前回予告した、
永遠の0 (講談社文庫) [ 百田尚樹 ] |
を読んで、思ったこと、
このブログで真っ先に情報展開をしなければならないこと、
それはこれです。
僕が今まで見てきた、現代日本のありよう。
それは、
「現代日本は、大東亜戦争当時の日本とまったく変わっていない。」
ということです。
名指しはしません。
でも、もう、ここまで言っちゃえば、
どの会社か分かる奴には分かると思います。
けど、言わずには済まされない。
そう判断しました。
当時僕がいた会社は、
「○☓株式会社」
という会社でした。
この会社は系列の子会社を沢山持っていて、
主に、「○☓カタカナ株式会社」という設計子会社と、
「地方名○☓株式会社」という、
地方にある製造子会社を100%株式を握る下請けとして使っていました。
当時、僕は設計部門のリーダーだったから、
「○☓カタカナ株式会社」の社員を使っていた。
さらに、その下請は、さらに孫請けで、
資本関係は多分ないと思われる小さな地方の会社の社員を使っていた。
当時、僕の部下としてあてがわれた社員は、孫請けの社員だった。
こいつは、なかなかに優秀なやつで、よく勉強もしていた。
僕が考えた仕様に従って動くプログラムを発注して、
それを作ってもらっていたわけだ。
僕は、随分彼にプログラミングを教わった。
もっとも、彼が納入してくるプログラムのソースコードを見て盗んでいたわけだから、
彼にその意識はなかったと思うけど。^^;
で、ある時コスト削減を目的に下請を削減することになった。
切られる下請けにしてみれば、当然孫請けを切ろうとする。
でも、僕は明らかに、下請の社員より、
孫請けのそいつの方が出来ると思った。
だから、「そいつじゃなきゃダメだ。」と言って、
あえて下請を切って、そいつを使い続けた。
そういう形で、
親会社の僕が孫請けを直接コントロールする形で、
彼を使い続けていた。
しばらくして、そいつ、
「会社を辞めて、転職します。」
と言ってきた。
そういうことになれば、
せめてきちんと引き継ぎをさせるのが、
相手の上司の立場だし、
僕に合わせるために、そいつを出張させるとのことだった。
でも、僕にしてみれば、全くその必要はなかった。
だって、そいつが作ったプログラム全部読んで理解していたんだから。
バグが発生しても、改造の必要が出て来ても、
全部、その日から全部僕が対応出来た。
でも、それ拒否したら、彼の上司の面子を潰すことになる。
だから、僕はそいつに、
「本当は必要ないんだけど、来るだけは来て下さい。」
と、伝えた。
で、通り一遍そいつに説明してもらってから、
「分かりました。これで、引き継ぎは完了とします。
今までありがとうございました。
最後に一緒に飲みに行きましょう。」
そう言って、一緒に飲みに言った。
そこで、そいつこう言った。
「○☓さん(僕の本名だ)が、
名指しで僕を選んでくれた時は嬉しかった。
切られた子会社の社員(彼にしてみれば、親会社か?)は、
ムッとしていました。
だから、(頑張って)サービスしょうと思いました。」
さらに続けて、
「とは言え、これだけ給料カットされちゃうと、やっていけません。
他に選択肢はありませんでした。」
多分他部門も同じようにコストダウンを図っていたから、
人材見抜く目のない奴は、
下請けが片っ端から孫請けを切り落とすのを放置したんだろう。
だから、僕は「どこに転職するんですか?」と聞いた。
大学生の就職希望ランキングが会社の価値を決めるのならば、
当時の僕がいた会社は一流会社、
彼が告げた会社は二流会社、
彼が退職する会社は地方の名もない会社だった。
確か、彼は地元に残れることを優先して、
あえて、その会社を選んでたんだったと記憶している。
鶏頭となるも牛後となるなかれ。
という諺がある。
だから、そいつのためには、いい選択だと思った。だから、
「良い転職先が見つかって良かったですね。
そっちでも頑張って下さい。」
みたいなことを言った。
確か、バブル崩壊直後くらいの時期だったと思う。
バブル絶頂期の、いわゆる一流会社は、
バカみたいに新卒をとっていた。
だから、二流会社は全く人材確保ができなかったはずだ。
当時僕は
「え!そんな大学でも、うちの会社入れちゃうの?」
と思った記憶がある。
逆に、本格的にバブルがはじけた後は、
「入社当時この状況だったら、僕はこの会社には就職出来ていないな。」
と思うことになるのだけど。。。
そんなわけで、当時は、
これほど、深刻な事態になるとは誰も考えていなかった。
だから、いわゆる二流会社には、
「やれやれ、これでやっと優秀な人材の確保が出来る。」
という空気が有ったんだと思う。
こんな顛末を思い出した。
ここに書いたことは、
永遠の0 (講談社文庫) [ 百田尚樹 ]
|
と全く同じである。
何がか?
トップのアホなマネージメントのおかげで、優秀な人材が失われた。
という事がである。
長くなりすぎるので、続きはまた、後日。
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