今日も時系列を飛び越えて、夏の記事をアップ。
7月のこと、ちぃさんと参加した、「東京国際フォーラム」の『酒蔵レストラン 宝』で開催された、”七夕の会 2026”の楽しい夜の続き。
お店のパートナーの九つの酒蔵が自慢の夏酒を提供し、お店の美味しい料理と共に味わう企画。
四本目の酒が出される。
宮城県塩釜市の佐浦が醸す、浦霞 純米吟醸 夏詣酒。
過ぎた半年の無事に感謝し来る半年の平穏を祈念して神社仏閣を訪れる夏詣で。
その名を冠し、無病息災・家内安全を願う酒。
使用米は宮城県産ササニシキ、精米歩合は55%。
浦霞は好きな酒で、若い頃は浦霞 禅をよく飲んでいた。
浦霞の仕込み水も届く。
五本目の酒は、四国から。
高知県高岡郡佐川町の司牡丹が醸す、司牡丹 船中八策 純米超辛口 零下生酒。
船中八策を生のまま零下で熟成させた夏酒。
使用米は、麹米が山田錦、掛米がアケボノ他、精米歩合は60%。
日本酒度は+8の辛口。
竹村社長自ら酒を注いでくれる。
私は毎年高知県の酒蔵巡りをしており、司牡丹には二年前の七月に訪問している。
司牡丹の仕込水は仁淀川水系の伏流水。
昨年五月に仁淀川でクリスタルカヤックを楽しんだことを思い出す。
これがその時の写真。
土佐の司牡丹に合わせる料理は、鰹三味。
塩タタキ、山椒醤油漬け、山形だしカルパッチョ。
私達と向かいのお二人の四人のテーブル上には、五本の酒。
左の四本は既にほとんど空になっている。
六本目の酒は、大分県国東市の萱島酒造が醸す、西の関 特別純米 生原酒 百の余韻。
立春朝搾りで地元の神社でお祓いを受けた縁起酒。
使用米は広島県産八反錦、精米歩合は60%。
若い頃は西の関 美吟をよく飲んでいた。
吟醸酒が出始めの頃は、日本酒の神様と称された野白金一博士のもとで研鑽を積んだ三人の杜氏の蔵の酒、西の関、梅錦、綾菊が好きだった。
焼き物が届く。
太刀魚雲丹焼き、蓮根、筆生姜添え。
七本目の酒は、岐阜県高山市の平瀬酒造店が醸す、久寿玉 純米大吟醸 生酒。
使用米は岐阜県産ひだほまれ、精米歩合は50%。
アベリアの花酵母で醸されている。
優しい旨口の酒で、日本酒度は+2。
久寿玉の仕込水は、北アルプス伏流水。
本日の逸品は、四万十麦酒牛リブロース焼きしゃぶ~アカモク三杯酢おろし~。
四万十は食の宝庫で、牛、豚、鶏、鰻、鮎と名産品が揃う。
柔らかな肉が美味い。
ねばねばのアカモク三杯酢おろしに漬けて食べると一層美味い。
八本目の酒は、京都府宮津市のハクレイ酒造が醸す、KYOTO HAKUREI SINGLE TRAIN 純米吟醸 七色。
エチケットの絵は、ハクレイの地元、京都丹後鉄道の由良川橋梁を走る一両編成の列車。
背景には七色の虹。
使用米は京都府産山田錦、精米歩合は60%。
四人のテーブル上のボトルはとうとう八本に。
恐ろしいことに、大半のボトルが空いている。
〆の食事が届く。
ちぃさんは小盛で頼んだのだろうか、随分と量に差がある。
トマトとお出汁で食す混ぜ五島うどん。
後日ちぃさんに聞いた話では、私が二杯とも食べたのだそうだ。
そして九本目、最後の酒は山形県鶴岡市の加藤嘉八郎酒造が醸す、十水 特別純米 大にごり原酒。
使用米ははえぬき、精米歩合は60%、日本酒度はー14.5。
微発泡のプチプチ感が気持ちよく、とろりと濃厚な酒。
大山の蔵の水も届く。
西の関の権現水も届いていた。
ちぃさんと〆の乾杯。
もう飲み過ぎでこれ以上飲めないと思っていたが、飲み口が変わるとまた飲めるものだ。
麺リフト。
たっぷりの鰹節と共に食べる五島うどんが美味い。
テーブル上には九本の酒瓶。
最後の二本はまだ半分残っているが、あとは空。
四人でこの量は飲み過ぎ。
甘味は、大山酒粕ムース~久寿玉柚子酒ソース~。
デザートまで二つの酒蔵の酒が使われている。
私の前に二皿あるということは、スイーツが苦手なちぃさんの分も私が食べたのだろうが、記憶がない。
出口では各蔵の代表が並んで見送ってくれたようだ。
記憶は無くても記録はある。
どうやって帰宅したのか全く覚えていないが、翌朝起きるとちゃんと自宅にいた。
ジャケットやスラックスもハンガーにかけられ、バッグも所定の場所に収納されていた。
楽しく記憶を置き忘れた、ちぃさんと過ごす有楽町の夜でした。



























