長母指屈筋腱炎(ちょうぼしくっきんけんえん)

ってきいたことありますか?あし

 

 

「ダンサー腱炎」とも呼ばれることがあり

 

トウシューズを履いて踊る

女性バレエダンサーに多い疾患です。

 

 

~長母指屈筋のはたらき~

▶足関節の底屈(足首をポイント方向に動かす)

▶母趾の屈曲(親指の関節を曲げる)

 

 

 

そのためバレエでは、

 

「アテール → フルポアント」

になるとき

 

「ドゥミポアント → フルポアント」

になるとき

 

など

頻繁につかう足にある筋肉です!バレエ

 

 

 

 

~長母指屈筋があるところ~

 

ふくらはぎの下腿三頭筋の

さらに下(深層)にあって

 

骨(脛骨の裏)にペタッとついてる感じです。

 

 

 

 

 

 

 

なんとなく図をみるだけでも

 

アテール右矢印ポイントの動きを反復するときに

使いそうな筋肉ですよね!バレエあせる

 

 

とくに

「内くるぶしのうしろ」を通る部分

 

“ここ(赤丸丸レッド部分)”

で炎症が起きやすくなっています 救急車アセアセ

 

 

 

 

この丸レッド部分は

 

▶親ゆびに向かうため

 約90度、方向転換していること

 

▶腱のトンネル(=腱鞘 ※)がある

 (※腱と骨が直接、擦れたりしないように保護したり滑らかに動くようにしてくれるもの)

 

 

上記のような構造になっていることから

 

 

 

「ポアント右矢印アテール」

などの反復した動きによって

炎症や圧迫が起きやすくなっています。

 

 

 

つまり、

長母指屈筋腱のオーバーユース(使い過ぎ)

が、長母指屈筋腱炎の原因といえます。

 

 

ちなみに…

 

三角骨障害と痛みの部位が似ているため

判別がつきづらかったり

 

併発していることもあります泣くうさぎ

 

 

 

“オーバーユース(使い過ぎ)”

になっている原因には

 

“まちがった身体の使いかた” が多く考えられます。

 

 

 

体幹筋をつかわずに

「足首の力だけ」で踊ろうとしていたり

 

足うらの筋肉(内在筋)を使えていなかったり

 

関節の硬さがあったり

 

関節可動域はあるけど

十分に使いきれていなかったり…タラー

 

 

 

「使いかた」が解決しないと

せっかく痛み・炎症が治まっても

 

再発する可能性も高いので

 

「身体の使いかた」

を見直すことが一番の近道ですOKキラキラ

 

 

 

 

気になるかたは、気軽にご相談くださいおねがい飛び出すハート

 

 

 

 

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