2024年12月22日(日)

この日は中山競馬場でグランプリ・有馬記念(G1)が行われます。

 

事前にインターネットで指定席か入場券を購入しないと中山競馬場には入れず、

実は指定席を確保できたのは前日12月21日(土)夜11時前。

 

予約していた人がキャンセルできる最終時刻は夜11時。

間際でキャンセルが結構出たのか、購入チャンス最終時刻ギリギリで

指定席確保できました!

 

朝8時17分、JR武蔵野線でいつもより早めに船橋法典駅に到着。

多くの競馬ファンが中山競馬場に向かいます。

 

 

この日は朝7時30分に開門されていました。

法典門で指定席用のQRコードを見せて、歴代の有馬記念優勝馬の大きな

パネル写真を見ながらで、歴史を振り返りながらメモリアルウォークを進みます。

 

 

 

昨年2023年の有馬記念優勝馬は武豊騎手騎乗のドウデュースでした。

今年もファン投票1位で最有力視されていましたが、直前になって

出走取消になってしまいました。

  

 

いよいよ中山競馬場のスタンド前に出ます。

 

地下道から地上に出ました!

晴れ渡っていて清々しいですね。

 

 

 

 

まだ朝8時27分ですが、ラチ沿いのエリアは既に場所取りで埋まっています。

 

 

 

スタンド内に入ります。

大きなクリスマスツリーが飾られています。

 

エスカレーターで3階に上がり、指定席エリアに到着。

今回はK-Seat(有馬記念8,000円)からレース観戦します。

 

 

スタンドで配布されていたレーシングプログラムです。

有馬記念仕様で豪華です。

 

 

自分の指定席からのレース観戦風景です。

(画像は中山3レース 2歳未勝利 芝1200m)

 

 

 

この日はここ中山競馬場と京都競馬場の2場開催。

 

京都1レースの発走時刻9:35から、各場5レースまで

午前中は馬券を買いながらでレース観戦を楽しんでいました。

 

中山5レースが終わり、お昼にします。

 

自分の指定席で、朝一にスタンド内で買ったお弁当をいただきます。

「やき肉弁当」(1000円) ボリュームがあり、美味しかったです。

 

 

午後になり、前方を見ると障害コースに人が入り始めていました。

 

スタンドの外に出てみます。

 

正門前。かつては名物クリスマスツリーとして電飾が飾られていた巨大ヒマラヤ杉。

コロナ渦以降、重たい電飾が木には大きな負担となるらしく、今はやっていません。

 

懐かしいクリスマスツリーの風景(2018年12月1日撮影)

 

今年の有馬記念優勝レイや関係者に贈呈されるメダル。

今年はどの馬に贈呈されるのでしょうか?

 

グランプリガーデン

 

 

グランプリロード(はなみち)

12:55、既に場所取りで占領されています。

 

12:57、ゴール板前。

 

 

12:58、中山7レース(13:10発走)の直前ですが、既にこの混雑。

青く塗られた部分では立ち見は禁止です。

 

13:02、4コーナー前の芝スタンドに来ました。

この時間は、隙間を見つけて何とか座れる感じです。

 

 

中山7レース(3歳以上1勝クラス)をスタンド前から観戦します。

既にこの混雑です。普段のG2やG3のようなレース観戦風景ですね。

 

 

地下通路を通って内馬場に向かいます。

  

 

内馬場では「U・MA・MIラーメンフェス」のイベントをやっていました。

  

 

巨大馬券フォトスポット


いよいよ、障害コースに足を踏み入れます。

 

 

前日の12月21日(土)は中山大障害(J・G1)が行われ、

実際に出走各馬がこのコースを駆け抜けて行き、ニシノデイジーが優勝しました。

 

 

 

 

 

この場所から有馬記念を観戦する競馬ファンも大勢いると思われます。

 

 

 

 

 

 

中山9レースの発走直前、3階の指定席エリアにあるパドックに向かいます。

 

これから中山10レースの出走各馬が現れるタイミングではあるのですが、

1階と2階の一般エリアでは既に競馬ファンで埋まっています。

 

中山10レースの出走各馬がパドックから本馬場に向かった後も、

競馬ファンは全く動きません。

 

中山10レースが終わり、有馬記念の出走各馬がパドックの周回を始めます。

パドックの様子です。

 

 

 

有馬記念(G1)に出走する馬主関係者と騎乗するジョッキー。

大レースを前に交流が行われています。

 

 

スタニングローズに騎乗するライアン・ムーア騎手も通訳を交えて

馬主のサンデーレーシング関係者と話をしています。

 

レガレイラに騎乗する戸崎圭太騎手と木村哲也調教師。

 

 

■ 第69回 有馬記念(3歳以上オープン G1 芝2500m)

 

残念ながら2番のドウデュースが出走取消。

15頭でのレースとなります。

 

1枠1番 ダノンデサイル(牡3歳) 横山典弘 単勝4.0倍(2番人気)

  2024年 日本ダービー(G1)優勝

  2024年 京成杯(G3)優勝

 

 

2枠3番 アーバンシック(牡3歳) C.ルメール 単勝2.8倍(1番人気)

  2024年 菊花賞(G1)優勝

  2024年 セントライト記念(G2)優勝

 

 

2枠4番 ブローザホーン(牡5歳) 菅原明良 単勝35.1倍(11番人気)

  2024年 宝塚記念(G1)優勝

  2024年 天皇賞・春(G1)2着

  2024年 日経新春杯(G2)優勝

 

 

3枠5番 ベラジオオペラ(牡4歳) 横山和生 単勝7.1倍(3番人気)

  2024年 大阪杯(G1)優勝

  2023年 スプリングステークス(G2)優勝

 

 

3枠6番 ローシャムパーク(牡5歳) T.マーカンド 単勝17.2倍(7番人気)

  2024年 ブリーダーズカップターフ(米G1)2着

  2024年 大阪杯(G1)2着

  2023年 オールカマー(G2)優勝  

 

 

4枠7番 スターズオンアース(牝5歳) 川田将雅 単勝17.6倍(8番人気)

  2022年 オークス(G1)優勝

  2022年 桜花賞(G1)優勝

  2023年 有馬記念(G1)2着

 

 

4枠8番 レガレイラ(牝3歳) 戸崎圭太 単勝10.9倍(5番人気)

  2023年 ホープフルステークス(G1)優勝

  2024年 日本ダービー(G1)5着

 

 

5枠9番 ディープボンド(牡7歳) 幸英明 単勝49.7倍(12番人気)

