向にしか考えられず、心配しすぎてどうにかなりそうな中、仕事に家事に追われ忙しくて良かったと思った。
一週間後、主人も一緒に病院へ。
結果は
classⅢ(クラス3)クラスⅢ … 異型細胞は認められるが、悪性と断定できない
Ⅲa:おそらく良性異型
Ⅲb:悪性を疑う→これだった
まだ、乳癌って決まってない。と言い聞かせる。
大きな病院で診てもらうことになって、予約が取れて翌日に行くことになった。
この日は話をして検査予約をしただけだった。早く検査をして結果を知りたいのに、時間がかかる。
更に一週間後、超音波検査。
その3日後に針生検。
この針生検の時に前回の超音波検査でわかった、脇の下にもしこりがあるからそのしこりの検査もすると初めて聞いた。針が痛いのと、脇の下にもしこりがあったのとで検査中、涙がとまらなかった。
結果は2週間後だと言われた。
そんなにかかるか?早くしてくれとしか思わなかった。
乳癌なのかどうか、わからないこの時期が一番つらかったかもしれない。
結果は乳癌だった。告知を受けたのはしこりに気づいて1ヶ月後だった。主人も一緒にいてくれて良かった。乳癌だったけど、結果がやっとわかって良かったとも思った。
もうこうなったら乳癌を身体から追い出すしかない。闘おう。と決めた。
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