真説ミリアムの魔術書・武術家たちの誇り (THE REAL FIGHTERS)  -23ページ目

最後の賭け


ここにリューゲンやフェルナンドが帰ってきたのも、最初の住人がここにいるのは自分たちだと言っているから。


彼らは過去の人間たちでもある。だからどんなに頑張ってもあんたたちでは勝てない。

この世界のサナもいずれ消される。


最後まで足掻くのがわたしのやり方でもある。


いやでもいつか消えるんです誰でも。だからわたしは最後の瞬間まで足掻こうと思っている。


ここにいるリリスたちもみんなそうであってほしい。






空からの声


わたしは生きているから  だから絶対に


死んだ人には勝てないのです





誰かしら亡くなっても それで誰かが泣いても


それも繰り返し 繰り返し


いつか自分が死んだときに誰かが泣くなら


それも生きている人たちの中で繰り返されていく


それをあんまり悲観しないことが


生きている人の役目



王様の行方


記憶は遠くて鮮やかで


このむこうに見えるのが王様がいたお城


「いた」もう昔ですよ


どのくらい? 


さあね


王様はいまはどこに?


何にもしてないと思うよ



足元を見てみな 何かあるか 足元なんてもとからないんだ


それで君と僕と 透明な地面に立って会話する


そこにあると思うものは突然なくなるさ


王様はそれを知っていた 



王様はいまはどこ?



きっと何にもない地面の延長線のずっとその先 


君と僕が立っているこの空間のどこかにいるさ



王様なんて最初からいないさ この地面みたいに透明で空っぽで どこにも何もなくて


どこにも誰もいない 言ってしまえば君も僕もほんとは存在しない


 

天国と地獄


右に天国 左は地獄


天国が良いところって本当?


地獄は怖いって誰に聞いた?


けっこう面白いのよ


決められないでしょう


どっちがいいかなんて


きっとどちらも同じなのよ



だからさ


天国に期待しちゃ駄目なのよ


行った先にさ 花畑が見えて


空気は澄んでいて


天使がそこいらじゅうに・・・・


なんて思っていたら



悪魔が後ろから抱きしめていたわ



それでは

リューゲンたちの旅の続きは別ブログでいきます。


いったんミリアムやリリスたちのストーリーに戻りましょう。