  2024年 天皇賞・春(G1)3着

  2022年 阪神大賞典(G2)優勝

 

 

5枠10番 プログノーシス(牡6歳) 三浦皇成 単勝16.4倍(6番人気)

  2024年 コックスプレート(豪G1)2着

  2024年 クイーンエリザベス2世カップ(香港G1)2着

  2024年 金鯱賞(G2)優勝

 

 

6枠11番 ジャスティンパレス(牡5歳) 坂井瑠星 単勝10.9倍(4番人気)

  2023年 天皇賞・春(G1)優勝

  2023年 天皇賞・秋(G1)2着

  

 

6枠12番 シュトルーヴェ(騙5歳) 鮫島克駿 単勝108.1倍(14番人気)

  2024年 目黒記念(G2)優勝

  2024年 日経賞(G2)優勝

 

 

7枠13番 スタニングローズ(牝5歳) R.ムーア 単勝27.1倍(9番人気)

  2024年 エリザベス女王杯(G1)優勝

  2022年 秋華賞(G1)優勝

 

 

7枠14番 ダノンベルーガ(牡5歳) 松山弘平 単勝122.4倍(15番人気)

  2024年 ドバイターフ(アラブG1)3着

  2023年 ドバイターフ(アラブG1)2着

  2022年 共同通信杯(G3)優勝

 

 

8枠15番 ハヤヤッコ(牡8歳) 吉田豊 単勝57.1倍(13番人気)

  2024年 アルゼンチン共和国杯(G2)優勝

  2022年 函館記念(G3)優勝

 

 

8枠16番 シャフリヤール(牡6歳) C.デムーロ 単勝30.1倍(10番人気)

  2024年 ドバイシーマクラシック(アラブG1)2着

  2022年 ドバイシーマクラシック(アラブG1)優勝

  2021年 日本ダービー(G1)優勝  

 

 

 

出走各馬がパドックから本馬場に向かい、自分の指定席から有馬記念を観戦します。

 

午後に1度足を踏み入れた障害コースにも多くの競馬ファンが集まっています。

 

 

15:40発走。スターターが台にあがり、生ファンファーレが流れます。

スタンド前は人でギッシリ。中山競馬場に集まった5万4505人が注目します。

 

 

 

 

スタートしました。

 

まずハナに立とうとするのは横山和生騎手のベラジオオペラと、

横山典弘騎手のダノンデサイル。横山親子でハナ争いをするのか?

 

 

やはり父親の横山典弘騎手がハナに立ちます。

 

ダノンデサイルがレースを引っ張る形で1周目の4コーナーを回り、

スタンド前を駆け抜けて行きます。

 

 

 

 

1コーナーから2コーナーへ。

 

 

向こう正面でも馬順は変わらず、淡々とレースが流れます。

 

 

 

3コーナー付近。

幸英明騎手のディープボンドが仕掛けて前に進出。3頭が並びます。

 

3コーナーから4コーナーへ。

横山典弘騎手はハナを譲らず、再びダノンデサイルが前に出ます。

 

 

 

4コーナーを回って最後の直線へ。

ダノンデサイルが逃げ込みを図ります。

横山和生騎手のベラジオオペラが渋太く付いてきます。

 

外から戸崎圭太騎手のレガレイラと、C.デムーロ騎手のシャフリヤールが

2頭併せで鋭く伸びてきました。

 

 

 

 

ゴール前、残り100m。

シャフリヤールとレガレイラの2頭が先頭争いになりました。

 

 

自分の席からはよく見えませんが、2頭並んでゴールしたように見えます。

 

 

ここからは、正面に見えるターフビジョンでゴール前のリプレイを見ます。

ダノンデサイルも頑張りましたが、3番手に下がります。

 

 

レガレイラとシャフリヤールの2頭の叩き合いが続きます。

 

 

ゴール板前。2頭が並んでいます。

 

ゴール板の瞬間。一瞬、レガレイラが前に出ていますかね。

 

ストップモーション。レガレイラが前に出ているようです。

 

レガレイラの鞍上、戸崎圭太騎手はまだ分からないようです。

 

ターフビジョンが見えたのか、指を指しています。

 

笑みがこぼれます。

 

一方、シャフリヤールに騎乗のC.デムーロ騎手は悔しそうにしています。

 

レガレイラ陣営が待っているところで、戸崎圭太騎手はガッツポーズ。

 

ハナ差の決着で、見事レガレイラが有馬記念(G1)を制しました。

 

 

勝利ジョッキーインタビューを受ける戸崎圭太騎手。

 

レガレイラ(牝3歳)

父スワーヴリチャード、母ロカ、母の父ハービンジャー

馬主:サンデーレーシング

調教師:木村哲也(美浦)

騎手:戸崎圭太

 

 

 

 

馬券はダノンデサイルからの馬連を買っていてハズれましたが、

レガレイラの優勝は嬉しいですね。特に戸崎圭太騎手での勝利は良かったです。

 

牝馬であるにも拘らず、クラシック戦線では皐月賞、日本ダービーと

牡馬に混じって戦い抜き、敗れはしましたが善戦していました。

 

秋は牝馬限定路線に参戦し、ローズステークス(G2)、エリザベス女王杯(G1)で

断然の1番人気を裏切り続けて枯れたかと思われましたが、

有馬記念を勝ったことにより、力を発揮すれば強いことが証明されましたね。

 

1年前に同じ中山競馬場でのホープフルステークス(G1)を勝っていて、

中山のコースが合っているのかもしれませんが、来年に向けて楽しみになりました。

まずは海外遠征ですかね?

 

 

これで今年の競馬は、あとはホープフルステークス(G1)を残すのみ。

気持ちは来年の中山金杯に行っています。

 

来年も地元の中山競馬場を中心に、楽しく競馬観戦をしていきたいですね。

2024年9月7日(土)

 

前週で夏の札幌・新潟競馬開催が終わり、この日から秋の中山競馬が開幕です。

 

JR武蔵野線で船橋法典駅に向かう途中、電車の走行中に異音があったとのことで

電車が30分近くストップ。

 

朝9:21、船橋法典駅で下車。中山競馬場に向かう競馬ファンで混んでいます。

 

メモリアルウォークを経て、法典門に向かいます。

 

朝9:26、法典門は既に開門が始まっていました。

 

歴代の有馬記念・皐月賞優勝馬の大きなパネルを見ながら通路を進んで行きます。

 

 

船橋法典駅から歩いて11分、中山競馬場のスタンドに到着しました。

 

スタンド地下1階から3階まで、ワンフロアずつエスカレーターで上がって行きます。

事前にインターネットで獲っていた指定席のQRコードを係員に提示し、3階に着きました。

 

