同業者の書いた業界本ってことで、これ読んでみました。
まあ、業界の実態を、なかなかよく書けています。
「最底辺の仕事ではあるが、
それなりに上手い人と下手な人がいる。」
は、その通りです。
あと、
それ以前に案外コミュニケーション能力が大事
と言うのは、全くその通りと思います。
基本的に工事の人(班員さん)と通行する人は、
相反する要望を持っています。
・班員さん・・・通行人を気にせず、工事に集中したい。
・通行人・・・邪魔をされずに通行したい。
交通誘導員は、その間に立って、どっちからも、
「まあ、しょうがねえか。」
と思われなきゃならないわけで、
それなりにコミュニケーション力と調整力が必要とされる仕事です。
その意味では、ある程度日本語が達者でないとならないわけで、
これだけ外国人が増えている現代日本における、
低賃金の仕事にもかかわらず、
意外と日本人比率の高い職場でもあります。
僕は、アスペルガー傾向があり、
コミュニケーション能力に難があります。
参考「素直、これも隠れアスペルガーという才能? ~ マジか!」
だから、変な自慢ですが、
「それにも関わらず、それなりに、この仕事をこなせている僕って凄いな?」
と、密かに思っています。
「こんなこと、ひっくり返っても出来っこ無い!」
そんなのが、千葉大学やNECの知り合いには、ゴロゴロいました。
参考「隠れアスペルガーという無能? ~ マジか!」
基本、僕の脳味噌も、この人たちと同じで、
論理、論理、論理
だし、
論理的に正しいのはどっちか?
ばっか考えています。
若かりし頃の妻は、
そういう生態を持つ、千葉大学理学部物理学科の僕の同級生の面々を総称して、
「構造君」
そう呼んでいました。
そりゃそうです。
観光に行った先で、
花壇とか、水槽とかそういう展示物を見て、
展示物の鑑賞ではなく、
「それがどういう仕組みで、機能しているか?」
そこの分析をみんなでしているんですから。。。
なので、
「大人として社会を渡っていくためには、
そっちばっかではなく、
周囲の人々と仲良くするのも大事だよ!」
そう気付かせてくれる、良い仕事だな。
と考えてたり、します。
それと、先の書、
業界の裏事情がよく書けていますが、
書かれていないこともあります。
それは、そんなに頻繁に、
本に書くような事件が起きる職場ではないってことです。
交通誘導員というと、
交通量の多い街道沿いで片側交互通行(片交という)
をしているのを想像する人が多いと思います。
交通量からして、一般の人が目にする機会が多いのは、これでしょうから。
が、実はこれ、誘導員の立場からすると、稀です。
「こんな閑静な住宅街、人も車も滅多に通らんやん。」
ってところの通行止めみたいなのが、
数としては圧倒的に多いのです。
先日やった通行止めも、
工事帯の向こうにある老人ホームに行きたいという車の迂回依頼4台、
出てきた住人の車1台、
迂回依頼した住人の車1台、
工事車両のバック誘導1回、
7時間やって、そんなものでした。
さらに、
通行止めも2日目、3日目ともなれば、住人も慣れてきて、
そこにいれば、
「あ、また、やってるわ。」
と思い、勝手に迂回して行ってくれます。
つまり、制服を着て、そこにいさえすれば、
それだけで用が、済んでしまうことも多いのです。
つまり、そこで立ってさえいれば、
何でも好きなことを考えてくれていれば、構わない。
それで済んでしまうことも多い仕事なのです。
そんなわけで、
その有り余る時間を使って、僕が考えているのが、
このブログ記事だったりします。
つまり、
「先の書籍には、何にもしなくても、
そこにいれば、大概の1日が終わってしまう!」
そういう仕事であることが、書かれていないと感じました。
僕は、以前、歴史書の分析をする時には、
「当たり前のことは、誰も書かない。」
(つまり、書かれているのは、特殊なことである。)
そこを考慮して分析をしなければならない。
そんな記事を、書きました。
参考「当たり前のことは、誰も書かない」
「書かれていることが、現実の全てではない!」
そんな分析は、現代の書籍にも当てはまるんだな。
そんな感想を持ちました。
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1日目 信教の自由の日に関するネット上の文章への反論
2日目 私が考える日本教とは?
3日目 信教の不自由な宗教と信教の自由な宗教
4日目 先の戦争の悲惨な体験を語り継ぐな
5日目 現代の鶴田浩二 ー傷だらけの人生ー
6日目 今までの社会人生活の中で、現在が一番満足度が高い
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