これです。
皆さんに読むことをお勧めしたい書籍です。
手短に言うと、
・テロ犯人の、無知な勘違い
と生前から、嘘ニュースで彼をおとしいれようとしていた左翼勢力、
参考「森友、加計問題に関し、本を読んでみました」
の、その事件をも利用して故人を貶めようとする卑劣な行動
と、
・安倍さんの偉大な政治的業績
と、
・安倍さん亡き後の日本の取るべき方針
が、丁寧に説明されています。
今回は、安倍さんの業績から、
この書を読んで、あらためて一番すごいと
僕が思ったものだけをまとめます。
それは、
クワッド（QUAD:Quadrilateral Security Dialogue=日米豪印4カ国の戦略対話）の協力体制の構築、
言い換えると、
「自由で開かれたインド太平洋」戦略、
アメリカ、日本、オーストラリア、インド、この自由主義国で協力して、インド太平洋の自由を守っていこう！
ってやつですね。
これって、相当世界規模の政治的方向性の合意ではないでしょうか？
これ構想して、各国の元首と交渉し、話をまとめた中心人物が、
安倍さんなわけです。
そして、
これまでの日本の総理で名を残す偉人でも、それは日本国内での偉人であって、
ここまで世界的な政治に影響を与えた日本の総理は、今までいなかった。
ってことです。
現在までの日本を考えると、確かにその通りと思いますね。
アメリカの大統領、
共和党の大統領も民主党の大統領も、その方針を自分が言い出した！
みたいな態度をとっています。
ですが、これ、「言い出しっぺ」も、
その実現のために、「具体的に行動をして、話をとりまとめたのも」
全部、安倍さんです。
その辺の事情が、分かりやすくまとめられています。
クワッドの体制自体は、現在も万全で、
これ安倍さんが日本に残してくれた大切な遺産です。
としても、現在の対トランプ大統領との交渉、
数の論理で石破氏を選んでしまう、現在の自民党にうまくこなせるのか？
とっても不安ですね。。。
石破氏の政治姿勢を僕が信用していない理由に関しては、
ぜひ僕の先にあげた
「森友、加計問題、、、」に関するブログ記事を読んでみてください。
最後に、ちょっと長いですが、
オバマ政権の首席大統領補佐官でもあったR・エマニュエル駐日米国大使が語る、
安倍さんを、先の書籍から引用します。
#####
オバマ政権の首席大統領補佐官でもあったR・エマニュエル駐日米国大使は、
安倍氏の暗殺後に米ABCテレビのインタビューで
「安倍氏のレガシーとアメリカの影響を教えてください」
と問われて次のように述べた。
「３つのことが言えると思います。
まず、『自由で開かれたインド太平洋』と言いますが、これは安倍氏が提唱したものです。
アメリカは安倍氏の構築した戦略的な見通しとアイデアのもとで活動しています。
第２に、米日豪印がチームとして協力するという考えは２つの政党の２人の大統領がまるで自分の発案であるかのように言っていますが、そのクアッドの概念は安倍氏が創設しました。
（小略）全ては安倍氏のオリジナルです。
安倍氏が推進力となり時代の先端を走り、ようやく時代が安倍氏に追いついてきました。
強調しておきたいのは、安倍氏はきわめて優れた有能な政治指導者だったということです。
彼は理想を持ち、何を、なぜ行なっているかを十分に把握していました。
同時に、やり通す強さも持っていました。
それが安倍氏なのです。
安倍氏は世界的なビジョンと日本をどこへ向かわせるかの方向性を持っていました。
そしてそれを見通して実行するだけの非情さと強さと戦略を持っていました。
現在、アメリカは多くの点で安倍氏が提示した構想と知的枠組みの中で活動しているのです。
（小略）安倍氏は素晴らしいユーモアセンスがありました。
いつも頭脳明晰で行動的でした。
そして戦略的な感覚が優れていました。
安倍氏は日本の政治家であり、アメリカの良き友人であり、世界の指導者でした。」
#####
世界的な大政治家、安倍晋三氏に、合掌です。
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