2024年12月22日(日)
この日は中山競馬場でグランプリ・有馬記念(G1)が行われます。
事前にインターネットで指定席か入場券を購入しないと中山競馬場には入れず、
実は指定席を確保できたのは前日12月21日(土)夜11時前。
予約していた人がキャンセルできる最終時刻は夜11時。
間際でキャンセルが結構出たのか、購入チャンス最終時刻ギリギリで
指定席確保できました!
朝8時17分、JR武蔵野線でいつもより早めに船橋法典駅に到着。
多くの競馬ファンが中山競馬場に向かいます。
この日は朝7時30分に開門されていました。
法典門で指定席用のQRコードを見せて、歴代の有馬記念優勝馬の大きな
パネル写真を見ながらで、歴史を振り返りながらメモリアルウォークを進みます。
昨年2023年の有馬記念優勝馬は武豊騎手騎乗のドウデュースでした。
今年もファン投票1位で最有力視されていましたが、直前になって
出走取消になってしまいました。
いよいよ中山競馬場のスタンド前に出ます。
地下道から地上に出ました!
晴れ渡っていて清々しいですね。
まだ朝8時27分ですが、ラチ沿いのエリアは既に場所取りで埋まっています。
スタンド内に入ります。
大きなクリスマスツリーが飾られています。
エスカレーターで3階に上がり、指定席エリアに到着。
今回はK-Seat(有馬記念8,000円)からレース観戦します。
スタンドで配布されていたレーシングプログラムです。
有馬記念仕様で豪華です。
自分の指定席からのレース観戦風景です。
(画像は中山3レース 2歳未勝利 芝1200m)
この日はここ中山競馬場と京都競馬場の2場開催。
京都1レースの発走時刻9:35から、各場5レースまで
午前中は馬券を買いながらでレース観戦を楽しんでいました。
中山5レースが終わり、お昼にします。
自分の指定席で、朝一にスタンド内で買ったお弁当をいただきます。
「やき肉弁当」(1000円) ボリュームがあり、美味しかったです。
午後になり、前方を見ると障害コースに人が入り始めていました。
スタンドの外に出てみます。
正門前。かつては名物クリスマスツリーとして電飾が飾られていた巨大ヒマラヤ杉。
コロナ渦以降、重たい電飾が木には大きな負担となるらしく、今はやっていません。
懐かしいクリスマスツリーの風景(2018年12月1日撮影)
今年の有馬記念優勝レイや関係者に贈呈されるメダル。
今年はどの馬に贈呈されるのでしょうか?
グランプリガーデン
グランプリロード(はなみち)
12:55、既に場所取りで占領されています。
12:57、ゴール板前。
12:58、中山7レース(13:10発走)の直前ですが、既にこの混雑。
青く塗られた部分では立ち見は禁止です。
13:02、4コーナー前の芝スタンドに来ました。
この時間は、隙間を見つけて何とか座れる感じです。
中山7レース(3歳以上1勝クラス)をスタンド前から観戦します。
既にこの混雑です。普段のG2やG3のようなレース観戦風景ですね。
地下通路を通って内馬場に向かいます。
内馬場では「U・MA・MIラーメンフェス」のイベントをやっていました。
巨大馬券フォトスポット
いよいよ、障害コースに足を踏み入れます。
前日の12月21日(土)は中山大障害(J・G1)が行われ、
実際に出走各馬がこのコースを駆け抜けて行き、ニシノデイジーが優勝しました。
この場所から有馬記念を観戦する競馬ファンも大勢いると思われます。
中山9レースの発走直前、3階の指定席エリアにあるパドックに向かいます。
これから中山10レースの出走各馬が現れるタイミングではあるのですが、
1階と2階の一般エリアでは既に競馬ファンで埋まっています。
中山10レースの出走各馬がパドックから本馬場に向かった後も、
競馬ファンは全く動きません。
中山10レースが終わり、有馬記念の出走各馬がパドックの周回を始めます。
パドックの様子です。
有馬記念(G1)に出走する馬主関係者と騎乗するジョッキー。
大レースを前に交流が行われています。
スタニングローズに騎乗するライアン・ムーア騎手も通訳を交えて
馬主のサンデーレーシング関係者と話をしています。
レガレイラに騎乗する戸崎圭太騎手と木村哲也調教師。
■ 第69回 有馬記念(3歳以上オープン G1 芝2500m)
残念ながら2番のドウデュースが出走取消。
15頭でのレースとなります。
1枠1番 ダノンデサイル(牡3歳) 横山典弘 単勝4.0倍(2番人気)
2024年 日本ダービー(G1)優勝
2024年 京成杯(G3)優勝
2枠3番 アーバンシック(牡3歳) C.ルメール 単勝2.8倍(1番人気)
2024年 菊花賞(G1)優勝
2024年 セントライト記念(G2)優勝
2枠4番 ブローザホーン(牡5歳) 菅原明良 単勝35.1倍(11番人気)
2024年 宝塚記念(G1)優勝
2024年 天皇賞・春(G1)2着
2024年 日経新春杯(G2)優勝
3枠5番 ベラジオオペラ(牡4歳) 横山和生 単勝7.1倍(3番人気)
2024年 大阪杯(G1)優勝
2023年 スプリングステークス(G2)優勝
3枠6番 ローシャムパーク(牡5歳) T.マーカンド 単勝17.2倍(7番人気)
2024年 ブリーダーズカップターフ(米G1)2着
2024年 大阪杯(G1)2着
2023年 オールカマー(G2)優勝
4枠7番 スターズオンアース(牝5歳) 川田将雅 単勝17.6倍(8番人気)
2022年 オークス(G1)優勝
2022年 桜花賞(G1)優勝
2023年 有馬記念(G1)2着
4枠8番 レガレイラ(牝3歳) 戸崎圭太 単勝10.9倍(5番人気)
2023年 ホープフルステークス(G1)優勝
2024年 日本ダービー(G1)5着
5枠9番 ディープボンド(牡7歳) 幸英明 単勝49.7倍(12番人気)
2024年 天皇賞・春(G1)3着
2022年 阪神大賞典(G2)優勝
5枠10番 プログノーシス(牡6歳) 三浦皇成 単勝16.4倍(6番人気)
