ＥＶこうやくんを３時間で返却し、
午後から一番に向かった先は
立里荒神社です
この神様、大師信者には外せませんね
お大師さんが壇上伽藍建設の頃から、
一生涯・毎月通った荒神さんです。
歩きでこの距離を～～
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荒神社御宝物写による三宝荒神社の略縁起の
たまごちゃん風の説明
（ご存じの方は写真までスクロールしてね！）
お大師さんが高野山伽藍を開山する時、
今の檀場にて地鎮の修法に入りました。
（建設前の地鎮祭
）
）その時
にわかに天地が振動し
東の方より黒雲たなびき
姿恐ろしい夜叉が現れ
伽藍の建立の邪魔をしたそうです。
お大師さんは修法を止め、問われた。
『・・・汝は何者ぞ。』
夜叉
夜叉
『我はこの荒神ヶ岳に住む神なり。
神体は無し。
我には９億９万８５７２の眷属あり ﾄﾞﾔｯ
その眷属を不信心のやつらの家に遣わし
日々に七難を起して、夜々に七福を滅し、
貧乏で不幸な人にしてやり、
一切の善いことを失くすのだﾌﾌ…』
ﾌﾌ…』夜叉まだしゃべります。
『でも、もし積極的に色んなお供えをもち
一心に我をお祀りしてくれるならば、
速やかに三宝荒神と現じて
一切の障りはことごとく消滅し、
一切の諸願を叶えてやる。
七難即滅七福即生は我第一の誓願。
必ず大願成就すべし。マジで』
お大師さんは無二の信心を固く誓い、
１枚の板に三宝荒神の御像をかかれ
それを本尊とし、７日間荒神供を御修法。
伽藍繁栄、密教守護の祈誓をされると
その後、伽藍の建設中には
何の障りもありませんでした。
お大師さん御一生の間、この荒神さんへ
毎月ご参詣されたとの事です。
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高野山の奥の院から龍神スカイラインで
車で３０分ぐらいです。
めっちゃめちゃ山奥
ここは観光で来るような所じゃないので、
荒神さんを信仰する方しか来ませんね
鳥の声が聞こえています
見てください～
大・絶・景
この山々～～～～
大峰山が一望できます。
金剛山も見えています
ここから雲海も見れるそうですよ
ひっそり・・・
誰もいません。
古典的な鳥居が立ち並びます。
たまに金属製の鳥居もあります。
あっ
お知り合いの名前の玉垣が
こんな所で思いがけず発見
よく見ると、会社名だけでなく
個人名でも、奥様のお名前でも、
ご両親のお名前も並んでる
昔は、父と子で頑張る小さな商い。
その息子さんがたった一代で
今や年商１００億円企業ですからね。。
荒神さんのすさまじいパワーでしたか
駐車場のところから数えて、
本殿まで１９１段ありますが
真ん中に手すりが設置されていて
足場も良いので頑張れます。
（左側通行）
途中でこのようになっている所には、
巳さんがいらっしゃいますよ
登りしなに卵をお供えして降りてくると、
帰りにはもう卵がなくなっている事も
（この日は卵を忘れてしまいました…）
汗だくで、本殿に着きました。。
山の木を切らないでの屋根工事や
敷地の工事にあたたかさを感じます。
まず息を整えます
御祭神は、火産霊神・誉田別命ですが
もちろんここは、ご本尊三宝荒神の
元お寺ですよ
天津祝詞～般若心経～三宝荒神真言
～諸天諸神通用真言～光明真言
伽藍は今もなお、1200年前と変わらず
聖地であり続け、真言密教は正しく
この国で引き継がれています。
ここに立ってふと感じたことは、
もしかして
お大師さんは今でも毎月、ここの
荒神さんにお参りされているのかも。
（もう歩きじゃなくてピューンと行けますね！）
そして荒神さんは高野山と密教を
ずっと守り続けて下さっているのかも。
そのように思うと胸がいっぱいに
いつまでお参りできるかわからない。
今ここに来させてもらっている感謝。
お大師さんの美しい無二の信仰心や、
約束通り何千年も守り続ける
荒神さんの有難さ、モーレツな強さ。
感激でいっぱいの一日でした
このブログをまとめるのに、
撮った山々の写真をよく見ていたら
（さっき上の方で載せたやつ）
真ん中あたりに黒いカラスが３羽
なんと縁起の良い～～
と
と喜んでいましたが・・・
拡大したら・・・
なんか・・・これカラスじゃない。
ナニコレ
空飛ぶおたまじゃくし
今日もたまごちゃんのブログを
読んでくれて本当にありがとう
真心をもつ素晴らしいあなたに、
神仏の御利益がありますように
優しいみんなにいい事ありますように
立里荒神社（荒神社）
〒648-0301
奈良県吉野郡野迫川村池津川３４７
0747-37-2001