この日はK-Seat(開催初日2200円)を獲っていました。

 

自分の指定席は1番前です。

 

 

自分の指定席からのレース観戦風景です。

(中山9レース 2歳1勝クラス アスター賞 芝1600m)

 

 

 

この日は2場開催で、他場の中京競馬と本場の中山競馬を交互に観戦していき、

中京3レースを終えたところでまだ午前11時ですが、お昼にしたいと思います。

 

同じスタンド3階にある『いなば和幸』に入ります。

 

 

入ってすぐ食券を購入。『ひれかつ定食』(1670円)にしました。

まだ空いているので、「お好きな席へどうぞ」と店員に言われ、奥の席にしました。

 

『ひれかつ定食』が来ました。

朝ほとんど食べておらず、空腹なので美味しそうです。

 

すでに八つに切られていて、柔らかくて食べやすいです。

 

あっという間に食べ終わりました。ご馳走様でした。

 

すぐ近くにパドックがあり、2階に降りてみます。

 

ちょうど中山4レース(2歳新馬戦)の出走各馬が周回しています。

中山競馬場のこの活気、4月以来で懐かしいですね。

 

 

スタンドの地下に降りてみました。

 

『JRA70周年記念展示 ~ HEROがくれたもの ~』

これまでの競馬史について紹介されています。

 

2023年ジャパンカップ(G1)優勝馬 イクイノックスのゼッケンが

展示されています。

 

スタンドの外に出て、正門からグランプリロード(はなみち)に向かいます。

 

スタンド馬主受付の前には、この日のメインレース・紫苑ステークス(G2)の

レイが飾られています。

 

グランプリガーデンです。

歴代の有馬記念(G1)優勝馬のプレートが飾られています。

 

2023年 有馬記念優勝馬 ドウデュース(牡4歳)

 

2022年 有馬記念優勝馬 イクイノックス(牡3歳)

 

2017年 有馬記念優勝馬 キタサンブラック(牡5歳)

 

2013年 有馬記念優勝馬 オルフェーヴル(牡5歳)

 

2012年 有馬記念優勝馬 ゴールドシップ(牡3歳)

 

スタンドの本馬場側に来ました。

 

 

中山4レース(2歳新馬 ダート1200m)をスタンド前でレース観戦します。

 

スタートの瞬間はターフビジョンに注目です。

 

4コーナーを回って最後の直線です。

 

 

 

 

勝ったのは、4番人気の佐々木大輔騎手騎乗コパノヴィンセント(牡2歳)でした。

 

お昼休みに自分の指定席に戻り、午後に入ってしばらくは自分の指定席で

馬券を買いながらレース観戦をします。

 

中山9レースを観終わり、パドックに向かいます。

 

まだ中山10レースの出走各馬がパドックを周回していますが、

その次の紫苑ステークス(G2)出走各馬の登場を待ちます。

 

この日は快晴で、真夏の様に日差しがキツく、

パドックの大きな掲示板の前が日陰になっているので、そこで待機します。

 

 

■ 第9回 紫苑ステークス(3歳オープン G2 牝馬限定 芝2000m)

 

紫苑ステークスの出走各馬がパドックに出て来ました。

中山10レースが終わり、多くの競馬ファンもパドックに集まってきました。

 

 

 

紫苑ステークスに騎乗するジョッキーが集合します。

 

1枠1番 ミアネーロ 津村明秀 単勝5.6倍(3番人気)

 

5枠6番 クリスマスパレード 石川裕紀人 単勝6.6倍(5番人気)

 

5枠7番 エラトー 横山和生 単勝5.2倍(2番人気)

 

7枠10番 ホーエリート 戸崎圭太 単勝6.5倍(4番人気)

 

7枠11番 ボンドガール 武豊 単勝3.0倍(1番人気)

 

自分の指定席から紫苑S(G2)を観戦します。

 

15:45発走です。

 

 

 

 

 

スタートしました!

 

三浦皇成騎手のイゾラフェリーチェ、石川裕紀人騎手の

クリスマスパレードが前に出ます。

 

イゾラフェリーチェがハナを主張します。

 

1コーナーを回って先頭はイゾラフェリーチェ、2番手に

クリスマスパレードが付けます。

 

 

隊列は変わらず、2コーナーから向正面に入ります。

 

 

依然としてイゾラフェリーチェが先頭、クリスマスパレードが2番手で

3コーナーから4コーナーに向かいます。

 

 

 

4コーナーを回って最後の直線に入ります。

 

 

 

ここで石川裕紀人騎手のクリスマスパレードが前に出ます。

 

外から佐々木大輔騎手のレイククレセントが強襲して前に迫ります。

 

 

3番手に外から津村明秀騎手のミアネーロが、内から横山武史騎手の

テリオスサラが、間からC.ルメール騎手のフォーザボーイズが伸びてきます。

 

 

更にその直後から武豊騎手のボンドガールも加わり、ゴール前は激戦です。

 

 

ミアネーロが2番手から前に並び掛けます。

 

 

ボンドガールも外から前に迫っていきます。

 

クリスマスパレードとミアネーロが並んでゴールイン!

 

結果、クリスマスパレードが優勝!

クビ差でミアネーロが2着、1馬身1/4差の3着にボンドガールが入り、

この3頭が秋華賞(G1)優先出走権獲得です。

 

善戦した佐々木大輔騎手のレイククレセントは最後4着に敗れました。

 

クリスマスパレード(牝3歳)

父キタサンブラック、母ミスエリカ 母の父ブレイム

馬主:G1レーシング

調教師:加藤士津八(美浦)

騎手:石川裕紀人

 

 

芝2000m 走破タイム1.56.6はコースレコードです。

 

2番手からレースを進めて、4コーナーを回って先頭に立ち、

そのままゴールまで押し切った内容は強いと思います。

秋華賞(G1)が楽しみになりましたね。

 

 

前回の中山競馬観戦は4月の皐月賞。

その翌週から東京競馬、更に夏競馬が開催されて、

この日は久々の中山競馬開催。

 

夏の間はパークウインズ中山として何度か来ていましたが、

やはり実際に当地で競馬が行われ、大勢の競馬ファンで盛り上がる

生の競馬観戦は良いですね。

 

秋の中山競馬開催中にもう1度、できればスプリンターズステークス(G1)で

また来られればと思います。

2024年8月25日(日)

 

コロナ渦で無観客競馬になった2020年を除いて、このところ毎年

札幌競馬場に来ています。今年も来ました。もう家に帰ってきた感じです。

 

