「夜不収」のスタッフが

すごそうなんです

 

あの「長安十二时辰」のスタッフが

まんま集結しております

 

 

へちまがとにかく愛してるジン・ボーランさんの新しいドラマ「夜不収」の情報を細切れに綴っております。


今回は同じ監督さんの「長安二十四時」を拝見いたしました。


この「長安十二时辰」(長安二十四時)ってドラマ、評判も上々で、ドラマいっぱい見てる達人たちは「稀にみる名作」って評してらっしゃるんですが、へちまには実は鬼門でして・・。


今までに3回トライしたんですが、完走できないんです。

なんか高尚な感じでアホお断り的な表札が出ておりまして悲しい

でも今回は違います。完走しました。

 

監督は曹盾さんという方。

どうやら撮影出身の方のようです。

視覚効果監督、撮影監督、美術監督も「長安二十四時」と「夜不収」は同じメンツです。

残念ながら衣装に黒澤和子さんのお名前は見当たりませんでした。

 

 

    

 

では頑張って完走した「長安二十四時」について少し語ります。


衣装なんか今まで見たどのドラマ(そんなに見てないけど)より優れていると感じました(そして優れているということと好きはベツモノだとも感じました)。

24時間の間に起こったことを超スローペースで48話もかけて(やめてくれ!)綴るドラマですので、当然お着替えも最少で着替える際にはちゃんと理由もあって「着替えるぞー」って宣言までします。


このドラマは「長安という町が主人公」とよく言われますが、衣装などの小道具も間違いなく主人公です!

 

物語のなかで衣服が人の体温や温度を吸っていくさままで感じられます。

 

 

彼女の着ている衣装なんか正倉院裂まんまです。

文献を調べて織って縫製したのでしょうか?

1話で登場したときは怖いお姉さん的な印象で衣装もばしっとしてますが、話数が進むにつれて人と衣装が一体化していきます。

 

紅牙瑞錦(こうげずいきん) 正倉院裂より龍村美術織物が製造

 

 

通りすがりのチョイ役たちの造形にもびっくりしました。

盛唐の俑や書画からとっているんでしょうね。


これが盛唐の美の基準↓

加彩婦女俑(かさいふじょよう) 8世紀唐時代 大阪市立東洋陶磁美術館蔵 六田春彦撮影(部分)

 

奈良国立博物館で毎年秋に開催されている「正倉院展」で見たよーな小物がさりげに使われていたりしてフェチには眼福でした。

 

そしてまたセットがすげー。

「君子盟」のミニアチュールな世界にどっぷり浸かっていたへちまの目はパチパチと電卓化したのでした。

 

「君子盟的狭い世界」についてはこちら↓


 

人物・時間・都市が生き生きと輝くように描かれており

テーマは壮大で、骨太な普遍性があります(たぶん)。

まちがいなく名作認定決定です(きっと)。

この先、類似のドラマが作られるたびに「焼き直し」って言わせるような力があります(ぜったい)。

先日、「風起洛陽」をぱらぱらと見てみたんですが、これも「長安〜」の美麗版ですよね。


 

 

しかし、どんなにドラマが良くってもへちまにはつらい・・・

だって

イケメンがいないのよ!!

 

 

一応、イケメンもいてるみたいなんですが、へちま的視点からはズレておる。

これはもう言葉では説明できない。

郭さんの次の作品なんか、またまたイケメンパラダイスみたいで羨ましいです。

だってへちまは「眼福派」なんです。



 

 

 

「夜不収」をめいっぱい楽しみたいので、今回は頑張って全話見ましたが、正直最後のほうは「もう誰が黒幕でもいい」「涙なんかいらない」「はやく終わってくれ」と心が叫ぶのを止められませんでした。

 

きっと監督の曹盾さんも、へちまのような不憫なものを二度とださないために「夜不収」には門外不出(意味不明)のイケメン枠ジン・ボーランを起用したに違いない!

 

こんな完璧な絵の中で推しを鑑賞できる1年後が待ちきれません!

ヒゲでもいーーぞ。

 

 

 

 

 

画像は探し回ってるので自分でも出典を思い出せません。

問題があれば言ってください。

すぐに削除しますんで。