前回の続き。
参考「交通誘導員は、動かない物を見る必要はない」
第1法則に続いて、交通誘導の第2法則です。
交通誘導員は、なるべく少ない人数で多くの危険箇所を見ておく必要がある。
だから、メンバーの役割に応じて、道路のどこに立つのが良いのかは、自ずと決まってくる。
だから、ある程度分かっている誘導員は、
その日の、工事の内容と、
誘導員のメンバーと、
道路の状況から、
自分の立ち位置を、おおよそ見極めて、そこに立っているものである。
鉄則は、メンバー全員で、なるべく広い範囲が見えるようにしておくため、
なるべく、ばらけた位置に立つ必要がある。
ということである。
特に、2人の誘導員が同じ位置に立っているのは、
基本的には、ご法度である。
つまり、誘導員は、立ち位置が大事。
これが、誘導の第2法則
どの位置に立つべきか?
新人誘導員は、先輩誘導員から指示され、徹底的に教えられる。
まあ、適切な立ち位置が自ら分かるようになれば、
一応分かってきたとは、認識してもらえる。
でも、僕はこれを第2法則にした。
つまり、これは2番目に大切なルールということだ。
ところが、不思議なことに、
この第2法則は、新人が来ると、皆うるさいほど指導するのだが、
僕がもっと大事だと思う第1法則は、あんまり指摘されることはない。
つまり、
「あそこに立ってろ!」
とは、皆指示を出すんだけれど、
「そこで何を見てどうするべきか?」
を、明確に指示する人は、意外に少ない。
まあ、慣れた人には自明なことで、
「新人には、それが、そもそもわからない。」
ことが、分からなくなっていることが、ままある。
まあ、そこが盲点になっているわけだ。
この第一法則、言い換えると、
「交通誘導員は、何を見ているかが大事」
ってことなんだけど、
ある程度経験のある誘導員に、「そいつは素人である」、
それが分かるのは、視線のいってる先が、そもそもおかしいから、
なのである。
大概、交通誘導の素人は工事を見てしまうのである。
それ、知らない奴にしてみれば、なかなか興味深い作業では、あるのですが。。。
この交通誘導の第1法則、経験的にわかっている人は、いっぱいいるはずなのに、
不思議なほど、きちんと言葉で指摘する人が少ないです。
万有引力の法則、最初に発見したのはニュートンで、
最初に指摘したから、彼は偉大なわけです。
でも、一度発見されれば、他の人が何度も再発見する必要は無いはずです。
そもそも、言葉とか文字って、
他人の経験を、自分の経験としてショートカットをするために、
人類か発明した、画期的な方法です。
交通誘導の第1法則は僕が、今もう書きました。
新たに交通誘導業務を始める皆さんには、
これをベースにショートカットしていただきたいと思います^_^
先に交通誘導の第2法則により、
「複数の誘導員が同じ場所に立つのはご法度」
という結論が得られたわけだけど、
これには例外があると思っている。
それは新人教育の時、
立ち位置を支持して、そこに1人で立たせる前に、
一緒のところに立って、
自分がどこに目をやりながら、どう判断しているかを、
説明をした方が良いのではないかと思う。
初めの2、3日これをすれば、格段に腕前は上がると思う。
前回の絵を流用する。
今、十字路で通行止めをしているとする。
今、見える景色はこんな感じだ。

前回説明した通り、前後左右適当にボーッとしながら眺めておいて、動くものを見つける。
首だけ動かして四方を見ていられるなら、それで構わないけど、僕はそれだと目線が固定されがちなんで、
足踏みするか、リズムをとる感じで体全体を動かす感じで、定期的に四方に目線を送るようにしている。
その時、僕が何を見て、何を考えているかは、例えばこんな感じになる。
#####
「今、正面から車が来ているよね?」
「さらに、左からバイクが来てる。」
「このまま、両方がこっちに向かって来るなら、どちらを止めるか、判断しなければならなくなる。」
「今、左のバイクはUターンした。」
「とすれば、正面の車には、左右どちらでもドライバーの好きな方に曲がって迂回して貰えば良い。
だから、両手で✖️マークでも作って直進出来ないことをドライバーに知らせる。」
ドライバーが、
「ウインカーを出して来たら、そちらに行けることを知らせる。」
####
何か動くものを見つけたら、それをトリガーにして、そんな感じの作業を、繰り返すわけである。
素早く判断が出来れば、それが1番良いけれど、
動くものを早く、遠くにいる時点で見つけられれば、
判断までにかけられる、時間的猶予が長く持てるわけだ。
持って生まれた運動神経が鈍いうえに、
こう言ったことを、一切考えないから、
いつまで経っても、一向に上手くならない。
そういう人が、結構いる。
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