朝9:30、最寄り駅のJR桑園駅。

無料バス乗車の行列が出来ていますが、バスには乗らず

歩いて札幌競馬場に向かいます。

 

約10分歩いて競馬場に着きました。

 

 

 

 

朝9:44,競馬場内に入ります。

 

そのままスタンド3階の指定席エリアに向かいます。

 

札幌競馬場では顔認証システムが導入されていて、事前にインターネットで

獲っていた指定席券のQRコードを使って自分の顔を登録すると、

あとはQRコードは見せないで、そのまま指定席のゲートを通過できます。

 

今回の指定席は「B指定席」(2000円)です。

 

 

 

自分の指定席からのレース観戦風景です。

(札幌1レース 2歳未勝利 芝1500m)

 

 

 

 

このまま札幌4レースまでレース観戦をし、お昼休みに入ります。

 

この日は柔道の阿部詩選手のトークショーが行われました。

周りからは暖かい拍手で迎えられました。

 

『パリオリンピックは個人戦では負けましたが、団体戦で気持ちを

切り替えて1勝ができ、次のロサンゼルスオリンピックに繋がる

大きな1勝になったと思います。』

 

阿部詩選手のトークショーが終わり、札幌5レースの新馬戦

パドック周回が行われる時間ですが、指定席の外に出てみます。

 

もいわテラスです。

お昼で賑わっています。

 

 

 

 

下に降りてみました。

多くの競馬ファンが芝生でくつろいでいて、地方の競馬場ならではの風景です。

 

 

 

 

地下道を通って内馬場に向かってみます。

 

 

内馬場に出ました。

 

 

内馬場から見た正面スタンドの風景です。

 

 

ターフビジョン付近は指定席「テラステーブル」となっています。

 

札幌6レースを内馬場から観戦します。

(3歳未勝利 芝2000m)

 

 

指定席「テラステーブル」エリアもコースの内ラチ近くまで出ることができて

ターフビジョンを見ながら競馬観戦が間近でできます。

 

ターフビジョンは間近で見るとかなり大きいです。

 

 

スタンド側に戻り、「はなみち」に行ってみると

札幌7レースの出走各馬が本馬場に向かって通り過ぎていきます。

 

スタンド内「ファンファーレホール」では、この土日で行われている

「ワールドオールスタージョッキーズ」に出場する各ジョッキーのペナントが

飾られています。

 

パドック側に出て見ると、これまで当地札幌競馬場で行われた歴代の

「ワールドオールスタージョッキーズ」優勝騎手の像と手形が設置されています。

 

昨年2023年 岩田望来騎手

 

2022年 武豊騎手

 

2015年(第1回)J.モレイラ騎手

 

時間を掛けて札幌競馬場内を歩き回ったあと、TWO DAYSで

たこやき(600円)を買い、指定席に戻っていただきました。

やっぱり美味しいですね。

 

 

 

■ 第19回キーンランドカップ(3歳以上オープン G3 芝1200m)

 

この日のメインレースは重賞、キーンランドカップ(G3)です。

 

14:40頃、まだ札幌10レースの出走各馬がパドックを周回している時間ですが、

スタンド2階の外にある通路で、正面からパドックが見られる場所を確保し、

キーンランドカップの出走各馬を待ちます。

 

15:00過ぎ、1番オオバンブルマイがパドックに登場。

多くの競馬ファンもパドックに集まってきました。

 

 

 

キーンランドカップに騎乗する16名の騎手が出て来ました。

 

1番人気 1枠2番 ナムラクレア(牝5歳) 浜中俊 単勝2.2倍

 

2番人気 5枠10番 サトノレーヴ(牡5歳) D.レーン 単勝4.3倍

 

 

3番人気 5枠9番 エトヴプレ(牝3歳) 藤岡佑介 単勝8.8倍

 

4番人気 2枠4番 モリノドリーム(牝5歳) C.ルメール 単勝11.7倍

 

5番人気 6枠12番 ビッグシーザー(牡4歳) 坂井瑠星 単勝13.1倍

 

7番人気 1枠1番 オオバンブルマイ(牡4歳) 武豊 単勝18.7倍

 

8番人気 3枠6番 エイシンスポッター(牡5歳) J.モレイラ 単勝19.4倍

 

 

自分の指定席からレース観戦します。

 

発走時刻15:35になりました。

スターターが台に上がり、ファンファーレが流れます。

大勢の競馬ファンがレースに注目します。

 

 

 

芝1200m。スタートしました!

 

外からK.ティータン騎手のセッションが、内からは藤岡佑介騎手の

エトヴプレが前に出ます。

 

エトヴプレがハナを奪います。

内から浜中俊騎手のナムラクレアも前目に付けます。

 

またセッションがハナを奪い返し、熾烈な先行争いとなっています。

武豊騎手のオオバンブルマイは最後方に構えます。

 

セッションのペースで前半3ハロンの通過タイムは33.6秒と

平均ペースでレースが進みます。

 

 

4コーナーを回り、最後の直線でエトヴプレが先頭に立ち、

内を突いてナムラクレアが2番手に上がります。

外からはD.レーン騎手のサトノレーヴが伸びてきます。

 

サトノレーヴが一気に先頭に立ちます。

 

サトノレーヴ、後続を離しに掛かります。

2番手は4頭が並んでいます。

 

後方に構えていた武豊騎手のオオバンブルマイが外から強襲してきます。

中からJ.モレイラ騎手のエイシンスポッターが伸びてきます。

 

 

サトノレーヴがこのまま後続を寄せ付けず、ゴールイン!

エイシンスポッターが2着。オオバンブルマイが3着に入りました。

 

サトノレーヴ(牡5歳)

父ロードカナロア 母チリエージェ 母の父サクラバクシンオー

馬主:里見治

調教師:堀宣行(美浦)

騎手:D.レーン

 

サトノレーヴは強いレースを見せました。

3連勝で重賞は函館スプリントステークス(G3)に続いて2連勝。

これでスプリンターズステークス(G1)の有力候補に上がりました。

1か月後の9月29日が楽しみですね。

 

 

この土日は『2024ワールドオールスタージョッキーズ』が行われ、

最終レースの第4戦ではJ.モレイラ騎手のエゾダイモンが勝利しました。

 

最終レース終了後は、パドックで表彰式が行われます。

 

このシリーズの為に来日した外国人ジョッキーが紹介されました。

フランスから来た女性ジョッキーのD.サンチアゴも一番右にいます。

C.ルメール騎手と同期です。

 

シリーズに参戦しているJRAジョッキーも全員が紹介されました。

 

