メイクはちょっとお料理に似てる | LAで活躍するヘアメイクアーティストSAIKOのブログ

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在米歴20年、LAのトータルビューティーサロンオーナーSAIKOが語る、海外生活ならではの面白エピソード、ビューティー情報などなど☆

11月12月のホリデーシーズンを迎えて、

そろそろメイク&ヘアスタイリングの仕事が増えてきました。

今日のお客様も会社のパーティー用ヘアメイクで

来て下さったのですが、

メイクしながら、ふと思ったんですよね。

 

メイクってお料理に似てるな、って。

 

メイクに限らず、ヘアもそうなんですけど、

良い良くない部分も含めて、素材の特徴を見抜けないと、

素材を活かすことができません。

 

素材を活かすことができないと、表面を取り繕った仕上がりになる。

すると、お料理の場合は歯ごたえや旨味、後味などに差が。

 

メイクの場合も、こわばったお肌、疲れたお肌、

皮脂バランスの崩れたお肌、お手入れを怠っているお肌など、

お肌一つとっても、様々な特徴が。

それを見て、触って、匂って(!)、見抜く。

見抜いた上で、どう調理するか即断する。

そこで、もし判断を誤ったら.....

お客様の持つ個性や内側の輝きを消してしまい、

老けた印象、暗い印象、疲れた印象の仕上がりに。

崩れやすくもなります。

 

あともう一つ。

「おいしくなあれ」って声掛けしてお料理すると

美味しく仕上がるって言いますけど、

メイクも心の中で「きれいになあれ」って念じながらすると

きれいな仕上がりになるんです。

 

最後にお客様が鏡を見て、「あ!゚+.(◕ฺ ∀◕ฺ )゚+.」って

喜んで下さるシーンをイメージするのも大事。

 

今日は私的にいい仕事ができました。

お客様も喜んでくださっている様子でした。

 

いい一日になったな。