4月のこと、ちぃさんと虎ノ門で待ち合わせ。
二人で向かったのは、「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」。
ここはB2Fの「T-MARKET」だが、今夜のお店はここではない。
今夜のお店は4Fなので、エスカレーターを乗り継ぐのではなく、2Fまではエレベーターを利用。
ここのエレベーターホールは本当に広く、床が滑らかなのでここでカーリングの練習が出来そうだ。
今夜のお店はここで、訪問は先月に続き二度目。
ワインの品揃えが良く、ワインだけでなく日本酒も置かれている。
まだ二度目の訪問だが、名前を告げずとも「お待ちしていました」と笑顔で迎えられ、カウンター席に案内される。
ここは全席カウンター席で、料理を作っているライブ感を楽しみながら食べてもらいたいという想いが込められている。
高い位置に書かれた小さな文字で、ここがフレンチの”plein(プラン)”であるとわかる。
『ブラッスリー・バイ・プラン』は、 銀座や京都でフレンチ・レストランを展開するPLEIN(プラン)グループのお店。
PLEINはフランス語で「満たす、満ちる、溢れる」などの意味がある形容詞。
料理に合わせ色々なワインを飲みたいので、ボトルではなく、グラスを選ぶ。
グラスワインの種類が多いのも魅力の一つ。
先ずはスパークリングワインで喉の渇きを癒す。
フランスのヴァン・ムスー、ラ・フェルム・ドゥ・タルデ、ブリュット。
ぶどうはユニ・ブラン100%で、アルコール度数は11%。
ちぃさんと、「今夜も楽しく飲みましょう」と、乾杯。
フレッシュ&フルーティーな、爽快な飲み口のブリュット。
プランの前菜盛り合わせが届く。
見るだけでテンションが上がる華やかなプレートだ。
キャロットラペ、紫キャベツのマリネ、グリーンサラダ。
美桜鶏のバロティーヌ、バルサミコ。
パテ・ド・カンパーニュ、マスタードとピクルス添え。
初鰹のカルパッチョ。
生ハムとクリームチーズのプチシュー。
ほうれん草のキッシュ。
サーモンのタルト。
新玉葱のポタージュ。
極め付けは、赤海老のマディラ酒漬け。
カトラリーはポルトガルのクチポール。
多くの店で採用されているのは柄が細いミオ・シリーズやゴア・シリーズだが、ここは柄が太めなモダーン・シリーズなので使いやすい。
「クチポールは柄が細いシリーズが人気ですが、こちらの方が使いやすいので好きです」と、私。
「そう言っていただくと嬉しいです。実は細いカトラリーも用意しているのですよ」と、早川シェフが見せてくれる。
スパークリングワインを飲み干すと、白ワインを選ぶ。
「今夜は多くの種類のワインを飲んでみたい」とお話しすると、早川シェフが「それではグラスの半量で出させていただきます」と嬉しい提案。
イタリア、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州のコルモンスが造る、コルモンス、ピノ・グリージョ、2024年。
コルモンスは1968年に設立された生産者協同組合で、120名余りの組合員と350haの畑を傘下に持っている。
シトラスの香りに、蜂蜜や炒ったナッツのニュアンスが混じる。
口に含むと、冷涼な気候を感じさせる綺麗な果実味と酸、そして活き活きとしたミネラル。
前菜との相性も良い。
ちぃさんと過ごす、虎ノ門の楽しい夜は続きます。



















