急なディナーはリゴレット丸の内で | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

4月のこと、彼女から「今日は夕方の会議が無くなり早くオフィスを出られるので、近くで一緒に食事をしたい」との急な連絡。

週末の当日に予約が取れるレストランはなかなか無い。

こんな時、頼りになるのは席数が多いお店。

「新丸ビル」のイタリアン/スパニッシュ、『リゴレット ワイン&バー』を急いで予約し、夕方に丸の内に向かう。

 

東京駅に降り立つと、広い丸の内駅前広場地下へ。

 

今日は金曜日。

丸の内行幸マルシェが開催されている。

 

今夜のお店は「新丸ビル」の中。

B1Fからエレベーターで7Fへ。

 

7Fでエレベーターを降りると、目の前には寿司の名店、『不二楼』。

一度ここで食事をしたが、とても素晴らしかった。

 

エレベーターホールに飾られている強烈な絵は、maisさんの作品、「MESSENGER」。

 

これはmaisさんのメッセージ。

 

時間があるのでテラスに出てみる。

外は本降りの雨。

建設中の東京海上ビル(仮称)は2028年8月下旬に竣工予定。

ビルが建ちあがると皇居が見えなくなる。

 

こちらは東京駅側。

 

東京駅丸の内駅舎と八重洲の再開発ビル群が雨に煙る。

 

テラスのツツジの花がもう咲いている。

春は着実に深まっている。

 

とても良い香りが漂ってきた。

香りの元を探すと、この花。

 

この樹は、グミ科グミ属の半常緑低木、シマグミ。

日本原産で、白い花は金木犀のような良い香りを放つ。

 

待ち合わせの時間が近付いたので、『リゴレット ワイン&バー』に向かう。

まだオフィスアワーが終わっていない平日の夕方だが、驚いたことにテーブルの半分以上が埋まっている。

他のお店は、ほとんど客が入っていなかった。

 

お店のドアの中に足を踏み入れると、そこはワインセラー。

ここで眠るワイン達には申し訳ないが、暑い季節にはここでクールダウンすることが出来る、気持ちの良い空間だ。

 

名前を告げテーブルに案内されると、彼女が到着するまでメニューをチェックして過ごす。

 

彼女が到着すると、冷えたスパークリングワインを抜栓。

 

イタリア、ヴェネト州のコル・メシアンが造る、スプマンテ、コル・メシアン、ブリュット、ロゼ。

フランボワーズやストロベリーの甘い香り。

口に含むと、キリリと引き締まったブリュット。

ぶどうは、ピノ・ノワール、ガルガーネガ。

アルコール度数は11%と軽め。

 

最初の料理はベジファーストで、コブサラダ。

 

レタス、ジャガイモ、鶏肉、茹で卵、ミニトマト、アヴォカド、オリーブ、トルティーヤチップなどが最初からごちゃ混ぜになっている。

 

二人に取り分け。

鶏肉と茹で卵はそれぞれ四切入っていたので、きちんと半分ずつ盛り込む。

 

コブサラダとスプマンテ・ロゼの相性が良く、ワインが進む。

 

タスマニアサーモンのNo.8ジン・マリネ。

自家製ジンでマリネしたオリジナルレシピのサーモンマリネ。

 

使われているジンは、『リゴレット』の運営会社のHUGEが経営するNUMBER EIGHT DISTILLERYで作られているNo.8ジン。

(写真はHUGEのH.P.からお借りしました。)

 

タスマニアサーモンは最高級のアトランティックサーモン。

でも、このサーモンはかなり小さく、随分薄く切られている。

 

サーモンそのものは柔らかく美味いが、とても塩分が強く、全部食べると一日分の塩分摂取許容量を超えてしまうのではと思う程。

サーモンはちょっと残念だが、彼女と過ごす丸の内の楽しい夜は続きます。