私が考える日本教とは | 本当の日本の歴史と、日本人を知って、自信を持つ日本人になるためのブログ

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日本の若者に、我々の先祖は、今を築いた立派な人達であることを理解してもらい、未来を切り開く自信を持ってもらうためのブログです。

閉塞した現代日本社会を打開するためにも、日本人としての自信を取り戻す必要があると考えており、そのための分析も試みています。

日本の宗教の基底をなすものは、


おそらく原始時代から連面と続く素朴な自然崇拝思想である。


自然界のあらゆるものに神を感じ、畏怖の念を感じるものである。


この土着の信仰に加わる形で、


日本の統一政権を築き上げたヤマト民族の祖先神が神に加わる形で、


自然発生的に成立したものである。



おそらく原始時代までさかのぼれば、


どこも似たような民間信仰があり、


大陸では三大宗教に塗り替えられて消えてなくなったものが、


むしろ離れ小島であったがゆえ、


日本にだけ残ったと見るべきものだと思われる。



この信仰は土着の素朴なものであるゆえ、


特定の教祖がわからないし、


明文化された教義がほとんどない、


さらに何々教という決まった名前もない。



名前がないのは不便なので、


本当は順序が逆で、


江戸時代に古典の研究を通じて再発見したものに付けた名前ではあるが、


以降これを日本神道と呼ぶ。



一般的に宗教というものは、


それを共有する人々に共通の倫理観、


道徳観あるいは行動規範をあたえるものであるが、


日本神道は元が土着の信仰ゆえ、これがほとんどない。


この信者に求められる行動は、


「穢れを避けること」すなわち、清潔であることと、


「和を保っこと」すなわち、自身の主張ばかりを押し通さず


全体の意見の調和を重視することくらいである。


このため、これだけでは、


キリスト教等他の本格的な宗教と比べると、


小さすぎるのである。



さらに、日本のこの信仰の大きな特徴は、


多神教である


ということである。


つまり、神様はいくらでもいていいし、


実際いくらでもいるのである。


つまり、日本人は根本的に、


「ワシが神様だ。」とか「これが神様だ。」とか言う人々に対して、


「OK、OK、じゃあ、それも神様」と言っちゃう人達なのである。



そんなわけで、日本人はその土着の信仰を維持したまま、


外来の宗教の教祖を自分達の神の一因に加えることで、


その宗教の信者になれちゃう人達なのである。



実際、現代日本人に


「立派な料理人になるためには、修行が大事ですよね?」


と聞けば大概


「うん。修行が大事だ。」と答える。


これ仏教の徳目である。



また、


「親孝行は大事ですよね?」


と聞けば


「親孝行は良い事だ」と答える。


これ儒教の徳目である。



さらに


「人と接する時は、愛ある接し方が良いですよね?」


と聞けば


「愛は大事だ。」と答える。


これキリスト教の徳目である。



つまり、現代日本人の宗教感は、


日本神道をベースに、


仏教、儒教、キリスト教等外来の宗教をミックスしたものになっており、


個人によって、どの傾向が強いのかが違っているだけなのである。



実際、日本神道の信者と仏教の信者を合わせると、2億人を超えるという。


つまり、「日本神道の信者ですか?」という質問にYES、


「仏教の信者ですか?」という質問にもYES


と答える日本人が、相当数いるということである。



また、


日本のキリスト教信徒の人口比率は2%くらいで


全然布教出来ていないわけであるが、


これはキリスト教側が、


「信者になるならば他は捨てろ」


と言っていることが大きい。


だから、「それは違うわ」となっちゃうのであって、


日本人は「キリスト教徒でもあれ」ってことなら


全然OKなのである。


それであるならば、既に布教が済んでいるとも言える。



天皇誕生日が12月23日、クリスマスが12月25日、


天皇誕生日は祝日であることを考えれば、


日本人の伝統的な秩序意識では天皇誕生日が格上とは言えるが、


現代では、そのお祝いはどちらが盛大であろうか?



そういうことなのである。



これは統計をとったわけではなく、私の皮膚感覚だが、


「人間にとって一番大事なものは何ですか?」


という質問を現代日本人にしたら、おそらく


「愛」


と答える人が一番多いのではないだろうか?


つまりキリスト教徒的日本教徒が現代日本人の主流を占める信仰なのである。



つまり、日本には日本にしかない独自の宗教が有り、


それは日本神道という表現では小さすぎ、


仏教、儒教、キリスト教、その他外来の宗教を混合したものである。


また、その全体を指す言葉がないため、


とりあえず


日本教


とでも呼ぶしかないものであるということなのである。




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1日目 信教の自由の日に関するネット上の文章への反論
2日目 私が考える日本教とは?
3日目 信教の不自由な宗教と信教の自由な宗教
4日目 先の戦争の悲惨な体験を語り継ぐな
5日目 現代の鶴田浩二 ー傷だらけの人生ー
6日目 今までの社会人生活の中で、現在が一番満足度が高い
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