表彰式プレゼンターはパリオリンピックの銅メダリスト、

柔道の阿部詩選手です。

 

外国騎手チームとJRA騎手チームの対戦は、4戦して

JRA騎手チームが勝利しました。

 

個人成績では、1位はJ.モレイラ騎手、2位は武豊騎手、

3位は坂井瑠星騎手でした。

 

表彰式が終わり、札幌競馬場を後にします。

 

この日の札幌は1日を通して晴れ、最高気温は28.9度。

風は強かったですが涼しかったです。

 

やっぱり札幌競馬観戦は良いですね。来年の夏もまた来たいです。

 

 

札幌競馬場から札幌駅に歩いて向かう途中、このところ毎年寄っている

『スープカリー Firi Firi 2号』に入りました。

 

北海道新幹線の建設で周囲の歩道が閉鎖され、札幌駅からも近いとは言えず

それでももう何年間も頑張っています。やっぱり美味しいからなのでしょうね。

 

「ヘルシーベジタブルカリー」(1380円)+ 辛さランク6(100円)を

注文しました。 辛いのが好きなので、ちょうど良い感じです。

もっともっと辛くできるので、今度またチャレンジしたですね。

 

スープカレーを食べて、新千歳空港から羽田空港へ。

東京は相変わらず蒸し暑いです。

 

もう来年の札幌競馬観戦を予定したいと思います。

2024年4月14日(日)

3歳クラシック第1弾、皐月賞(G1)が行われます。

 

朝8:30、中山競馬場中央門に来ました。

 

事前にインターネットで指定席を獲っていて、入場券ネット予約の列には並ばず

そのまま先に進みます。 朝8:30でこの並びです。

 

開門も朝8:30のようで、クネクネになっている列が動いています。

最後尾に並んでから何往復かした後、ようやくスタンドに入れます。

 

朝8:41,まずは正面スタンド前に出ました。

朝から良いお天気です。

 

エスカレーターでスタンド3階まで上がり、指定席エリアに入ります。

指定席はK-Seat(皐月賞 6,000円)です。

 

 

今回はこの席です。

 

この席からのレース観戦風景です。

(画像は中山8レース 野島崎特別)

 

 

 

また、K-Seatの隣り4コーナー寄りにはUMACAシートがあるのですが、

6月23日(東京競馬開催終了)でUMACAシートのサービスは終わるようです。

 

時刻はまだ朝9時前で、スタンド地下1階に降りてみます。

 

スタンド地下1階のセンターコート付近では「JRA70周年記念展示

~HEROがくれたもの~」と題したイベントが行われていて、

これまでに誕生した名馬に関する展示も行われています。

 

有馬記念など数々のG1レースで活躍した名馬のゼッケンが

飾られています。鞍上のサイン入りです。

 

 

中山1レース(3歳未勝利 ダート1800m)

 

勝浦正樹騎手はこの日が最後の騎乗になります。

この日は6鞍に騎乗しますが、第1レースから登場です。

 

重賞で2勝を挙げたニシノデイジーなど、数々の名馬を任せた

西山茂行オーナーに勝浦正樹騎手、何か言われているのでしょうか?

でも、全レース後の引退食事会では2人の仲の良い様子が見られたようです。

 

 

第1レースでは、村田一誠厩舎のセイウンチドリに騎乗します。

途中までは単勝2.1倍、締め切り直前は単勝2.6倍で1番人気です。

 

 

村田一誠調教師は、騎手として1997年にデビュー。

勝浦正樹騎手と同期です。最後の勝浦正樹騎手の為にこの日3頭用意しました。

 

 

 

 

第1レースは期待に応えられず、結果は5着に終わりました。

 

それでもファンに愛された勝浦正樹騎手。

 

2002年のNHKマイルカップでテレグノシス、

2007年の朝日杯フューチュリティステークスでゴスホークケン、

G1レースで2勝しています。

 

最終騎乗になった中山7レースでは、こちらも同時期に一緒に騎手として活躍した

西田雄一郎厩舎のニシノピウモッソに騎乗して2着に入り、実況アナウンスでも

その事について触れられ、指定席エリアでしたが全体的に暖かい拍手が沸き起こっていました。

 

勝浦正樹騎手はこの日が最後でしたが、引退式はありませんでした。

でも、最後の勇姿をしっかり目に焼き付けることができて良かったです。

 

 

他場の福島、阪神を含めて馬券を買いながらレース観戦をしていて、

午前11:00発走の中山3レース。 馬券を買った後、発走時間直前に

お昼にします。 このタイミングであれば、まだ空いています。

 

スタンド3階にある銀座ライオンに入ります。この時間、店内はガラガラ。

中山3レースは店内にあるモニターを通して観戦します。

 

「デミグラスソース ハンバーグ」(1400円)を注文しました。

熱々のフライパンに乗ったハンバーグ。美味しかったです。

 

 

中山3レースが終わった直後、お客さんが次々とお店に入ってきて、

いつの間にか満席になり、行列もできていました。快適にランチを食べるには

タイミングの見極めが大事であること、改めて実感しました。

 

お腹を満たして、外に出てみます。

 

4コーナー付近には、シートを敷いてのんびり観戦できる芝生エリアがあります。

この日は1日を通して快晴。気温もどんどん上がっています。

 

中山4レース(3歳未勝利 芝2200m)はここから観戦します。

 

4コーナーから向正面にかけてコース外周に植えてある桜の木々は満開を過ぎ、

散り始めてはいますが、まだ見頃が続いています。

 

 

 

午後に入り、自分の指定席でしばらくレース観戦をしていて

14:25発走の中山9レース、スタート前にパドックに向かいました。

皐月賞に備えます。

 

1階のパドック周辺は既に多くの競馬ファンで占められていて、

身動きが取れなくなっていますが、3階の指定席エリアはまだ大丈夫。

ベストポジションを確保しました。

 

4月中旬ですが日差しがきつく、パドックで待っている間に日焼けしてしまいますが、

前々から楽しみにしていた皐月賞出走各馬が登場するのを待ち続けます。

 

中山10レースの出走各馬がパドック周回を終え、本馬場に向かったあと

パドックでは皐月賞の準備に入ります。係員が馬番のプレートを並べていきます。

 

 

■ 第84回皐月賞(3歳オープン G1 芝2000m)

 

皐月賞出走各馬の馬主がパドック内に入り、多くの競馬ファンが見守る中

18頭が周回しています。

 

 

 

皐月賞に騎乗する騎手もパドック内に入り、出走各馬の陣営と談笑しています。

 

