戦後65年
戦地から検閲をすり抜けて妻や恋人に届いた
熱烈なラブレターの数々が今、次々と公開されているという。
彼女らは85歳を超え
残された人生を考え
後世の人に戦争の悲惨さ、惨さ、醜さ、悲しさを
伝える意義を感じての公開という。
戦争に招集された多くは10代~30代の若者である。
当然、恋人や、乳飲み子を抱えた妻達と
強制的に引き裂かれることとなる。
戦場に駆り出される召集兵が多くなればなるほど
検閲する手紙やハガキの数も多くなり
全部が全部検閲される状況ではなかったらしい
戦場の非日常の世界にいる男達の心の支えは
祖国日本に残した妻や恋人達だったろう。
妻や恋人達の心の寄りどころも
戦場から届く手紙だったろう。
残念ながら戦死された場合は
残された手紙が戦後の辛い時期を乗り越える糧となり
どんなに慰められたことだろうと察する。
以外にも戦場からのラブレターの数が多いのにびっくりした。
結構、手紙のやり取りは活発に出来た時期があったのかも知れない。
しかし戦争末期はそこまでの余裕はなかったのではないかと察する。
南方戦線の兵士達は多くの手紙や日記を書き綴っていたらしい。
それをアメリカ軍は接収して日本人の論理面の研究にあてたと聞いた事がある。
日本人は手紙が好きな民族のようである。
映画「戦場からの手紙」にも日本の妻や恋人に宛てた手紙を書くシーンがあった。
残念ながら最後の手紙は地面に埋められたために
直接的には相手には届かなかったのだが…(涙)
最近はメールばかりになった。
ハガキもパソコンで打ち出すことが殆どとなった。
しかし、たとえ字がヘタクソでも、字に表される人間の心と
行間に漂う匂いを感じることの大事さを
これらのラブレター達が教えてくれた思いである。
戦争中、身を挺して祖国を守ってくれてた先人の方々に
感謝を忘れてはいけないと心に誓います。