2月のある休日、築地でちぃさんと待ち合わせ。
この日は一足早く春が訪れたような暖かい良い天気。
今日のランチのお店は、路地に佇む一軒の古民家。
ここは鉄板焼きの名店、『黒澤』。
店名などが書かれた看板はどこにも無い。
ここが『黒澤』であることを示しているのは、この表札のみ。
日本家屋だが、靴のまま室内へ。
玄関の壁には今日の肉が書かれた黒板。
私達の席は何時もの一階のカウンター席。
他の席は既に満席なので広角の撮影は控える。
長いカウンターには大きな鉄板が二枚。
その右側の鉄板の正面は埜瀬料理長が自らサーヴしてくれる特等席で、ほとんど何時もここに座っている。
季節ごとに変わる紙のプレイスマットの絵は、梅。
ちぃさんと、先ずは生ビールで乾杯。
泡がきめ細かくて美味い。
シェフのおまかせオードブルが届く。
生春巻きの中には、海老、サーモン、紫キャベツ、春菊、人参。
上や横には、烏賊の切り身。
八幡平サーモンの手鞠寿司。
上には、アボカドペッパーソース。
烏賊のゲソも添えられている。
小烏賊が一杯分添えられているようだ。
緑は、春菊のソース。
生ビールはまだ残っているが、赤ワインを空気に触れさせるため早めに抜栓しグラスに注いでもらう。
選んだワインは、ジョエル・ゴット、ジンファンデル、オールド・ヴァイン、カリフォルニア、2023年。
ジョエル・ゴットは、ナパを始めカリフォルニアで数店舗の人気レストランを経営すると共に、このワイナリーを運営。
ナパにある彼のレストラン、『Taylor’s Refresher』は何時も行列のお店。
私もここで食事をしたことがあり、このワインには親近感がある。
ワインメーカーは著名な醸造家のサラ・ゴットで、ジョエル・ゴットの奥様。
ラズベリー、ブラックベリーの豊かな果実味。
ダークチョコレート、ストロベリーのコンフィチュールのニュアンスに、スパイスのヒント。
樽由来のバニラ香も心地よい。
セパージュは、ジンファンデル94%、プティ・シラー5%、アリカンテ1%。
熟成はアメリカンオークの樽(新樽比率25%)で8ヶ月、アルコール度数は14.4%と高い。
埜瀬料理長が私達の魚料理を焼き始める。
右側の肉は、私達の右横に座る三人のお客さん用。
蒸した春キャベツにスープが注がれ、その上にソテーした魚が乗せられる。
鉄板上に残っているのは、魚の皮煎餅。
市場より本日の魚介のソテー。
本日の魚は、金目鯛。
金目鯛の上にはタラの芽。
有明海の海苔の上には金目鯛の皮煎餅。
ポロネギと貝のスープの中には、たっぷりのアサリの身。
今日の魚料理も素晴らしく美味い。
ちぃさんと築地の鉄板焼きの名店、『黒澤』で過ごす素敵な午後は続きます。




















