考え事してた訳でもなかったと思うけど
大阪やのに、なんでか
珍しく道に迷ってしまいました
こっ…これ、どこや…
『次の信号で赤になったら、
ちょっとナビ入れようっと』
そして、はじめての赤信号
が停まり、チラッとなにげに
右側を見たら、そこにあったのは…
あっ ・・・・・
神社や・・・
ちょうどそこに神社あるとか
すごい運命的 ズキューン
これは、素通りできないよね…。
この流れ…(笑)
ちょっと車とめて、ササッとでも
この神様に手を合わせたい
よし 行こう
『 天満宮 』とあります
おおお 天神さまでしたか
最近、道真さま続きですね・・・(笑)(笑)
昨年の10~11月にかけての
聖徳太子さまのミラクル続きみたく
今度は道真さま続きが来てます
『天下茶屋あだ討ち供養塔』が、
入ってすぐにありました
歌舞伎にもなった江戸時代の悲しき事件。
お馴染みの牛さんンモー
手水舎
由緒書きに目を通します ふむ…
天神ノ森天満宮
別名いっぱいあるよ~
天下茶屋天満宮
→天下茶屋の屋敷に近いから。
子安天満宮
→秀吉さんが参詣した子安石があるから。
紹鴎森天満宮
→武野紹鴎がこの森に茶室をたてたから。
※千利休の師匠
ご祭神は、もちろん菅原道真さま
京都の北野天満宮からの
御分霊とな~~
お正月に、北野天満宮でご挨拶した際
天気雪を降らせて下さった
道真さまが、もしかしたら
『こっちにも手を合わせにおいで~』と
わざと迷子にさせてくれたのかも
超プラス思考(笑)
誰もいない……境内。
社務所もお留守で閉まってます。
ご朱印もらえないけど、まいっか。
ご本殿
リアルに静かなだけでなく、気配が?
神さまのところもなんか静かやな~…?
まぁいっか!と思っていましたが、
祝詞を唱え始めますと、
みるみるにおいが変わってきて
神さまの気配いっぱいに満たされます
だから一人ぼっちのお参りが好き
来たな~と顔を見にきて頂いて、
京都北野でのお礼もゆっくり話せました。
子安石
淀君が妊娠中に、秀吉さまもここへ
安産祈願にお参りされたそうです
そして秀頼さま!元気いっぱいご誕生
奥には……
右、猿田彦命
真ん中、天照皇大神
左、稲荷大明神
裏側の奥に行くと……
白雪龍神
白鬚龍王
白龍大明神
そして、この土地を守る神様も
お祀りされていました。
たまたま迷子になったお陰で、
出会えた道真さまの神社さん
今日のこと、とても嬉しかったから
帰宅してから由緒をよみながら、
当時を自分なりにイメージしてみたり
ここらへんは、鬱蒼とした森やったんかぁ・・・。
清水が湧いてて、千利休がお茶をたてて、
秀吉さんが喜んでたのかぁ・・・。
いっぱいお付きの人つれて、お参りしてたんやろな・・・。
いいなぁ・・・神社ってつくづくひたる
道真さまが大宰府に左遷の折に、
住吉大社への行きしな、この場所で
ご休憩され・・・で、そこに祠が建立され
北野天満宮からご分霊し、現在に至る。
それがこの天神ノ森天満宮の始まり
秀吉さんも住吉大社にお参りの際は、
この道を通って、天下茶屋でご休憩され
お参りに参詣されたそうです
※天下茶屋ってのは、この神社のすぐ横にあった
有名な茶屋のデカいお屋敷です。
天下茶屋は大阪大空襲でなくなって、
今は小さな跡地が残るだけですが、
この辺の地名にもなっていますよ~
道真さま・・・
皆なかよしうそ鳥交換のお祭りも
嬉しかったけど、今回の迷子も
結果的に嬉しかったです
いろんな所に呼んで下さって有難う
お友だちの皆さん
いつも遊びに来てくれてありがとう
神様のお導きが、私のお友だちにも
電波に乗って届きますように~
天神ノ森天満宮
〒557-0042
大阪府大阪市西成区岸里東2丁目3−19
06-6651-5330