ウェディングスナップ撮影の問い合わせをいただきました。

その結婚式場は10年前に一回だけ行ったことがあります。

それで、10年前に撮った写真を見直してみましたら、その時の記憶が鮮烈に戻ってきました。

 

それだけ、「印象的な出来事だった」ということだと思います。

 

10年前の結婚式。

 

事前に新婦さんから、「田舎から体の不自由な祖母がわざわざやってきてくれます。年齢的なこともあり、もう2度と会えないかもしれません。白ドレスで、祖母との写真を撮って欲しいです」との要望がありました。タイミング的には、「親族控室で少し時間の余裕があるはずなので、そこで撮って下さい」と言われました。

 

さて、挙式当日。親族控室に親族が集まってきて、お祖母様も到着です。

私はすぐに「新婦とお祖母様の2ショット写真」を撮ろうとしましたら、そこに、邪魔者が現れました。

 

「挙式の進行を担当します。@@@です。私は当社の中で唯一のサービスマスターという称号を得たものでして、スペシャリストです・・・・・」 要するに、自分の自慢話です。これが一言で終わらず、何分も続くのです。

私は、早く撮影しようと、その「サービスマスター」(以下 Sさんとします)さんに、「新婦様からの要望なので、写真を撮りたいんですが・・・」と声をかけましたが、「あんたは黙っていなさい!」と怒られました。私、その式場の従業員ではなく、新郎新婦に頼まれてやってきたカメラマンであり、式場から見たら「お客様に順じる立場」だと思うのですが、Sさんにとってはそうではなかったようです。

 

この話は5分くらい続きまして、「親族紹介が始まる前に、お嫁さんと祖母が久しぶりの会話をして、仲良く笑顔で記念写真」というのは撮れませんでした。

 

このあとは「親族紹介」になりました。この仕切もSさんです。親族紹介というのは、普通、淡々と素早く終わるものです。ですから、「親族紹介が終わったあとに時間がある」と考えて、そこで撮ろうと思いました。

 

しかし・・・・・

 

このSさん、親族紹介が終わったら、今度は「結婚というものは・・・・」と、牧師さんのお説教みたいのを始めてしまい・・・・ これがまた5分以上しゃべっているのです。

 

そのため、親族紹介が終わったらすぐに「写真室に行って、親族集合写真になります」となり・・・・ またまた写真を撮れませんでした。

 

 

これが終わってしまうと、親族が新郎新婦を独占できる時間というのがほとんどありません。元気のいいご友人たちがやってきてしまいます。そういうところでは親族は遠慮しがちですし、体が少し不自由なお祖母様が前に出ていくことも無理です。

 

本当に申し訳ないんですが、白ドレスでの「新婦&祖母の記念写真」は撮れませんでした。

(※お色直し後は撮りました)

 

 

新婦の願いを台無しにしてしまう人が「サービスマスター」なんでしょうか? 強く憤りを覚えたことを思い出しました。

 

あの人、10年もたったし、今は消えていることを願いたい。

 

 

 

コロナでいろいろな制限が課されていた頃。

問題となったのは、「ソーシャルディスタンス」で、今までの基準では

「100名までOK」という披露宴会場が「50名までしか入れられない」というふうになったこと。

 

このため、招待するゲストの数を思いっきり絞らないといけなくなりました。

そして、詰め込むのが前提である「二次会」は、ほぼ全滅になりました。

 

そういった時に、こういうのはどうだろうか? と考えたことがあります。

 

「まず、親族だけ集めて、披露宴を行なう」(飲食あり)

そのあと

「親族も友人もいっしょになって、挙式を行なう」(全員マスク着用 飲食なし。親族はこれで帰ってもらう)

そのあと

「友人だけ集めて、披露宴の第二部を行なう」(飲食あり)

 

こういう方式です。

 

ポイントは、2つの披露宴の間に「挙式」を行なうこと。

 

