北千住の馴染みのお店で鹿児島料理と薩摩焼酎 | ワインは素敵な恋の道しるべ

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5月のこと、ちぃさんと北千住の鹿児島料理と薩摩焼酎のお店、『ハマちゃん』で過ごす楽しい夜の続き。

 

ここで飲む薩摩焼酎の選択は、全てハマちゃんにお任せ。

東京では手に入らない限定品が多く揃っているので、その方が珍しい焼酎を飲むことができる。

 

三杯目の薩摩焼酎は、鹿児島市の本坊酒造が醸す、さつまおはら 薄にごり。

 

さつまおはらは飲んだことがあるが、にごり芋焼酎は初めて。

 

蒸留酒でも無濾過だと油分等が残り、濃厚な味わいでうっすらと白濁するのだそうだ。

 

焼酎だけでなく、水もしっかり飲んでいる。

私のグラスは薩摩切子ではなく、江戸切子。

ちぃさんのグラスは琉球ガラス。

 

今日の料理もハマちゃんにお任せ。

自家製さつま揚げはハマちゃんからのプレゼント。

鹿児島の牛蒡を練り込んでいて、シャキシャキの歯応えが心地良い。

 

四杯目の薩摩焼酎をグラスに注ぐ。

ここではハマちゃんが半分お湯を入れたグラスを渡してくれ、その上に焼酎を自分で注ぐシステム。

アルコールが入り暑くなったのでジャケットを脱いでいる。

 

一滴もこぼさず、なみなみと注ぐことができた。

「上手いね」と、ハマちゃんに褒められる。

 

鹿屋市の神川酒造が醸す、風光る。

 

大隅半島鹿屋産の安納芋を黒麹で仕込んだ焼酎。

毎年3月と9月に販売される限定品。

 

「炊き込みご飯ができたから食べて」と、ハマちゃん。

鶏とタケノコの炊き込みご飯。

鹿児島鶏、タケノコ、油揚げが入っていて、上品な味わいで美味い。

 

五杯目の焼酎を注ぐ。

今夜の客は、東北から初めて北千住に来た若い女性が二人、そしてやはりここが初めてだという都内在住の女性が一人と、私達を入れても五人だけ。

この五人で話しが盛り上がり、ハマちゃんも大喜び。

ハマちゃんは「今夜はもう他の客は入れないよ」と、暖簾を下げ入り口を閉めてしまった。

 

霧島市の祁答院蒸溜所が醸す、野海棠。

野海棠は霧島山にのみ自生するバラ科の植物で、命名者は牧野富太郎博士。

 

”日本で唯一の手造り麹、木桶仕込み、木樽蒸溜、洞窟貯蔵という、焼酎造りにおいてこだわりの4つの製法で丁寧に造られた高級芋焼酎”なのだそうだ。

 

炊き込みご飯が美味しいので、二杯目。

「よく食べるね」と、ハマちゃんは嬉しそう。

 

六杯目には、驚くことに3Mの一つが出される。

3Mとは、森伊蔵、村尾、そしてこの魔王。

ハマちゃんはもぐらを飲んでいる。

自分が美味しい薩摩焼酎を飲むために、この店をやっているのだそうだ。

 

肝属郡錦江町の白玉醸造が、黄金千貫を白麹で醸した幻の焼酎。

 

今夜は魔王を飲めて幸せ。

でも、こんなに酔っぱらってからではなく、もっと素面の内に飲みたかった。

酔っていても一滴もこぼさずなみなみに注げる自分を褒めてあげたい。

 

酒のつまみは、北海道日高産のバイガイ。

 

真剣になって殻から身をほじくり出す。

 

デザートは、苺。

 

「もう一杯ちょうだい」と、私。

「まだ飲むの、大丈夫?」と言いながら、焼酎のボトルを出してくれる。

 

七杯目の薩摩焼酎は、鹿児島市の本坊酒造が醸す、貴匠蔵。

 

黄金千貫を黒麹で醸し、甕壺仕込みで造られた伝統的な芋焼酎。

 

ちぃさんと〆の乾杯。

 

ハマちゃん、今夜もお世話になりました。

閉店まであと1年と11ヶ月(今日現在では1年と6ヶ月)、これからも訪問させてもらいます。

 

今夜も楽しく飲み過ぎてしまった。

 

飲み屋横丁には多くの人出。

 

気持ち良く酔って帰途に就く。

ちぃさんと過ごす、北千住の楽しい夜でした。