今年度の勤務先は二期制の学校なので、ただ今前期の成績処理で忙しくしております。
ちなみに前期の私の授業は「金属のイオン化傾向」の単元まで。
イオン化傾向の最も小さい(反応しにくい)金属の王様といえば、
なんといっても金 Au 英雄! ですね。
その金を溶かす唯一の液体は 王水 と呼ばれる
濃硝酸と濃塩酸を体積比で1:3で混合した溶液 ですが・・・
The angry chemists wrote a letter to the PM
Pumpkin Chemistry at Nottingham
(ハロウィン・スペシャル)
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たびたび私のブログに登場していただいております英国ノッティンガム大学の名物教授Poliakoff博士、
今回は、王水が金を溶かす様子を解説してくださっている動画です。
博士が最後に話しているのは・・・
第二次世界大戦中、ドイツ軍に追われる身となり逃げ出さなくてはならなくなったデンマークのコペンハーゲン大学へヴェシー教授のエピソードです。彼はその時、ある二人からノーベル賞の金メダルを預かっていました。ドイツ軍に見つかると没収されてしまいます。そこで、彼は実験室にあった王水のびんに金メダルを溶かして逃げました。戦後、実験室に戻ったところ、びんは無事で、そこから再び金を取り出すことができたのです。その経緯を知ったノーベル財団は、その金を使ってメダルを復元し、二人に改めて金メダルを贈ったということです。