これだと、披露宴が2回に分かれるため、飲食が行われる披露宴の参加人数を減らすことができて、ソーシャルディスタンスを保つことが可能で、でも、挙式には全員がいっしょに参加できる。 ということで、みなさんが満足できるのでは? と考えたわけです。

 

 

「我ながらいいアイデアではないか?」と思ったのですが、浅はかでした。いろいろと各結婚式場のことを調べていると、これと同じことをすでにプラン化している式場さんがありました。そりゃそうですよね。式場さんはプロですから。

 

 

今も、オミクロン株が猛威を振るっています。政府の制限はないにしても、ディスタンスをとることが良いことには変わりません。感染防止のために、上記プランの式場を利用するのもいいことではないでしょうか???

 

 

 

 

 

コロナ関連の「制限」がなくなり、「結婚式を挙げる」ことに関しては、ほぼ復活した感じだそうです。

(ただし、二次会はやはりやらない人がほとんどです)

 

そのため、当事務所に「スナップ撮影」の相談メールも少しずつ来るようになりました。

ただ、話を詰めてくると「やっぱり、外部業者の持ち込みは無理でした」と、キャンセルになってしまうことが多く。

このへんは「まあ、仕方ない」とあきらめるしかありません。

ただ、そうやって、ちょっとでも接点を得たお客さんに対しては、商売関係なく、「写真以外のことでもなんでもいいですから、なにか質問があったら聞いて下さい」と伝え、「両親への感謝の手紙、やりたくないんですけど」という相談にも乗っています。

 

さて、スナップ写真のことに戻りますが、「きれいなスナップ写真を撮ってもらうにはどうしたらいいでしょうか?」と聞かれた際にお答えしていることをひとつご紹介します。

 

「披露宴会場は、天井や壁が白いところを選んで下さい」

 

これを最初にお伝えしております。

 

これって、写真屋サイドのただのわがままなんですが、ウェディングスナップの基本的な照明の当て方というのは、「間接照明」が基本で、カメラについているストロボの光を、一回天井に当てて、柔かくなった反射光を被写体に当てて撮影します。

この場合、天井や壁が白くないと、きれいに反射しないんです。

なので、上の写真のような披露宴会場だと、きれいにスナップ写真を撮影できますが、

こういった「天井や壁が黒い」ところでは、ほとんど光が反射しないため、間接照明のテクニックが使えず、光がきれいに回りません。

 

和風の宴会場の場合、天井が「木の板」になっていることがありますが、これも、写真屋泣かせの宴会場になります。

 

ほんと、わがままなんですが、できれば、白い会場をお願いします。

 

 

それと、宴会場の一面が「窓」になっていて、景色が良くて、外光がいっぱい入ってくる宴会場も、「いい披露宴会場だなあ」と感じますが、これも、写真屋的にはなかなか手ごわい会場になります。

 

 

説明すると難解なことなんですが、人間の目にはどちらも同じ色に見えますが、実は「太陽光は青っぽい光」「室内の照明灯の光は赤っぽい光」でして、色味が違うんです。

 

窓があって外光が入ってくる宴会場では、実際は、窓際は青っぽいが、窓から離れると赤っぽくなる、という現象が「写真」になると起きてしまいます。

これを、人間の目で見たような感じに調整するのが至難の技です。

 

そういうわけで、「天井や壁が白ではない」「外光がいっぱい入ってくる」、そういう宴会場の場合、相当レベルの高いカメラマンが撮っても、できあがった写真は、「なんか変な色だなあ」と感じることがあります。(※あとから修整できない、ビデオの映像なんかは、それが顕著に現れます)

 

これは仕方ないことなので、クレームは言わないでいただけたらと思います。

 

新郎新婦さんにはわかりにくいことですし、式場のプランナーさんでも、こういう専門技術のことはまず知りませんが、もし、すごくきれいなスナップを残したいのであれば、宴会場選択の際に、上記事項をちょっと考えていただけるといいかな? と思っています。

