以前、使えるサイトとして紹介しました文科省の全国放射線濃度一覧
今朝見てみると「全国の食品の放射能調査データー」だけがエラーが出て見られない状態になっていました。
(夜になってから、もう一度見てみたら見られました。肉、茶、静岡、福島のキーワードで、最近の情報が検索できます。)
気を取り直して・・・と(^_^;)
食品中の放射性物質関連、今までの主なニュースがこちらでまとめて読めます。→食品への放射性物質の影響・関連情報
最近では、福島県南相馬市から出荷した牛肉から暫定基準値(500Bq/kg)の4倍~9倍もの放射性セシウムが検出された問題ですが、
「暫定基準値は一年間食べ続けた場合を考慮した数値、一度食べても心配する必要はない」と・・・
う~んしかし、一度だけって?それに、私たちは牛肉だけを食べて生きてるのではないですよね。
例えば、
食べ物A、B、Cがあって、どれも私たちが普段食べているものだとします。
これらの食べ物の放射性物質の基準値がそれぞれ10として、
私たちはA、B、Cから放射性物質を
4ずつ取り込んだとします。
4ですから、それぞれの基準値10の半分以下で、大丈夫?
な訳ないですよね。(^_^;)
4×3=12
で10を超えてしまってるじゃないですか!
今、私たちの身の回りにある食べ物は、たとえ基準値より、うんと低いレベルでも、(自然に存在する放射性物質も含めて)ほとんどが放射性物質を含む可能性のあるものだと考えていいと思います。
(たとえ検出値が0であっても、それは放射性物質が、その測定方法では検出限界以下であるという意味です。検査方法やサンプルの種類によっても違ってきますが、ヨウ素0.3~1.5Bq/kg セシウム0.4~1.9Bq/kg程度以下の値ということに過ぎません。つまり厳密には0ではないのです。)
なので、基準値というものは、かなりの余裕をもって設定するべきものです。1年間続けて食べたとしても大丈夫だろうと思われる値の、少なくとも10分の1~20分の1でしょうか。
今の暫定基準値というのは、原発事故後の緊急時のために決められた値です。非常時だから、このくらいは我慢しなければならないという異常に高い基準値だということを知っておかなければなりません。もちろん、これから長期にわたって放射性物質と付き合っていくことが避けられない状況には、まったく不適切なものです。
この暫定基準値による線引きそのものに、あまり意味を見出せない私には、
「超えたら汚染牛肉で、超えなかったら非汚染牛肉」
という黒か白かの判断が、滑稽なものに思えてなりません。
それに、基準値を超えなければ非汚染だという誤解も生みます。
こういう汚染牛肉のような騒ぎは
エスケープ・ゴートのような印象さえ受けるのですね。
「たまたま見つかった牛肉だけが汚染されていた。」
と、人々の注目をそこに向けさせといて
「基準値を超えない汚染牛肉を流通させるためのパーフォーマンス」
と言っては言い過ぎでしょうか。
とにかく、まずは早急に、基準値を見直すべきです。
しかし、たとえ基準値を厳しくしたとしても、放射性物質と付き合わなくてもよくなるというわけではありませんから、私たちにはある程度の開き直りも必要かもしれません。と同時に、可能な限り子供たちや次世代を産み育てる者たちのためには、少しでも取り込む量を減らすように、食品の産地を選ぶ、調理法を工夫などを、無理のない範囲でするしかないと感じています。
最低限、政府にはデーターの公表を速やかにやっていただきたいですね。
(検査する機械が足りなくて、追いついてないとも聞いてますが)
参考→食品中の放射性物質に関する検査を実施することが可能である登録検査機関
ところで、今日、わが家は生協の配達日でした。生協も独自に一部検査データーを付けてくれてますが、検出限界がヨウ素20Bq/kg セシウム10Bq/kg と、高いのが気になります。
みなさんも、データーを見るときには、是非この検出限界に注意してみて下さいね。
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