こんにちは

へちまです

2023年はへちまのドラマ元年

 

ということで

人気ブロガーさんがやってる

MyBest3的なの

 

へちまもやってみたくて・・

 

 

ということで3本選んでみました。

あまり数を見てないので比較的簡単に選べました。

で、やはりトップに君臨するのは、へちまに新しい世界を見せてくれたこのドラマ。

 

 

  君子盟

weTV、衛星劇場で視聴

ただいまu-nextでも有料ですがオンエアちう

 

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2023年の暑い夏を、このドラマを見て乗り切りました。

最初はドラマ愛をinstaで語っていたのですが、書きたいことが山のように押し寄せてきて収拾がつかなくなり、一念発起でamebloを始めてみました。

そしたら同じような人がいっぱいいて、ひたすらイケメンに溺れてもいいんだということを悟りました。

 

主演のジン・ボーランのお姿はなんという美しさでしょう!

それは単に顔面が好みであるというだけではなく、スタイル(様式)があるってことなんです!

 

 

 

 

都市をひとつの主人公として描くドラマはわりと見かけますが、こんなふうに「狭く」「ミニマムに」に捉えていたのははじめてでした。

「君子盟」的狭い世界についてはコチラ↓

 

 

 

 

控えめな遠近法でシンメトリー(左右対称)に捉えられた画面は上質で、この决めアングルは繰り見せられても飽きることはありませんでした。

 

またそこにすっぽりとおさまったジン・ボーランの様式的な美しさは衝撃でした。

「君子盟以前」と「君子盟以後」、へちまの人生を二分する出来事でした。

 

残念な点もいくつかあったドラマでしたが、それらを差し引いてもへちま的Best間違いなしのドラマです。

 

シュルレアリスムの画家デ・キリコの「イタリア広場」1914年?

計算された構図に「君子盟」を感じます。

 

 

 

 

 

  蓮花楼

IQIYIで視聴

途中からAI翻訳がなくなって英語字幕でがんばるはめに。

それまで散々ディスってたAIさんに「戻ってきて〰︎」と土下座しました。

 

 

もともと謎解き系が好みなんですが謎も良かったし、チャン・イーさんがとってもお綺麗でした。

 

でも、これブロマンスですよね?

主人公である李蓮花によせるふたりの男の重すぎる愛が煌びやかに散りばめられてませんでしたか?

またまたチャン・イーさんが破格に綺麗だし?

 

えと、ですね「君子盟」はほぼほぼブロマンスではなかったと思うのですが、なんかブロマンス規定にひっかかって大変な目にあったのですよ。

 

「蓮花楼」がいけてなんで「君子盟」がダメなの?

もう時期が悪かったとしか言いようがないですよね。

 

 

衣装はハイレベルだとは思うのですが、ちょっとわざとらしくてへちま的にはイマ一歩でした。

 

あと特筆すべきは流麗なスタント

骨のしなり、筋肉の収縮を感じる流れるようなワイヤーアクションは武侠好きでなくても見惚れるほどでした。

中国ってすごいなぁ、進化しているんだなぁ。

このスタントの後に「陳情令」とか見たら、そりゃあ古臭く感じるんでしょうね。

 

また「ハウルの動く城」まんまの蓮花楼(主役の住んでる移動式の住居)もキャッチーな魅力に溢れていました。

 

そうなんです。作品自体がすごくキャッチーだったんです。

マスな人心にぴったりと合うドラマでしたよね(褒めてます)。

素人のわたしでも販売グッズがどんどん思いつくほど、配信料以外でもいっぱい収入が見込めそうな優良ドラマです(褒めてますよー)。

 

 

 

 

  山河之影

IQIYIのAI翻訳で視聴

いまいち理解が追いつかず苦戦

 

 

今年見たなかでいちばん優れていたと感じたドラマです。

とにかく作品がぶ厚い!

 

上のふたつの作品が架空の時代・都市を描いているのに対して、こちらはピンポイントの時代設定(建文3年/1401年)と都市(南京)が香り立つように立ち上がっています。

 

結局ドラマには出てこない(見逃してる可能性あり?)燕王(永楽帝)が影の存在としてドラマに深みを添えています。

衣装はこれみよがしの派手派手のんじゃなくて、人がちゃんと着ている重い質感とオリジナリティを感じました。

 

同じスタッフで撮られた作品(「ブレイド・マイスター」「修羅:黒衣の叛逆」)があるらしいので今度見てみます。

撮影では「あ、ココ、このアングルで撮るんだ」ってシーンがあって唸らされました。

エンディングでベルトをキュッと締めるシーンは、衣装フェチのへちまの大のお気に入りでOSTの魅力と相まって最後までskipなしでした。

 

また男主のジャン・ユンロンさんの彫刻的な体つきの美しさは国宝ものだと思いました。

重力をしっかり感じさせる身体がドラマに現実味と厚みを与えています。

もし、ふたりの男主のどちらかの顔面が好みだったら、へちまの2023年はえらいことになってたと思います。

 

恋愛模様も美しくて、男主と女主が気持ちを寄せ合う過程はとても美しかったです。

女主が影絵に込めたささやかな愛の営みは、切なくも愛らしく、薄い紙の人形とその影が作り出す画像のなんたる深さよ。

 

 

 

へちまはAI翻訳で見てたんで、イマイチよくわからないとこがありました。

タイトルの「山河之影」の意味もいまだにわかりません。

そんなへちまに朗報デス。

なんと「山河之影」のDVD BOXが発売されるみたいです。

ちゃんとした日本語で鑑賞できる日が待ち遠しいです。

 

https://amp.natalie.mu/eiga/news/553889

 

 

「山河之影」では盛期ヴェネチア派の絵画を連想しました。

湿り気をおびた画面、景色のなかで重なり合う水の表現がとてつもなく美しく絵画的でした。

ジョルジョーネ「嵐 テンペスタ」1505-1507年

 

 

 

 

 

そんなに本数も見てないし、完走してないドラマの方が多いのですが

完走したなかでも

 

「風起洛陽」はつまらなかったな。

二番煎じ感があったし、セットも壮大なわりに響かなかったし、イボさまは綺麗だったけどイボさまの古装の着付けはアレで良いのでしょうか?

胸がえぐれています。

 

 

「長安二十四時」はつらい体験でした。

ただただ忍耐を学びました↓

 

 

 

あと「雲之羽」。

透明感があって、好きなタイプの作品なんですが、主人公一族が嫁さんを選びをする際、その選考がさながらミスコンで、しかも子宮目的なんです。

ここはちょっと看過できない。

ジェンダーに対する無神経な描写に嫌悪感を持ったのはへちまだけではないと思います。

トランスジェンダーである郭敬明さんだからこその繊細な表現があっても良かったような。

 

 

 

まとめ

 

去年はなんといっても「君子盟」に出会えたし、その勢いでamebloもやってみたりして。

それでいろんな人のブログを読めて本当に楽しかったです。

いっぱいの方を勝手に友達認定、同志認定させていただきました。

 

そして

好きなものを 思い切り好きって言っていいんだ」

ってこと。

 

 

さてさて、今年はどんなドラマに出会えるのかな?

井宝からへちまに届いた年賀状によるとジン・ボーランがらみはこんなんみたいです。

「倒?刺」ってのがわかんない。逆剥って意味らしいですが謎です。

 

 

 

上質でセンスの良い作品に出会いたいです。

もちろんイケメンにも出会いたいです。