 

 

 

 

 

 

 

コロナが収まってきたと思ったのも束の間、また、ものすごい感染爆発が起きております。神奈川でも1日で1万人を超える感染者数で、身の回りでも多くの人が感染しています。中には後遺症で苦しむ人もいます。

おかげで、また、撮影の仕事が飛んでしまいました。

横浜のみなとみらい地区も、以前は、結婚式の撮影であちこち行ったものですが、今は、まったく仕事がありません。

 

というわけで、今回は、以前から気になっていた「横浜エアキャビン」という「ロープウェー」に乗ってきました。

「片道 5分弱の搭乗で、なんと1000円!」という、超高級チケットになります。

 

桜木町側から乗ります。

 

 

大きな建物ですが、そんなに違和感がありません。

 

 

 中に入って、1000円で切符を買います。

 

 

誰も待っておらずすぐに乗れました。

 

 

全部で6人乗れるようですが、今は、1組=1台になってます。つまり、貸し切りです。

 

 

マジックミラーのようなガラスで、外から中は見えませんが、中からはよく見えます。

さて、中に入ってドアが閉まりますが、写真のように、「完全に閉まっていない」状態だったので、「おいおい、大丈夫か?」と心配になりましたが、動き始めてしばらくたったら、きっちりと閉まりました。

 

 

 

中からの景色はこんな感じです。まあまあ、高い場所ですが、地元民にとっては、「うわ~、すごい!」と感激するほどの風景ではありませんでした。

 

 

右側には、横浜ノートルダムさんという結婚式場が見えます。ここでも以前何回か撮影させてもらいましたが、コロナ後はさっぱりです。

なんてことを考える暇もなく、ゴンドラは進んでいきます。

 

 

あっという前に終点です。

 

 

5分間の旅は終了です。

 

その上での感想ですが、「1000円は高い。せめて、600円にして欲しい」というのが正直なところでしょうか?

もう2度と乗ることはないでしょう。

 

この春以降、どこも値上げラッシュで、いきつけの「九州ラーメン屋」さんも、ラーメン一杯750円(これでも高いと思う)だったのが、なんと、「830円」になってました。たいした具もないのに、この値段は高すぎです。

 

さて、「1000円」は片道だけです。帰りは歩いて帰ります。

 

ゴンドラで5分でしたが、歩いても10分はかかりません。ほぼ真下にある「汽車道」を歩きます。

外から見ると、スマートなゴンドラで、そんなに風景を壊していないのはいいことです。

 

 

桜木町駅近くでは、車道の自動車のすぐ上をゴンドラが通ります。これはちょっとめずらしい風景で面白いです。

 

 

まあ、とにかく、話の種に一回乗るのはいいかな・・・

 

 

 

 

コロナが再拡大しています。せっかく復調傾向にあった各種イベントも1月2月の分のキャンセルの連絡が相次いでおり、つらいところです。

 

というわけで、撮影に関する話題がありません。

 

今回も「個人的な趣味」の話になります。

 

鉄道好きなんですが、一般的によく知られている「乗り鉄」という分野の中で、今、凝っているのが「降り鉄」というものでして。

そして、私の場合、「その路線の全駅で乗降し、駅舎を撮影し、周辺を散策し、ぶらぶらする」というのをやっております。

けっこう、時間と手間のかかる「降り鉄」」なので、なかなか進みません。

 

今回、挑戦したのは、地元の「横浜市営地下鉄」です。以前、「グリーンライン」(全10駅)は制覇したので、今回は「ブルーライン」(全32駅)です。

 

 

地元ということもあり、今までに半数以上の駅で降りた経験がありますが、今回は、そこも含めて、全駅再度降りることにしました。

 

まず、最初に地元の神社で「旅の安全」&「コロナ退散!」を祈願してから、電車に乗って、まずは出発地点である「あざみ野駅」を目指します。1日乗車券を購入します。

 

 

 

 