 

 

 

  

 

落馬事故で4月10日に亡くなった藤岡康太騎手の兄、藤岡佑介騎手も

皐月賞でミスタージーティーに騎乗します。気丈に振舞っています。

 

1枠1番 サンライズジパング(牡3歳) 菅原明良

10番人気 単勝27.5倍

ホープフルステークス(G1)3着

若駒ステークス(オープン)優勝

 

1枠2番 メイショウタバル(牡3歳) 浜中俊

4番人気 単勝7.0倍

毎日杯(G3)優勝

 

2枠3番 エコロヴァルツ(牡3歳) 武豊

11番人気 単勝40.5倍

朝日杯フューチュリティステークス(G1)2着

 

 

2枠4番 シリウスコルト(牡3歳) 三浦皇成

13番人気 単勝176.4倍

弥生賞ディープインパクト記念(G2)3着

 

3枠5番 ミスタージーティー(牡3歳) 藤岡佑介

9番人気 単勝17.4倍

若葉ステークス(オープン)優勝

 

3枠6番 アレグロブリランテ(牡3歳) 横山和生

15番人気 単勝274.0倍

スプリングステークス(G2)2着

 

4枠7番 ルカランフィースト(牡3歳) 松山弘平

14番人気 単勝272.7倍

スプリングステークス(G2)3着

 

4枠8番 ジャンタルマンタル(牡3歳) 川田将雅

3番人気 単勝6.1倍

朝日杯フューチュリティステークス(G1)優勝

 

5枠9番 アーバンシック(牡3歳) 横山武史

6番人気 単勝14.2倍

京成杯(G3)2着

 

5枠10番 レガレイラ(牝3歳) 北村宏司

1番人気 単勝3.7倍

ホープフルステークス(G1)優勝

 

6枠11番 ホウオウプロサンゲ(牡3歳) 菱田裕二

16番人気 単勝274.9倍

若葉ステークス(オープン)2着

 

6枠12番 コスモキュランダ(牡3歳) J.モレイラ

7番人気 単勝15.8倍

弥生賞ディープインパクト記念(G2)優勝

 

7枠13番 ジャスティンミラノ(牡3歳) 戸崎圭太

2番人気 単勝4.8倍

共同通信杯(G3)優勝

 

7枠14番 シンエンペラー(牡3歳) 坂井瑠星

5番人気 単勝8.4倍

ホープフルステークス(G1)2着

京都2歳ステークス(G3)優勝

 

7枠15番 サンライズアース(牡3歳) M.デムーロ

12番人気 単勝54.2倍

すみれステークス(オープン)優勝

 

8枠16番 ダノンデサイル(牡3歳) 横山典弘

京成杯(G3)優勝

※ 馬場入場後、馬体に故障が発生し、発走除外となりました。

 

8枠17番 ビザンチンドリーム(牡3歳) B.ムルザバエフ

8番人気 単勝16.4倍

きさらぎ賞(G3)優勝

 

8枠18番 ウォーターリヒト(牡3歳) 幸英明

17番人気 単勝275.2倍

きさらぎ賞(G3)2着

 

 

皐月賞の出走各馬がパドックをあとにし、自分の指定席に戻ります。

出走各馬は返し馬を行っています。

 

藤岡佑介騎手のミスタージーティーが場内で紹介されると、

18頭のなかで1番大きな拍手が沸き起こりました。

 

15:40発走です。

 

 

ゲート前で18頭が輪乗りを行っている時、横山典弘騎手のダノンデサイルが馬体検査。

その後「馬場入場後、馬体に故障を発生したため、競走から除外いたします」のアナウンス。

残念ながら皐月賞に出走できません。

 

残りの17頭で皐月賞(G1)が行われます。生ファンファーレが流れます。

スタンド前は身動きが取れないくらいギッシリです。

 

 

 

 

スタートしました!

まずは5、6頭での先行争いです。

 

 

三浦皇成騎手のシリウスコルト、川田将雅騎手のジャンタルマンタル、

浜中俊騎手のメイショウタバルが前に出ます。

 

1コーナーを回り、浜中俊騎手のメイショウタバルがハナを奪いました。

 

2コーナーでメイショウタバルは後続との差を広げに掛かります。

 

メイショウタバルの大逃げで向こう流しに入っています。

 

前半1000mの通過タイムは57.5秒。

内回りの3コーナーに差し掛かり、メイショウタバルは軽快に飛ばしています。

 

 

3コーナーから4コーナーに向かいます。

徐々に差が詰まってきています。

 

 

 

4コーナー。

2番手以下がメイショウタバルに並び掛けます。

 

 

最後の直線に入り、川田将雅騎手のジャンタルマンタルが先頭に立ちます。

 

 

皐月賞制覇に向けて、ジャンタルマンタルが抜け出します。

 

残りあと200m。

 

後続のジャスティンミラノとコスモキュランダの2頭が詰め寄ってきます。

 

 

残りあと100m。

ジャンタルマンタル粘れるか。

 

 

残り100mを切り、3頭の叩き合いになります。

 

ジャンタルマンタルは脱落。

戸崎圭太騎手のジャスティンミラノ、J.モレイラ騎手のコスモキュランダ、

この2頭の叩き合いが続いています。

 

 

 

2頭並んでゴールイン!

 

僅かにクビ差。

戸崎圭太騎手のジャスティンミラノが先にゴールしていて、皐月賞制覇です!

 

中山芝2000mの走破タイムは1.57.1。

ラブリーデイが2015年にマークした1.57.8を大幅に更新。

コースレコードです。

 

ジャスティンミラノ(牡3歳)

父キズナ、母マーゴットディド、母の父エクシードアンドエクセル

馬主:三木正浩

調教師:友道康夫(栗東)

騎手:戸崎圭太

 

 

レース前から情報はあったのですが、ジャスティンミラノの

2週前、1週前追い切りで調教をつけていたのは藤岡康太騎手でした。

 

友道康夫調教師も、戸崎圭太騎手も、インタビューで藤岡康太騎手が

ジャスティンミラノの調教に関わっていたことに触れていましたね。

 

藤岡康太騎手が亡くなった週に行われた皐月賞。

戸崎圭太騎手がJ.モレイラ騎手に競り勝ったのは、藤岡康太騎手の魂が

あと押ししたのでは、という話もあります。

 

結果として、ジャスティンミラノはこれで3戦3勝。

陣営が皐月賞よりも日本ダービー向きと言っていることから、2冠も見えてきました。

 

戸崎圭太騎手は2018年にエポカドーロで皐月賞を制していて、

これで2勝目になります。

 

