武士道劇団員としての10年を振り返る第22回
【浅井長政(あざいながまさ)】
1545生まれ~1573年没
北近江の戦国大名 浅井家三代目当主
幼少のころ浅井家は隣国の六角氏に敗れ
長政は六角氏の当主の一字をとって賢政と名乗らされた。
また六角氏の家臣である平井定武の娘との婚姻も強いられた。
しかし、父・久政の外交に不満を抱く家臣達が長政を擁して
六角にクーデターを起こし勝利
父・久政を強制的に隠居させて長政に家督を譲らせた。
またこの勝利により浅井家は北近江の大名として
揺るぎない地歩を固めた。
1560年代、織田信長が
美濃斎藤氏との膠着状態を打破するため
長政に同盟を提案し、長政は信長の妹・市と政略結婚。
良好な関係を築くが
信長が朝倉攻めを敢行したことで
長政は朝倉との同盟を重視し、織田を背後から襲撃
信長は命からがら逃れる
この結果、浅井と織田が対立し
幾多の戦いを経て強大になった織田軍の前に小谷城が落とされ
浅井家は滅亡
長政は自害し、市は織田へ引き渡された
市とは3人の子(茶々、初、江)を儲け
孫にあたる人物に、豊臣秀頼、千姫、徳川家光、徳川和子がいる
徳川和子の血筋は現在の天皇に繋がる
つまり長政は今上天皇の祖先
公演のタイトルは
第十六陣記念本公演
『信長~魔王降臨~』
2017年11月4日~7日 千代田区立内幸町ホール
~あらすじ~
世間からは魔王と恐れられる織田信長だが、
実際は民百姓にやさしい人柄だった。
軍議の中、ついに朝倉家を攻めることが決まる。
信長は朝倉との同盟国である
浅井家当主浅井長政を呼び真意を問う。
長政は織田を裏切ることはないと忠誠を誓うが、
結果的に信長を裏切る事となる。
お飾りの言葉を並べ立てられた信長は人の心を失う…
比叡山焼き討ち、降伏した者への撫で斬りなど
民百姓にやさしかった信長は、
魔王に相応しい存在へとなりつつある…
あまりにも変わり果ててしまった信長……その真相とは…
2017年11月の本番後のブログのリンク
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実はこの公演で私は大けがをしてしまいました。
写真はケガをする直前までの写真なんです。
その記録がこちら
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劇団武士道10周年記念公演
『石川五右衛門~京の都編~』
原作:脇太平
脚色・演出:幸村宏行
2019年
2月23日(土)14:00/19:00
2月24日(日)13:00/18:00
2月25日(月)13:00/17:00
中目黒キンケロ・シアター
チケット予約 http://bsd-web.com
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