あざみ野に到着です。駅ごとに違う、こういうモニュメントも撮影します。

 

 

そしてまずは朝食。トーストが食べたかったので、エキナカにある「上島珈琲店」でモーニングです。この写真を見た時に、「ボリュームがあっていいなあ」と思って注文したのですが、この「食パン」、普通の食パンの半分程度の大きさしか無い「ミニ食パン」でした。これでは、お腹にたまりません。「普通の食パンだろう」と思い込んでしまい、スケールを理解しなかった失敗です。同じ「写真屋」として、こういう詐欺まがいの写真は撮りたくなくないもんです。

 

 

あざみ野駅の周辺をぶらりしたあと、いよいよ開始です。まずは、隣の中川駅を目指します。これから、順番に一駅ごとに降りていきます。

 

 

中川駅の前。

比較的新しい町なのか、こんな構造物がありました。なお、この日は成人式の日だったため、着物のお嬢さんもいました。

 

 

次はセンター北駅。ここは過去に何度か来ているので周辺散策は最低限にして、駅構内の写真を撮ったりしてます。

 

仲町台駅

 

この辺は、地下鉄なのに地上を走っています。

市営地下鉄は全駅にホームドアがあります。そのため、電車の写真は撮りにくいです。

 

 

ホームドアができたことで、車掌さんを廃止し、ワンマン運転を行なっています。

 

 

仲町台も新しい駅で、周囲も新しく開発された町のようです。きれいな町並みでした。

 

 

新横浜駅

 

成人式の会場のある最寄り駅のため、新成人さんたちがいっぱいいました。

 

 

 

岸根公園駅。

地上に出るといきなりこの風景。ほんとに、公園の真下に駅があるようです。

 

 

このへんまで旅をしてきてわかったのですが、当たり前のことなんですが、「地下鉄」は地下にありまして、そして、わりと新しめの路線は、線路までがとにかく「深い」のです。

駅によっては「地下6階」くらいに相当する深い場所にあるところもあって。ホームで電車から降りて地上に出るまで「3~4分」はかかるというところも多数あります。

今までの「全駅乗降」では感じなかった、「階段の上り下りのつらさ」を感じることになりました。

(※今回の32駅乗降で、ちょっとした低山ハイクなみの登山みたいな運動量があったような気がします。かなり疲れました)

 

 

 

 

なお、バリアフリー対策で「エレベーター」も設置されていますが、地下鉄は「狭いところに無理やり作った」駅も多く、エレベーターの場所が、「100m歩かないとエレベーターに乗れない」とか不便な位置にある駅も多く、けっこう大変です。

エスカレーターにしても、設置率はそんなに高くないです。

 

 

 

三ツ沢上町駅構内。

 

近くにある三ツ沢球技場が横浜FCの本拠地のため、三浦カズさんがいました。試合には出てませんが、こういうところでは一番目立つ配置に存在しています。

 

 

この駅、マンションの中に駅がめり込んでました。地下鉄はいろいろ苦労して駅を作っています。

 

こうやって、一駅ずつ、全部の駅で降りていきます。

 

踊場駅のモニュメント。

「昔、猫が踊った場所」なので「踊場」という地名がついたそうです。

 

 

下飯田駅。朝から始めた地下鉄旅ですが、すでに夜になってました。そして、駅前にはほとんど商業施設がない閑散とした風景に驚きです。

 

 

32番め、最後の駅、湘南台。

正直、ヘトヘトにくたびれました。

汗を流すため、駅近くのスーパー銭湯へ。

 

これで、この日の旅はおしまいです。

 

 

 

 

