サツマイモ(種イモ)の越冬失敗 | 爺34のどて話

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酒を楽しみ老いを楽しむ。どてかぼちゃ(アトランテック・ジャイアント)栽培を愉しむ。農を通じて人生を語る。後輩の成長に目を細め、良い人生だったと笑って旅立つ。そんな好々爺でありたい。

毎年、サツマイモを収穫したら新聞紙に包んで、それを発泡スチロールの箱に入れ居室で保管するパターンでしたが今年は失敗しました。カビが生えてしまったのです。

 

婆さんにも焼き芋用に同じことを教えましたが、こちらは何とも有りません。婆さんはサツマイモを新聞紙で包み更にポリ袋に入れていました。違いはそれだけです。失敗の原因はワタクシの保管が早すぎた(乾燥不十分だった)かも。

 

仕方がないので婆さんに少し譲ってもらいましたが、焼き芋用なのでちょっと小振りです。婆さんは時々主食代わりに焼き芋を食べています。
 

 

踏み込み床

2日目(1/19) 28℃

 

5日目(1/22) 30℃

 

10日目(1/28) 40℃

 

 

2/2 サツマイモ伏せ

   左 安納芋  右 シルクスィート

 

 

 

(おまけ)
どでカボチャ栽培:病虫害(疫病)    

 疫病(バイラス)はVIRUS(ウイルス)の英語読みです。植物に広く発生するモザイク病はこの一種で、花や葉がまだらになり、今のところ特効薬はありません。

 

疫病に罹ったカボチャの葉

 

 

 疫病は水はけが悪い畑や雨による泥のはね上がりで発生します。株元にポリマルチをしたり、ツルの下にワラを敷いたりして発生を防ぎます。

 

 不幸にも疫病が発生したら葉や茎は早急に取り除き、ビニール袋に入れて処分するしかないのです。株全体が侵されたときは根から抜き取り、感染した根を土に残さないことが大切です。

 

 アブラムシやハダニ、アザミウマなどの害虫がウイルスを運ぶと言われていますので、あらかじめ害虫の飛来を防ぐ工夫をするのも大事です。一度発生した畑は次の年も発生する可能性があるので太陽熱利用による土壌消毒が有効だと思います。

 

 「太陽熱土壌消毒」は、気温が最も高くなる夏季の休作期に土壌表面をビニルフィルム等で被覆し、深さ10~20cm程度の作土層を太陽熱によって35℃以上に上げ、それを長時間持続させて、土壌中の病原菌やセンチュウ、土壌昆虫などを死滅させ、密度を低下させる方法です。