ディナーは虎ノ門のお気に入りのフレンチで | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

6月のこと、ちぃさんと虎ノ門のお気に入りのフレンチ、『ブラッスリー・バイ・プラン』で過ごす楽しい夜の続き。

 

食べているのは、ここの人気の前菜の盛り合わせ。

 

カトラリーはポルトガルのクチポール。

多くのレストランで採用されているのは柄が細いシリーズで手が大きい男性には使いにくいが、ここは柄が太いタイプなので使いやすい。

以前早川シェフにこの話をしたところ、「実は細いシリーズもあります」と見せてくれた。

 

前菜の取り分け一皿目。

ほうれん草のキッシュ。

生ハムとクリームチーズのプチシュー。

美桜鶏(みおうどり)のバロティーヌ。

パテ・ド・カンパーニュ。

グリーンサラダ、紫キャベツのマリネ、キャロットラペ。

 

スパークリングワインの次は、白ワイン。

 

ニュージーランド南島、マールボロのマールボロ・ワインが造る、サウス・シー、マールボロ、ソーヴィニヨン・ブラン、2025年。

ラベルに描かれた地図は何処だろうと思ったら、ニュージーランド最南端にあるスチュアート島とのこと。

 

スチュアート島は、美しい夕焼けやオーロラ、ニュージーランドの国鳥ブラウン・キーウィの楽園としても知られている島。

この島の「サウス・シー・ホテル」でマールボロ・ワインのワインが提供されていることから、”サウス・シー”のエチケットのワインが生まれたのだそうだ。

 

前菜の取り分け二皿目。

農園野菜のラタトゥイユ。

冷製コーンポタージュ。

サーモンのタルタル、オシェトラキャビア添え、エシャロットのヴィネグレット。

縞鰺のカルパッチョ、柚子ドレッシング。

紫キャベツのマリネ。

 

三杯目のワインは、ニュージーランド南島、ネルソンのサイフリード・エステートが造る、オールド・コーチ・ロード、ソーヴィニヨン・ブラン、2025年。

 

マールボロの西側に隣接するネルソンは、日照時間が長いことで有名なワインの名産地。

多くのブティック・ワイナリーが高品質のワインを生産している。

 

シトラス、パッションフルーツの香り、綺麗な果実味と引き締まった酸。

ネルソンのソーヴィニヨン・ブランは美味い。

 

魚料理は、天使の海老とオマール海老出汁のブイヤベース。

出来上がった料理が素晴らしい香りとともに届く。

撮影後に一旦引かれ、二人に取り分けて再び出される。

 

ワインは早くも四杯目。

 

ソーヴィニヨン・ブランと同じくニュージーランド南島、ネルソンのサイフリード・エステートが造る、オールド・コーチ・ロード、リースリング、2024年。

 

シトラスやメロンの芳醇な香り。

ドイツのリースリングに比べると甘さは控えめで、活き活きとした酸とミネラルがボディを引き締める。

 

ブイヤベースの中身は、天使の海老、ムール貝、真鯛。

濃厚なスープと共に食べると旨い。

 

スープを残さず食べるため、天然酵母パンも届く。

 

五杯目のワインも同じ造り手のぶどう違い。

 

ネルソンのサイフリード・エステートが造る、オールド・コーチ・ロード、シャルドネ、2024年。

 

熟した桃やパイナップルの香りにブリオッシュのヒント。

濃厚な果実味を持つ、肉厚のフルボディ。

アルコール度数は13.5%と高い。

 

肉料理は、牛サーロインステーキ。

付け合わせはポムフリット。

ソースはグレイヴィ、薬味はフルールドセル、粗挽き胡椒、マスタード。

 

肉料理に合わせる六杯目は、同じ造り手の赤ワイン。

 

サイフリード・エステートが造る、オールド・コーチ・ロード、ピノ・ノワール、2024年。

 

ラズベリー、ブルーベリーの香りにハーブのニュアンスが混じる。

綺麗な果実味を持ち、酸とタンニンのバランスが良いフル寄りのミディアムボディ。

ピノ・ノワールもアルコール度数は13.5%と高い。

 

二人に取り分け。

肉は旨味が凝縮され、口の中でとろける美味しさ。

ちぃさんと過ごす、虎ノ門の楽しい夜は続きます。