世の中の仕事には、考える仕事と、考えない仕事の2種類がある。
この、考えるとは、何をか？
先に答えを言ってしまうと、ズバリ「目標と計画」である。
僕は、現在後者の、考えない仕事をしている。
あるときご一緒した、先輩筋の方から、興味深い話を伺った。
「この仕事は、楽だよな。僕は、今現在、何も計画がない。」
と、おっしゃっていた。
だから、「そうですねぇ。」と答えた。
この方は、あるプロスポーツの選手をしていた方だ。
「当時は、そのことばかりを考えてた。」と、
「ああ、僕と全く一緒だ。」と思った。
参考「計画をしない人々」
強くなるためには、自分の強み弱みを分析して、
「どこをどのように伸ばして行くか？」
その目標を定め、
そこを目指して計画し、
地道な努力を継続していく必要があるはずだ。
さらに、
「馬鹿は強くならない。」
とも、おっしゃってた。
勝負事に勝つためには、駆け引きに勝つ必要があり、
そのためにはきちんと、戦略を考えなければならないと言うことだ。
ただただ、筋力があるとか、腕力があるだけでは、ダメということだ。
さらに、興味深かったのは、
「現役最後のころは、本当に克服する方法を、一生懸命考えた。」
とも。
そうだろうね。
もう、体がベストの状態に戻ることは、望むべくもないわけで、
それを克服する方法を工夫するしか、無いもんね。
で、
「もう工夫でリカバリー出来る余地は、なくなった。」
その時に、アスリートから出る言葉が、
「やりきった。」
と、いうことなんだろう。
そのお話を聞いているだけでも、
相当強い選手だったろうことは、
容易に推察できた。
羽生弓弦君
も、
真央ちゃん
も、
そのことばかりを考えている（た？）はずだ。
また、伸び盛りの頃は、
それを考えるのが、何よりも楽しかったはずだ。
だからこそ、強くなった。
アスリートは、
体に恵まれることも大事だろうけど、
徹底的にそれが好きで、
全ての思索をそれに集中出来ることが大事なのだろう。
それが出来るアスリートのことを、
天才
と言うのだと思う。
参考「ゴールデンウィークに、映画を見に行って来ました ～ Try evrything」
ついでながら、
それが、チームプレーでするゲームなら、
「誰に何をやらせるか？」
が、徹底的に大事なはずだ。
それを、な～んも考えずに、
「誰にやらせても同じ。」
とか言っているマネージャーが、優秀なはずがない。
参考「人に仕事を割り付けよう」
人物の評価が出来ない、マネージャーなんて、
噴飯物だ。
何をするにしても、
それが好き
それを考えるのが好き
じゃなきゃ、話にならない。
当然だけど、それがスポーツにも当てはまることが分かり、
勉強になりました。
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