2024年 コックスプレート(豪G1)2着
2024年 クイーンエリザベス2世カップ(香港G1)2着
2024年 金鯱賞(G2)優勝
6枠11番 ジャスティンパレス(牡5歳) 坂井瑠星 単勝10.9倍(4番人気)
2023年 天皇賞・春(G1)優勝
2023年 天皇賞・秋(G1)2着
6枠12番 シュトルーヴェ(騙5歳) 鮫島克駿 単勝108.1倍(14番人気)
2024年 目黒記念(G2)優勝
2024年 日経賞(G2)優勝
7枠13番 スタニングローズ(牝5歳) R.ムーア 単勝27.1倍(9番人気)
2024年 エリザベス女王杯(G1)優勝
2022年 秋華賞(G1)優勝
7枠14番 ダノンベルーガ(牡5歳) 松山弘平 単勝122.4倍(15番人気)
2024年 ドバイターフ(アラブG1)3着
2023年 ドバイターフ(アラブG1)2着
2022年 共同通信杯(G3)優勝
8枠15番 ハヤヤッコ(牡8歳) 吉田豊 単勝57.1倍(13番人気)
2024年 アルゼンチン共和国杯(G2)優勝
2022年 函館記念(G3)優勝
8枠16番 シャフリヤール(牡6歳) C.デムーロ 単勝30.1倍(10番人気)
2024年 ドバイシーマクラシック(アラブG1)2着
2022年 ドバイシーマクラシック(アラブG1)優勝
2021年 日本ダービー(G1)優勝
出走各馬がパドックから本馬場に向かい、自分の指定席から有馬記念を観戦します。
午後に1度足を踏み入れた障害コースにも多くの競馬ファンが集まっています。
15:40発走。スターターが台にあがり、生ファンファーレが流れます。
スタンド前は人でギッシリ。中山競馬場に集まった5万4505人が注目します。
スタートしました。
まずハナに立とうとするのは横山和生騎手のベラジオオペラと、
横山典弘騎手のダノンデサイル。横山親子でハナ争いをするのか?
やはり父親の横山典弘騎手がハナに立ちます。
ダノンデサイルがレースを引っ張る形で1周目の4コーナーを回り、
スタンド前を駆け抜けて行きます。
1コーナーから2コーナーへ。
向こう正面でも馬順は変わらず、淡々とレースが流れます。
3コーナー付近。
幸英明騎手のディープボンドが仕掛けて前に進出。3頭が並びます。
3コーナーから4コーナーへ。
横山典弘騎手はハナを譲らず、再びダノンデサイルが前に出ます。
4コーナーを回って最後の直線へ。
ダノンデサイルが逃げ込みを図ります。
横山和生騎手のベラジオオペラが渋太く付いてきます。
外から戸崎圭太騎手のレガレイラと、C.デムーロ騎手のシャフリヤールが
2頭併せで鋭く伸びてきました。
ゴール前、残り100m。
シャフリヤールとレガレイラの2頭が先頭争いになりました。
自分の席からはよく見えませんが、2頭並んでゴールしたように見えます。
ここからは、正面に見えるターフビジョンでゴール前のリプレイを見ます。
ダノンデサイルも頑張りましたが、3番手に下がります。
レガレイラとシャフリヤールの2頭の叩き合いが続きます。
ゴール板前。2頭が並んでいます。
ゴール板の瞬間。一瞬、レガレイラが前に出ていますかね。
ストップモーション。レガレイラが前に出ているようです。
レガレイラの鞍上、戸崎圭太騎手はまだ分からないようです。
ターフビジョンが見えたのか、指を指しています。
笑みがこぼれます。
一方、シャフリヤールに騎乗のC.デムーロ騎手は悔しそうにしています。
レガレイラ陣営が待っているところで、戸崎圭太騎手はガッツポーズ。
ハナ差の決着で、見事レガレイラが有馬記念(G1)を制しました。
勝利ジョッキーインタビューを受ける戸崎圭太騎手。
レガレイラ(牝3歳)
父スワーヴリチャード、母ロカ、母の父ハービンジャー
馬主:サンデーレーシング
調教師:木村哲也(美浦)
騎手:戸崎圭太
馬券はダノンデサイルからの馬連を買っていてハズれましたが、
レガレイラの優勝は嬉しいですね。特に戸崎圭太騎手での勝利は良かったです。
牝馬であるにも拘らず、クラシック戦線では皐月賞、日本ダービーと
牡馬に混じって戦い抜き、敗れはしましたが善戦していました。
秋は牝馬限定路線に参戦し、ローズステークス(G2)、エリザベス女王杯(G1)で
断然の1番人気を裏切り続けて枯れたかと思われましたが、
有馬記念を勝ったことにより、力を発揮すれば強いことが証明されましたね。
1年前に同じ中山競馬場でのホープフルステークス(G1)を勝っていて、
中山のコースが合っているのかもしれませんが、来年に向けて楽しみになりました。
まずは海外遠征ですかね?
これで今年の競馬は、あとはホープフルステークス(G1)を残すのみ。
気持ちは来年の中山金杯に行っています。
来年も地元の中山競馬場を中心に、楽しく競馬観戦をしていきたいですね。
















































































































































































































































































































































































































































































































