護衛艦「かが」ドローン撮影に思う事 | ウッドデッキDIY☆MCヨッチャンのBlogⅡ

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MCヨッチャンです。

ヘリ搭載護衛艦から中型空母への改装中の

海自護衛艦「かが」が中国の「这是我小号4」なる

人物によってその甲板の全容がドローン撮影

され、中国の動画サイトBilibiliに投稿されて

世界の驚きを招いたという件。

正直、私もウッソー?!という驚きでした。

どうやらこの「这是我小号4」という人物は反中の

中国人で日本の大学で勉強していた人物らしい

ですが、

そんな事はどうでも良い。

問題は日本を守る海上自衛隊の基地に

民間人がドローンを侵入させて

軍機に関わる航空母艦の全容が撮影されて

しまったという事です。

これ、昔ならわざわざ決死の覚悟で偵察機を

飛ばしてカメラで空撮するという任務に

当たります。

今ならば衛星写真などが有りますので

画像そのものは大した事ではないのですが

このドローン空撮に全く気付かなかった

という海自の警備体制には

大いに失望したという事です。

私の尊敬する西村さんも

「自衛隊は戦争する気が無いのか」

云々とコメントされていますが

これは通常の軍隊であればこのような失態は

しないだろう?

という励ましでも有ると思いますが、

木原防衛大臣も

「極めて深刻」と仰っていますように

これは一大事という事になります。

もしこれが日本ではなく、

中国で日本人留学生が中国海軍の基地を

無断で撮影したらどうなります?

間違いなく刑務所行きになりますし

おそらく今の日中関係からして数年は帰国できない

事態になります。

中国に限らず

他国の海軍基地というものはそれ位

セキュリティーを厳しくしていますよね。

なのでこの件は世界の笑いものになったという事です。

そこで私が不思議に思う事は

横須賀の海軍基地周辺では

民間人が基地を見下ろせるエリアが広くあるのかな?

という事です。

しかし民生ドローン撮影はその操縦者が

半径1kmから1.5km以内に居なければ

出来ないだろうと思うので

今回の撮影は近い位置から操縦しただろうと

思うのです。

それを易々とさせてしまったというのは

不思議でなりません。

しかもその中国人は既に帰国しているらしいので

為す術無し。

この問題の中には

自衛隊が民間との融和を重んじる側面に

於いて少し開放的な部分が大きかったのかなと

思うと共に

しかし機密機密と言っていれば逆に

民間の反感をや疑問を被る。

難しい問題ですが

これもそれも自衛隊が災害救助と

国防の2方面に従事している事も

関係しているのではないかと思います。

なので私的には

国難救助部隊と戦闘部隊を明確に

分ける事は出来ないのかなと。

憲法を改正して純然たる軍隊としての

国防軍と称する事が出来れば

海自の基地ももっと機密性を高められる

と思いますが。。。