この2冊の本を読んで、日本国憲法の何がダメなのかが分かりました | 本当の日本の歴史と、日本人を知って、自信を持つ日本人になるためのブログ

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日本の若者に、我々の先祖は、今を築いた立派な人達であることを理解してもらい、未来を切り開く自信を持ってもらうためのブログです。

閉塞した現代日本社会を打開するためにも、日本人としての自信を取り戻す必要があると考えており、そのための分析も試みています。

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読んで、分かりました。日本国憲法の問題点が分かりました。

日本国憲法

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と同じになっちゃってるんです。

これ、方法論として良いことをいっぱい書いてあるんですが、
その根本的なところにある宗教観に違和感があるから、
日本人にはいまいち説得力が無いんです。

何でそれ(自分を超えていく)をしなければならないかが、
心に響かないんです。
それに、一読して、外国人が書いた本の翻訳物であることが分かります。

参考「「自分を超える法」ピーター・セージ著 を読んでみました」

で、僕は見つけました。日本人の書いたそれを。

それは、戦前の修身の教科書です。

引用してみますね。

#####
よい日本人

我が大日本帝国は、万世一系の天皇のお治めになる国であります。
御代々の天皇は、臣民を子のやうにおいつくしみになり、
臣民は、祖先以来、心をあはせて天皇を御親とあふぎ奉り、
よく忠孝の道に尽くしました。

これが我が国の世界に類のないところであります。

我等は、常に天皇陛下・皇后陛下・皇太后陛下の御高徳をあふぎ奉り、
祖先の志をついで忠君愛国の道にはげまなければなりません。

忠君愛国の道は、我が国体をわきまえて、君国の大事に臨んでは、
挙国一致、奉公の誠を尽くし、
平時にあっては、常に大御心を奉じて各自分の業務にはげんで、
国運の隆昌をはかることであります。

我等は、常に国法を重んじなければなりません。
国の重い法令から市町村の規則に至るまで、よくそれを守るのは、
天皇陛下の大御心にしたがひ、国を愛する道であります。

公衆に対して、礼儀・公徳を守り、衛生に注意し、
進んで公益を広めて人々の幸福をはかり、
世の中をよくするのは、我等の尽くすべき務であります。

我が国運は、最近いちぢるしく進歩して来ました。
我等は益々身体を健康にして学問に勉め、勤労を愛し、
倹約を守り、産業を興して、更に国力の充実をはかることが大切であります。

さうして、何事をするにも、自信を持ち、勇気を振るひ、
進取の気象をもって当たることが必要であります。

人に対しては、信義を重んじ、度量を大きくし、
朋友には交を厚くしなければなりません。

人から受けた恩を忘れず、又博く人を愛し、
誰にも親切にするのは我等の務めであります。

家にあっては、父母は、日夜心を労して、業務に励み、
我が子を教育して、家の繁栄をはかり、国のために尽くしています。

子たる者は、よく父母の教を守り、孝行を尽くし、
兄弟仲良くして互いに助け合い、父母の心を安んじなければなりません。

我等は常に誠実を旨としなければなりません。
何事をするにも、心に誠実であれば、行もおのづから正しく、
徳行も身に備わってきます。

これらの心得を守るのは、
教育に関する勅語の御趣意にかなふわけであります。

我等は此の御趣意を深く心にとめ、真心をもつてこれらの心得を実行し、
あつぱれよい日本人とならねばなりません。
#####

どうですか?

これがあるから、勇気が湧く。
勇気が湧くから、自分を超えられる。

ってことですよ。

これ、僕は子供時分に、教育して欲しかったです。
これ人としてとるべき立派な態度であると同時に、
自分を超える法を教えているじゃないですか。

こういう教育してくれてれば、僕の人生随分違ってたと思います。

してくんないから、僕は理系になっちゃって、大学では物理を専攻した。

参考「物理学では世の中は良くならない」

結果エンジニアになって、若い頃はコンピュータの仕組みだとか、
プログラミングの方法とかばかりを、一生懸命勉強した。

そして、メーカー系の大企業で20年近くエンジニアとして働くことになった。

で、根が頑固者で、自分が正しい、自分がやるべきだと思うことは、
頑としてやらないと気が済まない性格だったこともあり、
寄らば大樹を飛び出す勇気が持てたのは、幸いだった。

