![]() 応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書) [ 呉座勇一 ] |
です。
まだ、読みかけです。
前半は、歴史的な事実の検証をしているんですが、
これ、面白いほど面白くありません。
まず、物語として読むには、登場人物が多すぎです。
数えていませんが、300人くらいはいそうです。
一冊の本に、こんなにたくさん登場人物が居たのでは、
とても覚えられません。
また、その関係というか、立場というかが、
複雑かつ微妙で、素人には訳分かりません。
ただ、意外だったのは、歴史的な評価としては
「足利正義が、政治放り出して、風流事に耽ったため戦国時代を招いちゃった。」
ってイメージがあるけど、
このころの彼は、ちゃんと(?)政治やっています。
ただ、絶対的な権力握れてないから、どうしたって
パワーバランス取らなきゃならないわけで、
結果、優勢な方の肩を持つという態度に出ずを得ず、
その融通不断が混乱を招いた。
という感は拭えないですね。
でも、そういう話であれば、
責任は先代、先々代にもあるわけで、
彼だけをバカ殿みたいに評価するのは、
ちょっと可哀想ですね。
というか、この時代、全員が、
短期的な自分の利益を求めて右往左往しているだけで、
誰も長期的な目標のもと、一貫した行動
をとっている人物がいません。
だから逆に、それをなした、
源頼朝と、織田信長の偉大さ
が、よく分かります。
参考「源頼朝はなぜ偉いのか?」
あと、これに匹敵する大変革は明治維新だと思うのですが、
これをなした偉人は、1人にはしぼれませんね。
何人かあげれば、先日記事にした吉田松陰、
参考「吉田松陰の本を読んで見ました」
あと、
高杉晋作、坂本龍馬、西郷隆盛、伊藤博文
etc.でしょうか?
この1人にしぼれないってところが、
独裁政治を超えて、集団指導体制から、民主主義への時代の流れ
を表していて、なかなか面白いですね。
あと、現在の日本があることへの影響という意味で、
これらの出来事に匹敵するのは、戦後の高度経済成長ではないか?
と、僕は思うのだけど、これを引っ張った大政治家が見当たりません。
田中角栄?
なんかイマイチだよね。
で、気付いたんだけど、
第二次世界大戦を境に人類の社会は変質してしまったんだと思います。
なんだかんだ言っても、それ以前の世界では
戦争の強い奴、あるいはそれをコントロール出来た奴が
日本を引っ張った。
第二次世界大戦後の、戦争のできない世界で、それをしたのは、
経済センスのある奴ってことになったんではないだろうか?
とするならば、高度経済成長を引っ張ったリーダーは、
松下幸之助
本田宗一郎
盛田昭夫
あたりかも知れませんね。
(ちょっと、製造業に偏ってるかも知れませんが、、、)
何れにしても、
長期的目標を持たない烏合の集が、
目先の利益を求めて右往左往しているという意味では、
平安時代末期
応仁の乱前後
現在
は、似ているような気がしますね。
参考「隠れアスペルガーが作った日本の歴史」
ちなみに、NHK大河ドラマ、
平安末期を取り扱った、「平清盛」に記録を更新されるまで、
最低視聴率だったのは、
応仁の乱をあつかった、「花の乱」だったそう。
これを脚本家の責任にするのは酷だわ。
面白くしようがないです。
きっと、
バブル崩壊から現在までの歴史を大河ドラマにすれば、
記録更新になるんじゃないかと、思いますね。
僕はまだ、この本自体は、前半しか読んでおりません。
また、後半を期待させる興味深い分析が随所に見られます。
なので、
「面白くない」
を僕のこの本の評価とは、取らないで下さい。
現在のところ、
「面白いほど面白くない前半が、後半を期待させる」
本です。
今回は、ちょっとした僕の失敗をサラッと書こうと思っただけなのに、
またまた長文になってしまいました。
ブログ始めた当初は、
「僕って以外と文才があるじゃん!」
と思ってたんですが、
単に書き出すと止まらない性分のようです。。。
なので、続きはまた後日。
この記事を書いたキッカケは、
びっくりするくらい下らない話なんで、
乞うご期待!!
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