公演が終わってほっと一息ですが、
すぐに次の仕事に向けて動いてます。
で、団体の幹部として運営した公演は、
客演として出たときよりも色々とありました。
その中で良かったことは数え切れないくらいあり、
関ってくれた方々に感謝をしてもしきれないぐらいですが、
ほほえましい光景をひとつ書きたいと思います。
今回、参加してくれた原田奈々ちゃん(中学生)優ちゃん(小学生)姉妹。
登場シーンは、悪役軍団が罪も無い村を滅ぼし、
最後に斬られる母と姉妹というところで
非常に悲哀な役どころでした(この悪巧みの指示は私・込ノ隠によるもの・・・)。
ここだけのシーンのために姉妹は
毎回何一つ不満もなしに演じてくれました。
ほほえましいのは楽屋でのことで、
このシーンに行く前に、
お母さん役の女優は以前のシーンで忍の一般兵をやっているので、
出番が終わると着替えるために楽屋に戻ってきます。
そこで幼い娘役の優ちゃんはお母さんの衣裳を抱えてずっと待っていて、
お母さんが戻って来るや否や、
笑顔でカーテンを閉めて衣裳替えのお手伝いをするんです。
これが本番7回とも同じように待ってるんで、
その姿がめちゃくちゃかわいらしかったんです。
お姉ちゃんの奈々ちゃんは姉であることをしっかりと自覚して
優ちゃんの面倒をみてました。
多分優ちゃんがいなければもっとやんちゃしたんだと思います。
その健気さ、ふたりとも大人の役者たちの心のよりどころでした。
舞台でも、大人がどんな感動的なシーンを演じても、
子供にはかなわないです。ずるぃ~~
本編では子供殺しをした朝霧、楽屋では仲良しです
なぜかロバに
デハ!!