「尾てい骨が半年以上痛くて…。
学校で、ずっと座れないくらい痛いようなんです
」
バレエをしている娘さんに関して
お母様からご相談をいただきました。
レントゲンやMRIからも、骨折の所見はなく
整形外科
へ行っても原因がはっきりしない…
診断がつかない…
という状態でした。
骨折が無いということは
軟部組織性(筋肉や筋膜、靭帯など)の問題かな…?
仮にそうだとすると
尾骨付近に付着している『骨盤底筋群』が
過緊張になっているのかな…?
と当たりをつけつつ
パーソナルセッションへ来ていただきました![]()
姿勢観察をしてみると…
ちょっと前重心かな~![]()
「バレエだと、どんな動きのときに痛い?」
と聞いてみると
「前にカンブレをするときに痛い
」
と教えてくれました![]()
実際に “カンブレ” をやってみてもらうと
お尻が後ろに引けてしまい
股関節屈曲90度ほどで
「痛くてこれ以上できない…
」
という状態でした。
ひとまず『骨盤底筋』にアプローチ![]()
リリースをかけたあと
座ってみてもらったり
同じようにカンブレしてみてもらうも
痛みは変わらず…
殿筋群なども
狙ってアプローチをかけてみるも
いまいち変わらず…
つぎに
『腹部の筋群』へアプローチしてみると…
座った姿勢や
カンブレでの “尾骨の痛み” が軽減しました![]()
では、
“自分なりの考察” をお伝えします![]()
(こういうのって正解は一つではなく
他の考察や、考え方もあるので参考程度に
読んでみてください~
)
ーーーーー
身体にある "筋膜" は
① 背面にあるSBL(バックライン)と
② 前面にあるSFL(フロントライン)
(著)アナトミートレインより抜粋
①②それぞれが
筋膜がゆるんだり、緊張することで
矢状面のバランスを保っているとされています。
詳細にみていくと
「① バックライン」を構成している
脊柱起立筋の先端は
仙骨の先まで、走っているんです。
(著)アナトミートレインより抜粋
姿勢観察でみられていた
「前重心」のクセ があったことで
前側の
「②フロントライン」の筋膜が縮んで
うしろ側の
「①バックライン」に伸張ストレスがかかり続け…
それにより
「尾骨」に負荷がかかっていたのではないか![]()
と考察しました。
さらに、彼女は
少しの重心のズレでも
部分的にストレスがかかりやすかったのではないか…
と考えられます。
「全身関節弛緩性」が高い人って
一般的に痛みが出るところと
別のとこ(予想外なとこ)に痛みが出ることも多く
通常の整骨院などでは
見落とされちゃうことも~![]()
おなじように
バレエでの痛みでお悩みの方は
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一度、ご相談ください![]()
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