三島由紀夫ならこれ | 本当の日本の歴史と、日本人を知って、自信を持つ日本人になるためのブログ

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日本の若者に、我々の先祖は、今を築いた立派な人達であることを理解してもらい、未来を切り開く自信を持ってもらうためのブログです。

閉塞した現代日本社会を打開するためにも、日本人としての自信を取り戻す必要があると考えており、そのための分析も試みています。

三島由紀夫という作家は誠に素晴らしい文章を書く作家であった。


その文体は、恐ろしく論理的かつ精緻かつ美的であった。


私は、その作品のストーリー以前に、その文体の見事さに魅了され、


書籍として手にはいるものは全て読んだ。




論理的な文章を書く人、


精緻な文章を書く人、


美しい文章を書く人、


はあまたいるわけであるが、


この三つの見事な組み合わせという意味では、


彼の右に出る人は、今もいないのではないかと思う。



まあ当時は良くわかってなかったけど、


この人相当の右翼思想家で、


この人より右に行くのは、大変だけど(^_^)。



で、この人の書いた小説の典型的なストーリーは、


独自の美学に則って無鉄砲な行動をする若者の、


その行動と挫折を精緻な筆致で描くというもので、


彼は、勇気ある行動をする若者の礼賛者なのである。



でこれは、


「若者は、自分が正しいと思うところに従って、


失敗を恐れず、勇気を持って行動せよ。」


ってことだから、基本ワシも賛同するわけだ。



もっと言うと、


「事の善悪、あるいは事の善悪を思索するより、


行動する勇気を持つことが大事だ。」


と言っているわけで、


まあ、何も考えないで行動するのでは、


単なる馬鹿で、ちっとは考えろだけど、



考え過ぎて行動出来なくなるくらいなら、


まず行動しろ


と言うことだから、これも、まあ賛同する。


だって行動なくして成果は期待出来ないのだから。


親心としては、慎重に行動して欲しいとは思うけど。



でこの人、最後は、


自衛隊の駐屯地に殴り込みかけて、自衛隊員に


「今のままでは、お前達は憲法違反だ!」


って演説して、


正規国軍への繰り上げを要求するために決起することを求め、


まあ、そんな求めに応じる自衛官なんて誰もいなくて、


挫折して、自決した。


享年45才って若者なの?


って話はあるけど、


最後は明らかに自分を自分自身の小説の主人公にしちゃった人だ。



つまり、この人、もし老境まで長生きしておれば、


間違いなくノーベル文学賞を受賞したであろう大作家なんだけど、


そういうタイプの作家ではなかったというのも、


まぎれもない事実ってことだ。



で、この人の代表作というと、一般的には、



とか



をあげる人が多いと思うけど、僕はちょっと違うと思う。


確かに、出世作ではあるのだろうけれど。



まずはこれ



まあ、これは色物だから置いといて、小説としてはこれ



これは彼の生涯第二の傑作だと思う。


あとはこの辺



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で最後はこれ、









これは彼の遺作となった作品で、


その最終原稿は自決したその日に、書斎に残されていたもの。



これは凄い。間違いなく彼の最高傑作。



四部作の大著で読むのに根気がいる、


あるいは、三島由紀夫上級者向けという気もするが、


本当に凄い。



これを書いた以上作家としてやり残したことはないと


彼が確信したことが、容易にわかる。


こういう作品が作れちゃう構想力ってどこから湧いてくるのかと、本当に思う。





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