勇気がないために、
枯れかかった大樹に未だにしがみついている奴をいっぱい知っている。

参考「リーダーシップについて思うこと ~ 優秀な人達のはずなのに」

参考「これで潰れない方が不思議」

「自分もこの歳まで、あそこにしがみついていたら」
と考えると、本当にゾッとします。

この心構えに到達するまで、随分、遠回りしてしまいました。

でも、「行動を起こすに当たって、
若過ぎることも、歳をとりすぎていることもない。」
も、大事な成功哲学の1つです。

これからでも、行動しようと思います。

それに、幸か不幸か、科学技術の分かる愛国者って、
なかなかユニークな立ち位置ではないかと、思ったりもしています。

では、次です。

#####
祖先と家

我等の家では、父は職業に励み、一家の長として我等を保護し、
母は父を助け、一家の主婦として家事にあたり、
共に一家の繁栄と子孫の幸福をはかっています。

父母の前は祖父母、祖父母の前は曾祖父毋と、
我が家は祖先が代々維持して来たものです。

代々の祖先が家の繁栄と子孫の幸福ををはかった心持に於いては、
いづれも父母とかはりがありません。

我等はかやうに深い祖先の恩を受けて生活しているのです。

この恩を感謝し、祖先を尊ぶのは、自然の人情であり、
また人の道であります。

一家の中で、一人でも多くよい人がいて、業務にはげみ、
公共の事に力を尽くせば、一家の繁栄を増すばかりではなく、
また家の名誉を高めることになります。

また僅か一人でも不心得の者がいて、悪いことをしたり、
務めを怠ったりすれば、一家の不名誉となり、その繁栄を妨げます。

一人の善悪の行は、ただその人だけのことと思うのは大きな間違いで、
一家全体の幸不幸となり、祖先の名にもかかはります。

それ故一家の人々は、皆心をあわせて家の名誉と繁栄の為に力を尽くし、
祖先に対してはよい子孫となり、子孫に対してはりつぱな祖先となるやうに
心掛けることが大切であります。
#####

どうです?日本人の宗教観に根ざした、立派な道徳教育ではないでしょうか?

我々は、「人智を超えた知性」を持ちだす必要なんか無いんです。
生まれた時から、みなそうして生きてきたんです。

「神では無いものを、神とする」必要は、全くありません。

参考「信教の自由の日に関する変な文章」

日本人は日本の宗教観に基づいた、道徳教育を取り戻すべきです。

憲法も、また同じことです。

国家の根本法規である憲法を、
日本の宗教、日本の歴史を知らない外国人が、
書けるはずが無いんです。

それがわかってない人たちが、
適当に外国の憲法から良さげなところをコピペしたって、
日本人の精神とつながってなけれは、意味が無いんです。

これが、憲法学者の倉山満さんをして、
「日本国憲法の悪いところは3点、全部、全て、何もかも。」
と言わしめているわけですね。

「日本の国体と合っていない。」と表現していましたが。

参考「日本のこころを大切にする党のI FCON in 藤沢に行って来ました」

同じ方法論を書くにしたって、日本の国体を知る日本人が書かなきゃ、
現実的に機能しないってことですね。


あと、蛇足ですが、大日本帝国憲法の前の日本の憲法って、
養老律令だつたって知ってます?

長い武家政治の時代を通じて、誰も憲法改正してないの。

武家諸法度だとか、公家諸法度だとか、
いわば、解釈改憲でず~っと乗り切ってんの。

だから、日本の現在の有り様は、伝統に則ったやり方ではあるわけです。

で、外圧かかって、大日本帝国憲法に改憲した。

今の憲法で困るの日本人じゃなくて、外国人よ。
だって、それ読んだって、どうして日本の国が回ってんのか分かんないんだから。

日本人、それはそれとして置いといて、
阿吽の呼吸で現状を回してるんだから。

改憲議論は置いとくとして、

日本国憲法を英語から和訳して、日本人に読ませるより、
大日本帝国憲法を日本語から英訳して、外国人に読んでもらうほうが先!!

という気がしてきました。


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