次は日本ダービー。

戸崎圭太騎手の日本ダービーの成績は2着が2回。優勝はまだありません。

2018年 エポカドーロ 2着

2019年 ダノンキングリー 2着

 

3度目の正直になるのかどうか、5月26日の日本ダービーで期待したいですね。

 

 

この日で中山競馬場ともしばらくお別れ。

次回の中山競馬開催は9月7日です。

 

それまでは機会を見つけて東京競馬場に行ったり、

あとは夏競馬を楽しみたいと思います。

 

2023年11月26日(日)

この日は東京競馬場でジャパンカップ(G1)が行われます。

 

朝7:25,京王線に乗って府中駅に来ました。

この時間の気温は6.6度。寒いです。

 

 

朝7:35、東京競馬場正門前に着きました。

 

さっそく通路を進みます。

 

この時間だと、指定席の列はまだそれほど並んでいません。

 

 

この日は朝8:00開門です。開いてすぐ中に入りました。

下の入場券組の人たちは、自分の場所を確保するためにみんな走っています。

 

 

朝8:04,上の階に上がる前にスタンド前に行ってみました。

15:40には、この辺りは物凄く大勢の人で埋め尽くされることになります。

 

 

フジビュースタンドの6階まで上がりました。

 

この日は事前にA指定席(ジャパンカップ 6,000円)を獲っていました。

 

 

自分の席はこの席になります。

 

 

今回のジャパンカップ、指定席抽選に2回臨んだのですが、

2回とも余裕の落選。 倍率が物凄く高く、完全に無理でした。

 

そして前日の土曜日。朝から1日中ジャパンカップの指定席を獲ろうと

キャンセルされた席の争奪戦に挑み、最後まで諦めずにチャレンジし続けて

やっと獲れたのが夜9時過ぎ。

 

急に決まって翌朝早い時間の出発になったので、あまり眠れていません。。

 

 

この席からのレース観戦風景です。

(東京2レース 2歳未勝利 芝1600m)

 

 

 

 

この日の府中市は、日中ずっと5度~7度で推移。雨が降りそうで

どんよりとした曇り空。指定席に座っていて、寒さで凍えていました。

 

朝10:30,東京3レースを観終わり、指定席から出てみます。

 

 

この日のお昼時はめっちゃ混むことが分かっているので、

もうランチにします。5階のレストランプラザに来ました。

 

『鳥駒』にしました。先に食券を買います。

 

 

「天丼」(1200円)にしました。

朝が早かったので、ほとんど食べておらず、結構食べ応えありです。

エビ天が2本乗っています。御馳走様でした。

 

ランチを食べ終え、更に下に降りてみます。

各フロアとも、人があまり来そうにない空いている場所は新聞紙が敷き詰められ

みんな自分の陣地を確保しています。

 

スタンドの入口にもなる2階は、だいぶ人が行き来し出しました。

 

 

11:09の東京競馬場スタンド前の様子です。

ちなみに、ジャパンカップの日は当日発売の入場券はありません。

 

 

このあと6階の自分の指定席に戻り、他場の京都も含めて何レースか

馬券を買いながらレース観戦をしていました。

 

まだ13:30ですが、東京8レースを観終わってパドックに行きます。

ジャパンカップの出走各馬が登場するのは15:00頃。

 

それでも既に多くの競馬ファンが東京競馬場に来ていることと、

世界ランク1位のイクイノックスが出走することで楽しみにしている人が多く、

5階はまだ少し余裕があるのですが、この時間からスタンバイします。

 

ただこの時間も非常に寒く、手袋をしないと手が悴んでしまいます。

 

パドック周回コースのそばは、朝早くの入場時から既に占領されていて

レースが進んでも全く人の動きはありません。

 

 

東京11レース(準メイン)発走前の14:49。

馬番のプレートが係員によって綺麗に並べられました。

 

その直後、ジャパンカップ出走各馬の馬番号と勝負服が描かれたプラカードを持った

女性たちが列を成して入場してきました。 それぞれ所定の番号の位置に着きます。

昨年はファイターズガールがやっていましたね。

 

 

15:00になり、出走各馬と馬主たちもパドックの中に入ってきました。

7番はフランスから参戦の外国馬イレジン陣営。

 

8番はここ3戦は外国で戦ってきているパンサラッサ。馬主は広尾レース。

2月のサウジカップ(G1)では優勝しています。

 

東京11レースが終わり、競馬ファンがパドックに集まってきました。

 

 

 

出走各馬に騎乗するジョッキーも登場です。

 

ウインエアフォルクに騎乗する藤田菜七子騎手。

デビューして8年目。遂にジャパンカップで騎乗します!

 

世界からも注目を浴びているイクイノックス。

C.ルメール騎手も陣営の中に入ります。

 

 

■ 東京12レース 15:40発走

第43回 ジャパンカップ(3歳以上オープン G1 芝2400m)

 

1枠1番 リバティアイランド(牝3歳) 川田将雅 単勝3.7倍(2番人気)

  2022年 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)優勝

  2023年 桜花賞(G1)優勝

  2023年 オークス(G1)優勝

  2023年 秋華賞(G1)優勝

  

 

1枠2番 イクイノックス(牡4歳) C.ルメール 単勝1.3倍(1番人気)

  2022年 天皇賞・秋(G1)優勝

  2022年 有馬記念(G1)優勝

  2023年 ドバイシーマクラシック(G1)優勝

  2023年 宝塚記念(G1)優勝

  2023年 天皇賞・秋(G1)優勝

 

 

 

 

2枠3番 タイトルホルダー(牡5歳) 横山和生 単勝19.2倍(4番人気)

  2021年 菊花賞(G1)優勝

  2022年 天皇賞・春(G1)優勝

  2022年 宝塚記念(G1)優勝

  

2枠4番 スタッドリー(牡5歳) T.マーカンド 単勝547.0倍(13番人気)

  2022年 ケフェウスステークス(オープン)2着

 

3枠5番 ドウデュース(牡4歳) 戸崎圭太 単勝13.2倍(3番人気)

  2021年 朝日杯フューチュリティステークス(G1)優勝

  2022年 日本ダービー(G1)優勝

 

3枠6番 フォワードアゲン(騙6歳) 黛弘人 単勝866.4倍(16番人気)

  2022年 STV賞(3勝クラス)優勝

 

4枠7番 イレジン(騙6歳) M.ヴェロン 単勝111.2倍(10番人気)

  2022年 ロワイヤルオーク賞(G1)優勝

  2023年 ガネー賞(G1)優勝

  外国馬 フランス

 