 
東京の「中野区立歴史民俗資料館」で開催中の「東中野の日本閣 婚礼場100年」という企画展を見てきました。
 
日本閣さんは超有名な結婚式場ですが、東中野の本店には行ったことはなく、電車から見ていただけです。
ただし、支店である「八王子御殿山の日本閣」は、専属業者のカメラマン(下請けの下請けの下請けの会社のスタッフだっため、扱いは最悪でした。控室もなく、機材の点検作業も、非常階段の踊り場でやってましたし、送迎バスも乗せてもらえないことが多々ありました)として、何十回も行きましたし、南柏の日本閣も、独立後に2回ほど行ってます。
そういう事情で、いわば「関係者」なので、その視点で見てきましたが、すごく良かったです。
 
小さな資料館の「無料」の企画展ということで、正直「たいしたことないだろ」と予想してましたが、いやいや、なかなか立派な資料を多数揃えた展示でした。学芸員の人が頑張ったと思います。
 
 
 
 
 
 
 
「線路沿いの立地で電車の音で婚礼の雰囲気が壊れるため、滝を作って、その音で電車の音をごまかした」とか
「土木工事は社長自らが重機を操縦して工事した」とか
「食器は自前の工場で作っていた」とか
「昔は、鯉の養殖場をしていて、鯉から恋に商売替えした」とか
「結婚式場は夏場暇になるので、閑散期の収益源のためにプールを作った」とか
「南柏店は本当は流山市なんだけど、婚礼で”流れる”は縁起が悪いから、柏市長に了承を得て、南柏店を名乗らせてもらった」
「配膳人の人材確保の方法」
とか、いろいろな裏話も紹介してて、面白かったです。
 
写真屋としては「スタジオの情景」とかの資料があったら、うれしかったですが、そこまではありませんでした。
 
 
 
そんな歴史のある日本閣の本店が、コロナで潰れてしまったとは。。。。ほんと残念です。
 
婚礼業界、競争も激しく、ほんと厳しい状況です。

 

緊急事態宣言が解除され、「披露宴でお酒を飲む」ことが大丈夫になり、「結婚式&披露宴」が徐々に復活してきています。

そして、おかげさまで、スナップ撮影の仕事もできるようになってきました。

ただ、この2年弱の間に、廃業した同業者もたくさんあるようです。

 

さて、復帰にあたり、ちょっと悩んでいることがありまして。それは、「写真の納品方法」です。

今まではずっと「DVD-R」に焼いて納品していたんですが、若い人はDVD-Rを使う人が減っていまして。

パソコン本体も「ディスクドライブがついていない機種」が増えています。

家庭で映画を見るのも、「ネット接続」で見る人が多く、DVDメディア自体の存在意義が薄れているようです。

 

なので、今は電気屋さんに行っても、DVDの売り場がすごく小さくなりました。「太陽誘電」という日本製の優良なDVDを作る業者も、製造から撤退しています。

 

 

同業者さんの中には、「写真の納品は全部ネットでやっている」というところもあります。

それが一番便利なんでしょうが、うちの場合、他社さんと違って、画像の枚数が膨大で、データ量がすごいため、ネットでは扱いにくいのです。

それに、やはり、「ネットを通じてやりとりする」というのは、「悪意を持った人に画像を盗まれる」という危険性がゼロではありません。それも避けたいです。

 

それで、ほとんどのパソコンで扱える「SDカード」での納品を標準形態にしようかと思案中です。おそらく、それが現時点でのベストでしょうが、あんな小さなものになってしまうのも、ちょっと味気なくて。

 

それに、SDカードだと、どうしても、「1000円」は料金をあげないといけませんから。。。。。

 

う~ん、悩みますね。

 

 

ある「ブライダル写真業者」さんのHPを見ていたら、その業者さんの「アピールポイント」として、「バックアップ撮影をしています」というのがありました。

 

ブライダルの撮影って、「やり直しの効かない一発勝負」という性質のもので、万一の機材トラブルに備えて「バックアップ撮影」が非常に重要で、フィルムカメラの時代から、ちゃんとした写真業者であれば、やっていました。

 

具体的には、「同じ場面を、2台のカメラでほぼ同時に撮影する」というものです。

 

