浅草でスパニッシュディナー | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

2025年11月のこと、ちぃさんと浅草観音裏のスパニッシュ、『BRLICO』で過ごす楽しい夜の続き。

 

前菜盛り合わせが届く。

カウンターの照明が暖色系なので、料理の色が綺麗に出ない。

 

鶏の白レバームース。

トーストした薄切りバケットに乗せて食べる。

濃厚で美味い。

 

甘長唐辛子にはたっぷりのカラスミパウダー。

 

アンチョビのポテトサラダ。

何故かこの二枚の写真の色調が一層おかしくなってしまった。

 

砂肝のコンフィーには粒マスタード。

 

白はハウスワイン。

中身はイタリア、アブルッツォ州のマルヴァジア。

マルヴァジアらしいパッションフルーツやパイナップルの香り、クリーミーな果実味。

なかなか良いハウスワインを使っている。

 

人気メニュー、ピンチョス盛り合わせ。

 

ちぃさんが選んだのは、ハモンセラーノ、スモークサーモン。

 

私のピンチョスは、赤海老とコールスロー、鹿と豚のパテ・ド・カンパーニュ。

 

続くワインは、ロゼ。

これもアブルッツォ州のモンテプルチアーノ。

しっかりとした果実味とタンニンを持つ、強めのロゼ。

 

このピンチョスにモンテプルチアーノのロゼの組み合わせがなかなか良く、グラスをお代わり。

 

店長でソムリエの伊東さんとワイン談義が弾んでいると、肉料理に合わせてこれを飲んでみませんかとボトルを出してくれた。

スペイン、カスティーリャ=ラ・マンチャ州のボデガス・エル・タニーノが造る、アルトス・デ・サンティアゴ、シラー、2023年。

 

黒系果実の香り、スパイシーな果実味、シルキーなタンニン。

フル寄りの豊かなミディアムボディ。

ボデガス・エル・タニーノは2006年設立の新しいワイナリーで、保有するぶどう畑は540haに及ぶ。

ぶどうを手に盛っている絵だが、遠目には血まみれのハートにも見える。

 

肉料理が届く。

茨城県産美麗(みらい)豚のソテーとポテトフライ。

 

美麗豚を食べるのは初めて。

 

たっぷりのタスマニア産生マスタードが嬉しい。

 

日本のブランド豚は本当に美味しくなった。

美麗豚も肉質が柔らかく、旨味が凝縮されている。

 

続く赤は、ハウスワイン。

これもアブルッツォ州のモンテプルチアーノ・ダブルッツォ。

 

〆は、フレッシュトマトソースのスパゲッティ。

 

二人に取り分け。

二つに分けてもこのヴォリューム。

 

パスタには、再びスパークリングワイン。

ちぃさんはお腹がいっぱいでパスタを半分しか食べられなかったので、残りは私のお腹の中に。

 

飲んでいるスパークリングワインは、オーストラリアのデ・ボルトリが造る、デ・ボルトリ、ロリマー、ブリュット。

 

デザートは、バスクチーズケーキ。

 

店内は満席で、とても賑やか。

皆さん常連さんのようで、開業後9ヶ月にして既に街の皆さんに愛されていることがわかる。

 

お世話になった伊東さんと記念撮影。

伊東さんに見送られ、満腹満足で店をあとにする。

 

店の外にもカウンター席があり、この寒い中、三人の外国人が食事を楽しんでいる。

 

ひさご通りまで戻ってきた。

もう人通りは少なくなっている。

 

浅草六区まで戻ると、まだ訪日外国人の姿が。

海外からの旅行客のお陰で浅草が賑わいを取り戻していることがよくわかる。

 

ホッピー通りの店も訪日外国人で満席のようだ。

 

浅草の物販店は店じまいが早い。

 

仲見世もシャッター商店街になっている。

このシャッターの絵を見ながら歩くのも楽しい。

そろそろ帰途に就くことにしよう。

ちぃさんと過ごす、浅草の楽しい夜でした。