突っ込みどころ満載の文章〜それは宗教でしょ

SEALDs創設メンバー、奥田愛基の、このインタビュー記事

を読んでみました。


なんか、突っ込みどころ満載の文章ですね。


僕の感覚からすると、

資本主義であるか共産主義であるか？

あるいは、

民主主義か共産党による独裁政治であるか？

は、国の根幹に関わる、重大な問題だと思うのだけれど、


この人によると、

「そんなことは、護憲か改憲かの前では、小さな問題」

になるようです。


この考えかたは、国際スタンダートからは大きくはずれた、
日本にだけある、特異な思想、あるいは、宗教だと思います。


で、野党で話し合った結果、

「小異を捨てて、大同を得た。」

というのが、今回の野党4党合意の成果だそうです。



僕の感覚では、問題は

「民意を無視して、何が何でも法律を押し通そうという政権与党のやり方」

ではなく、

「民意を無視して、何が何でも少数意見を押し通そうとする、反日左翼のやり方。」

では無いかと思います。


組織の力で、与党が市民を押しつぶしているのではなく、

今回の結果は、素直に、

野党を支持する市民より、
与党を支持する市民が多かった。

ってことだと思います。


それと、一番

「頓珍漢だな。」

と思ったのは、自民党と公明党は、

「憲法改憲問題を棚上げして、政治的妥協点を探っているわけです。」

これは、過去の経緯もあるし、

「現実の政治を進めていくためには、妥協もしょうがないかな。」

と思うわけです。


ところが、今回の野党共闘って、

「政策的違いを棚上げして、憲法改憲問題一本。」

で、協力しちゃっているわけですよ。


で、これが一時的に通って、メインの世論になったって、
憲法改憲問題歯止めがかかった段階で、また、
政策的違いが顕在化して、混乱するだけなのは、目に見えてますよね？


民進党と、自民党と、公明党の食い違いは、アレルギーの問題かもしれませんが、

共産党の違いは、イデオロギーの違いです。


それを無視して、妥協するようでは、人心は離れます。

「かつて、社会党が自民党に潰されたように、
民進党、共産党に潰されたかな？」

と、僕には思えますね。



いずれにしても、ここ言霊の国、日本では、

「憲法（という一種の呪文）さえ守っていれば（唱えていれば）、
日本の平和は保たれ、戦争は起こらない！」

は、イデオロギーの違いすらこえて、盲信しかねない人の多い、

一種危険な宗教と言えますね。


今回の結果は、日本人は、

「宗教的迷信を超えて、冷静な政治的判断が出来る。」

を、証明する結果になりそうなので、本当に良かったと僕は思います。



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