フレンチディナー、ワイン飲み放題 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

2025年9月のこと、彼女と六本木の「グランド・ハイアット東京」のフレンチ・レストラン、『ザ・フレンチ・キッチン』で過ごす素敵な夜の続き。

 

アントレの一皿目は量は控えめに、スパークリングワインのおつまみ程度。

 

暑い季節に冷え冷えのガスパチョが美味い。

 

パンが届く。

ここではフランスと同じく、パンはリベイクせずに出される。

 

テーブルが賑やかになり、話しも弾む。

 

飲んでいるのは、チリ最高のワインメーカー、コンチャ・イ・トロが手掛けるワイナリー、マイカス・デル・リマリが造る、エスパス・オブ・リマリ、ブリュット、スペシャル・エディション。

 

アントレの二皿目。

 

白茄子とベーコンのキッシュ。

パテ・ド・カンパーニュ、ディジョンマスタード。

スモークサーモンのタルタル、ヴォローヴァン。

彩り野菜のピクルスも添えた。

 

魚介のセビーチェ、とうもろこし。

烏賊、海老、蛸がたっぷり入り、とうもろこしが甘くて美味い。

シラスと筍のグレインズサラダ。

 

料理が美味しく話が楽しいとグラスが進み、エスパス・オブ・リマリは二本目。

 

ワインのお供も追加。

カマンベール、ゴーダ、干し無花果、胡桃、干しぶどう、薄切りのぶどうパン。

 

メイン料理が届く。

メインは、鶏肉、牛肉、鱸、サーモン、野菜のグリルから選ぶことが出来る。

 

彼女が選んだのは、サステナブルなサーモンのムニエル、デコポンのオランデーズ、茸とポテトのエクラゼ。

サーモンの切り身は驚きの大きさ。

これだけの肉厚があるとは、巨大なサーモンだったに違いない。

サーモンの上には、オランデーズソースに使われているデコポンの果肉。

 

私が選んだのは、オーストラリア産サーロインのローストビーフ、ホースラディッシュとジュのソース、万願寺唐辛子とマッシュポテト。

彼女の皿のポテトはエクラゼで私のはピュレ。

 

実は前回ここで食べたローストビーフは少し硬く、塩分も強めだった。

前回シェフにその感想を伝えたので、今回はどんなローストビーフが届くかを楽しみにしていた。

とても柔らかく、塩加減も丁度良く、実に美味しいローストビーフだった。

 

メイン料理のあとは、デセール。

ブッフェテーブルに取りに行く。

 

アプリコットホワイトチョコレートムース。

ラベンダーブランマンジェ。

マンゴーショートケーキ。

バナナチョコレートケーキ。

パッションフルーツタルト。

お腹がいっぱいで、アールグレイのシフォンケーキは断念。

 

高木副支配人がシャンパーニュのボトルを持ってテーブルに来てくれた。

エスパス・オブ・リマリの二本目は既に飲み終えている。

「もう少しワインを如何ですか」とグラスに注いでくれる。

 

ペリエ・ジュエ、グラン・ブリュット。

1811年、エペルネで創業した名門シャンパーニュ・メゾン。

こんな素晴らしいシャンパーニュをプレゼントしてくれたことに感謝。

実にエレガントなボディで、今夜が一層煌びやかになる。

セパージュは、ピノ・ノワール40%、ピノ・ムニエ40%、シャルドネ20%。

 

シャンパーニュを飲みながらデセールを食べるのも楽しい。

 

〆は熱いコーヒー。

 

でも、ペリエ・ジュエもまだ飲んでいる。

 

高木さんが嘆息するとおり、今夜は客の入りが悪い。

ゆっくり食事をし、シャンパーニュを味わいながらお話ししていたので、ダイニングに残る客は私達だけとなってしまった。

 

長いアプローチを抜け、店の出口に向かう。

 

この時間には既にレセプションにスタッフは居ない。

高木副支配人に見送られ、店をあとにする。

 

エレベーターホールの「Apple」にもお休みのご挨拶。

 

66プラザまで来ると、森タワーが明るく輝く。

 

66プラザを行き交う人の姿もほとんどない。

ママンにもお休みのご挨拶。

彼女と過ごす六本木の夜は素敵に更けていきました。