番外編、その前に
わたしがサナと話したい。
カーラはもともとサナであるから、人格が複数あるのとはまったく異なる。
ここではカーラという女魔法使いのことも、少し説明したほうがいいかもしれない。
いかんせん、これは何度も作り直したブログの続き、そのまた続きで、わからない人には誰が誰なのか本当にわからない。
最近ではわたしが”心に作り出した世界”で皆さん、好きに動いていらっしゃる。
とりあえず素直に生きると”サナ”みたいになるんじゃないかな、とは思う。
そこに人間としての感情が加わる・蘇る、
それはパニックでしょう。
戦闘マシーンなのだから。
闘うことに存在意義を見ているけれど、本当にそこに納得しているのなら、審問を受ける段階でウィルソンを倒していることでしょうね。
引き続き、ウィルソンに審問を任せている状態ですが・・・・・
さて、あなたならサナをどう思いますか?
”REAL FIGHTERS”で、わたしであるはずのサナは、怪我で格闘技を諦めたわたしに代わって、わたしの理想としていた終り方を見せてくれた。
新章に入ってまで登場させたのは、なんだか可哀想な気がしてきました。
混乱
なぜ・・・・・。それはサナの心境。
サナはミザリーの魂を求めて”ペケージャル”と”バコスタ島”を繋ぐ海底トンネルに入った。
そのはずだった。
いま、サナはまったく異なる世界へ飛ばされ、問い詰められている。
「お前は何者か」
ごく普通の女性に戻ったサナは答えを求められる。
今までの彼女ならば、すべての摂理を無視してでも自分の思うがままに考え、行動できた。
サナはまだ気づかない。
カーラと一体化したことで、それまで無縁だった”人の心”を持ち、あらゆることに混乱しているのだ。
詰問するのはサムソンの師・ウィルソン・フィッティパルディ。
リリス、サムソン同様、彼女もまた”強制瞬間移動術”によって、海底トンネルに入ったと同時にウィルソンの許に召喚された。
術を行使したのはウィルソンの恋人・ジュノー。
このことはこの世界において誰も知らない。
戦闘マシーンのような女から人間に戻ったいま。
サナはその行動、存在意義を考えさせられている。
答えはまだ、でない。
こういう風に循環している
あれね。自分で自分の首絞めるような考えをやめたいの。
3日あるとするでしょう。
1日目は楽しくなって 2日目は何かで悩んで 3日目は死にたくなるの繰り返しですよ。
だから次の1日目がきたときにまた生き返るという感じね。
でも危険だな。
希望をもたないのと無感動は死ぬことに近い。
世間では競争に勝たないと認められないのかもしれないけど、少なくともここではランキングから降りたみたいに、競争・誰がすごい??
から解放されたいから。
間違ってはいないと思うのよ。
上位に食い込みたい方はわたしに気にせずどうぞ、です。
わたしのことを気にしなくても文章は書けるでしょう?
いかにも”アンチヒーロー”な言葉でなんだかこの記事、自分で気に入ったわ。
いやーよかった♪
統治者ミリアム
石の遺跡”ロカス”。
ミリアムはそこに、アダムの亡骸を見た。
猫のゴルドに器であるもの、その肉体を貸し与えると同時に、彼はアダムであることを棄てた。
ロバートという魂となり、この世界に残ったままのかつての仲間たちを天に送るためだ。
ミリアムは、同じ時代にリースロット大陸の統治者がふたり現れた意味を知る。
アダムがアダムであることを棄て、魂だけとなっても人間に戻ることを望んだためだ。
何かが変わる。
ミリアムは危険を感じ、娘のリリスにテレパシーで伝えようと試みた。
しかし、娘は恋人と共に何処かへ飛ばされた。助けに行きたいが、アダムが事実上、消滅したいま。
リースロットの統治者はミリアムだけになった。
この不毛の地ですべてを見守らなければならない。
「倒すのはサナではなく”魔女”よ。リリス、どうか気づいて」
悲痛な願いだった。
皮表紙の本。
これを守らなければ。
「この本を用意したのは魔女。
名前はBruja(ブルッハ)。ここに記された魔法をサナに使わせることで、自分に決着をつけようとしている。さらにわたしたちが混乱するように、1,500年前の歴史にあるジェノサイドを引き起こし、混乱を招く、それが狙い。
そのためには少しでも魔法を多く存在させること。必ずこの本の情報を聞きつけた者たちが動き出し、世界が狂うわ」