4枠8番 パンサラッサ(牡6歳) 吉田豊 単勝46.4倍(7番人気)

  2023年 サウジカップ(G1)優勝

  2022年 天皇賞・秋(G1)2着

 

5枠9番 ヴェラアズール(牡6歳) H.ドイル 単勝99.7倍(9番人気)

  2022年 ジャパンカップ(G1)優勝

 

5枠10番 ダノンベルーガ(牡4歳) J.モレイラ 単勝32.5倍(6番人気)

  2023年 ドバイターフ(G1)2着

  2023年 天皇賞・秋(G1)4着

 

6枠11番 トラストケンシン(牡8歳) 荻野極 単勝871.9倍(17番人気)

  2021年 甲斐路ステークス(3勝クラス)優勝

 

6枠12番 チェスナットコート(牡9歳) 田辺裕信 単勝827.0倍(15番人気)

  2018年 日経賞(G2)2着

  地方競馬 兵庫所属 全5勝 

 

7枠13番 クリノメガミエース(牝4歳) 吉村智洋 単勝878.1倍(18番人気)

  地方競馬 兵庫所属 全6勝

 

7枠14番 ディープボンド(牡6歳) 和田竜二 単勝83.8倍(8番人気)

  2023年 天皇賞・春(G1)2着

  2022年 阪神大賞典(G2)優勝

 

7枠15番 ショウナンバシット(牡3歳) M.デムーロ 単勝513.1倍(12番人気)

  2023年 若葉ステークス(オープン)優勝

 

8枠16番 インプレス(牡4歳) 三浦皇成 単勝666.1倍(14番人気)

  2023年 新潟記念(G3)3着

 

8枠17番 スターズオンアース(牝4歳) W.ビュイック 単勝26.6倍(5番人気)

  2022年 桜花賞(G1)優勝

  2022年 オークス(G1)優勝

 

8枠18番 ウインエアフォルク(牡6歳) 藤田菜七子 単勝430.8倍(11番人気)

  2023年 奥の細道特別(2勝クラス)優勝

 

 

ジャパンカップは15:40発走です。

発走時刻が近付いてきました。

 

 

 

 

障害コースの一部が開放になったりで、内馬場にも多くの競馬ファンが集まっています。

 

 

スターターが台に上がり、陸上自衛隊の中央音楽隊による

生ファンファーレが流れます。みんな手拍子しています。

 

 

 

 

スタートしました!

 

大方の予想通り、吉田豊騎手のパンサラッサが積極的にハナに立ちます。

 

 

1コーナーを回り、パンサラッサが後続との差を広げに掛かります。

離れた2番手には横山和生騎手のタイトルホルダーが付けました。

3番手にはC.ルメール騎手のイクイノックス。積極的に付いて行きます。

 

2コーナー。パンサラッサが2番手との差をどんどん広げて行きます。

 

 

向こう正面に入り、パンサラッサ独走です!

スタートして1000mの通過タイムは57秒6。

天皇賞・秋(G1)のジャックドールよりも速いペースです。

 

 

パンサラッサの大逃げ。

 

離れた2番手にはタイトルホルダー。3番手にイクイノックス。

その後ろ4番手には川田将雅騎手のリバティアイランドと

W.ビュイック騎手のスターズオンアースが続いています。

 

残り1000m。

3コーナーでパンサラッサと後続との差が更に広がります。

 

 

3コーナーから4コーナーへ。

後続はかなり後ろにいて、もしかしてパンサラッサは逃げ切ってしまうのか。

 

4コーナーから最後の直線に入ります。

パンサラッサと後続馬との差が縮まってきました。

 

残り400m。タイトルホルダーが追い付いてきましたが

パンサラッサもまだ粘っています。

 

外からC.ルメール騎手のイクイノックスが鋭く伸びてきました。

タイトルホルダーを交わして2番手に上がります。

 

 

イクイノックスがパンサラッサに詰め寄ってきます。

 

残り200mの手前。

遂にイクイノックスはパンサラッサに追いつきました。

 

あっという間にパンサラッサを交わしてイクイノックスが先頭。

そのあと、ゴールに向かって後続との差をどんどん広げて行きます。

 

 

 

ゴール目前です。

 

 

イクイノックス、ジャパンカップ優勝!

これでG1レース6連勝!

 

走破タイムは2.21.8。

 

レースを終えて、出走各馬が引き上げてきます。

 

C.ルメール騎手とイクイノックスは感動のウイニングランです。

 

 

 

ウイナーズサークルを経由して地下馬道に入り、ターフビジョンに映っている

C.ルメール騎手は目に涙を浮かべています。

 

イクイノックス(牡4歳)

父キタサンブラック、母シャトーブランシュ、母の父キングヘイロー

馬主:シルクレーシング

調教師:木村哲也(美浦)

騎手:C.ルメール

 

 

 

 

ジャパンカップの表彰式です。

 

表彰式が終わり、C.ルメール騎手の勝利ジョッキーインタビューが始まりました。

 

「ジャパンカップは自分にとっても昔からの憧れのレース。4勝もできて・・」と

武豊騎手と並ぶ最多タイ記録となったジャパンカップ勝利数に触れられて

感極まって声を詰まらせる場面もありました。

 

ルメール騎手が騎乗したジャパンカップの優勝馬

  2009年 ウオッカ

  2018年 アーモンドアイ

  2020年 アーモンドアイ

  2023年 イクイノックス

 

イクイノックスの強さについても出来る限りの日本語の表現で表していました。

 

この物凄いパフォーマンスを見せた結果、

イクイノックスの世界ランク1位キープが決まりました。

 

また、これでイクイノックスはG1レース6連勝。

 

これまでにJRAと海外のG1レースで6連勝を果たしたのは

シンザン、テイエムオペラオー、ロードカナロアの3頭。

 

イクイノックスの次走はまだ決まっていませんが、もし有馬記念(G1)に

出走となり、ここで勝つと7連勝で新記録になります。

 

 

競馬場での観戦は久し振りですが、この日

現地で歴史的な場面に立ち会えて良かったです。

 

 

◆加筆◆

11月30日、イクイノックスの引退が発表されました。

有馬記念(G1)には出走しません。

 

ジャパンカップで優勝し、これまでの獲得総賞金は22億1544万6100円。

アーモンドアイを抜いて歴代1位です。

 

G1レース6連勝を果たして、今が一番のピークで

競走馬としての役目を終えます。

 

でも、これからは種牡馬としての活躍が待っています。

これからも楽しみですね。

 

イクイノックス、お疲れ様でした!