過ぎたるは及ばざるが如し | toiro labo  心に映る色言葉を翻訳します

toiro labo  心に映る色言葉を翻訳します

カラートランスレーター(色の翻訳家)鶴田実花
人生の塗り絵を書くなら何色をえらぶ?自分を彩る色は、自分史を語ります。
投影された心をカラーボトルに映し出し、心の声を聴きます。
ほっと一息つきたいとき、ちょっと振り返りたいとき、一休みのお手伝いをします。







赤の禁忌。


新しいスタート・正直な言葉・がんばり・フットワークの良さ


などなど、たくさんの行動や情熱をサポートしてくれる赤。



色には良い意味も悪い意味もありますが、赤はパワーが強いので取り入れすぎると暴走します。


新しいスタートは、変化を恐れず勇気ある行動が多いものですが、考えなしの行動は時に事態を悪化させます。


正直な言葉は、自分では嘘がないと、気持ちがいいものですが、聞いている相手の気持ちを無視して傷つけていることがあります。 優しい嘘もあります。


がんばりは、赤の人は「目に見えるがんばり」を好みますが、目に見えていないところの配慮。トップギアじゃなければ、がんばっている事とは言えないと切り捨てます。


フットワークの良さも、小手先の技を好まず、全身でトライする潔さ、時にとどまることを忘れてしまうほどに。途中で止まれば失敗を食い止められたのに、失敗しても、「失敗」という結果を手に入れるまで止まれない。



どんな色にも良い面、悪い面があり、そうそう都合よくコントロールできないものです。


私も「赤の失敗」は覚えがありますから(笑)


過ぎたるは及ばざるがごとし。


何事も程ほどが肝心で、やり過ぎることはやり足りないことと同じように良いこととは言えない。
良いと言われることでも、やり過ぎは害になるということ。



ふっと足を止める日をつくりましょう。


休むこともスケジュールに組み込んでみてくださいね。