これは、今年はじめに逝った従兄の残した手記である。
(①より続く)
改めてふりかえってみると、洋子と出会い、龍太と剛という二人のすばらしい息子を授かり、恵まれたありがたい人生だった。
余計なこともずいぶんしたかもしれないけれど、僕も自分でできることは精一杯やってきたと思っている。
龍太の少し長い反抗期と剛の何度かの家出には、悩んだけど、今はすっかり思い出話になり、頼もしくなった二人を見て、とても心強く思っている。
洋子には、ずいぶん迷惑をかけたね。でも、洋子の理解と協力のおかげで、ずいぶんたくさんの楽しい計画を実行することができた。
わがままにつきあってくれてありがとう。
そしてすばらしい音楽のパートナーだったよ。
僕にとって最高の人生のパートナーだった。
そして、この病気が分かってから、大子もつらいだろうに、いつも元気づけてくれてありがとう。
そのおかげで、前向きにがんばってこれたよ。
ババ、兄、姉さん、賢子、大樹、城功もありがとう。
みんなが近くにいて心強かったし、楽しかった。
最初はジジもいたバーベキュー、比内地鶏のぜいたくな鍋・・・。
食べるときも楽しかったし、書きたいこといっぱいあるけど、とにかくありがとう。
兄、ほんとうにありがとう。今までも兄にたくさん助けられたけど、この病気になってほんとうにたくさんの迷惑をかけた。
でも何でも引き受けてくれて助かった。
兄弟がいて、ほんとうによかったと思ったし心強かった。
姉さん、いつもうちらのことを気にかけていただき、ありがとう。
洋子をよろしくお願いします。
龍太と剛へ、父さんとじっちゃんも10代後半は仲が悪く、いがみあっていたことも多かった。
でもそれは、一時的なもの。
兄弟ってほんとうにありがたい。
龍太と剛も、助け合って兄弟それぞれよい人生を歩んでほしい。
そして二人で力を合わせ母さんを大事にしてほしい。
ババへ、ハタハタとガッコおいしかった。
病院食もたべられなくなった今、舌に残っているのは、ハタハタとガッコの味だよ。
東京のお父さんとお母さんには、いつも大事にして下さり、ありがとうございました。
遠い秋田まで大事な嫁を送り出すだけでも心配でしたでしょうし、その上、僕がこんな病気になって、洋子に気苦労をかけていますので、ほんとうに申し訳なく思っています。
でも、はっきり申し上げておきます。
もちろん途中では、いろいろなこともありますが、私は洋子さんのおかげで、すばらしい結婚生活・家庭生活と豊かな人生を楽しく過ごしています。
このようなすばらしい嫁さんを私に妻として歩ませて下さったこと感謝しています。
親類のみなさんにも、いろいろ書きたいことはあるのですが書き切れません。
ほんとうにありがとうございました。
・・・続く