結婚式場に行って、スタジオで「親族集合写真」とかを撮られた経験のある人であればご理解いただけると思いますが、こういう「とても重要な写真」の場合、2台のカメラで撮影しますから、1台目のメインカメラで3~4枚撮影したあとに、「じゃあ、カメラを替えますので、今度はこっちの小さなカメラを見て下さい」とか言って、2台目のカメラで同じものを撮影し、万一、1台目のカメラが故障していても、予備の2台目のカメラの写真が残っているので、なんとかなるわけです。

 

これを、写真業界では「バックアップ撮影」と呼び、カメラマンの中では「おさえ」と言っています。

 

バックアップ撮影は、良心的な業者であれば、スナップ撮影でもやっています。

ですから、披露宴の「各テーブルでの小集合写真」なんかでも、1台目で2枚撮って、「カメラ替えますね」と言ってから、「2台目でもう一枚」なんていう撮影方法をしているので、ご記憶のある人もいるのではないでしょうか?

撮っている写真はまったく同じものです。同じものを2台に分けて撮っているから「バックアップ撮影」なのです。

 

というふうに、業界歴の長い自分は思っていたのですが、上記業者さんの言う「バックアップ撮影しています」というのは、「1台のカメラ」の話でした。

 

カメラは1台なんですが、「1台のカメラの中で、2枚の記録メディアに写真を記録している」そうなんです。そして、そのことを、この業者さんは「バックアップ撮影しています」と述べています。

 

実は、デジカメの中で、プロが使用するような高級機種は、万一の事態に備えるために、「記録メディアを2枚挿せるようになっている」ものなんです。専門用語では「ダブルスロット機能」と呼んでいます。

 

これはプロのカメラには必須の機能です。1枚のカードをなんらかのトラブルでだめにしてしまった場合でも、もう1枚のカードから画像を取り出すことができます。

 

なので、このことを「バックアップ撮影しています」と表現するのは、偽りではないのですが、ちょっと我々からすると「違うんじゃないかな」と感じます。

 

うちの場合、ウェディング関係で使っているカメラはすべて「ダブルスロット対応機種」なので、それを2台使用して、ひとつの場面を撮っていますから、実際には「同じ写真を4枚の記録カードに記録している」ということになります。

ちゃんとしたプロというのは、ここまでの安全策を講じているということです。

 

逆に言うと、こういう「お金と手間のかかる安全対策」をしなければ、コストは安く抑えられますし、そんなに技術のないカメラマンでもなんとか撮れてしまうわけです。

ですから、マッチングサイトなどでは、異常とも思える低価格で「結婚式のスナップ写真を撮ります」と謳っているカメラマンさんがいるのです。

 

 

業者を検討する際は、「バックアップ撮影してますか?」「そのバックアップってどういう意味ですか?」を確認してから、決定するといいと思います。

 

 

業界内の噂によりますと、「ワクチン接種を済ませていない外部カメラマンは会場に入れない」という結婚式場さんもあるようでして。

 

なんとかツテを探して、ワクチン2回接種しました。

 

これで撮影のご依頼があっても大丈夫です。

 

 

よろしくお願いします。

 

この前、NHKのニュースで、「若者の間で、フィルムカメラがブームになっている」というのをやってまして。

 

「まあ、そういう人も一部いるだろうなあ」とは思ったのですが・・・・

 

本日、電車に乗って出かけた際。車内に、なんと、「ペンタックス6*7」という特殊なカメラを持っている若者がいまして、超、驚きました。

ちょっと話を聞いたら、「ネットで中古を安く買った」そうです。

135はともかく、ブローニーを買う人がいるとは、ほんと驚きました。

 

そして、帰りの電車の中では、今度は、「コシナ」の「ベッサ」を持っている若者がいて・・・・・・ これも超マニアックなカメラです。

 

1日のうちに、2台の、超珍しいフィルカメラに出会うって。。。。。。

 

おじさん、ほんとびっくりですよ。

 

フィルムカメラブーム、これは本物です。