2025年7月のある休日、友人たちと板橋仲宿の『MIKIYA GYOZA STAND』で開催した”シンデレラ・ワイン会”の楽しい午後の続き。
シンデレラワインと言っても、急に脚光を浴びて有名になったワインのことではない。
正しくは、”死んでれら・ワイン会”で、各自のワインセラーに眠っている、今更怖くて抜栓できないバックヴィンテージのワインを持ち寄って飲もうという無謀な企画。
お店の名物、ポルチーニ焼売。
香りが素晴らしい。
肉がぎっしり詰まり、美味しく食べ応えがある。
五本目のワインは私から。
ブルゴーニュ、ジュヴレ・シャンベルタンの仲田晃司さんの、天地人、ブルゴーニュ、レア・セレクション、1989年。
このワインは10年ほど前に蔵出しで購入し、その後私のセラーで眠っていたもの。
二本購入し、一本は8年ほど前に飲んでいる。
とても美味しかったが、その後飲む機会を逸してしまい、今に至ったのだ。
恐る恐る飲んでみると驚くほど健全で、ピノ・ノワールの美味しさをしっかり味わうことが出来る。
レア・セレクションは仲田晃司さんがブルゴーニュに眠る古酒を発掘・選別し、お眼鏡にかなったワインをボトリングしてリリースしているワイン。
レアは、仲田さんのお嬢さんの名前。
次の料理用に、アルバ産白トリュフ蜂蜜と白トリュフバターが出される。
この焼売も巨大。
白トリュフバターや白トリュフ蜂蜜を付けると面白い味変となって美味い。
六本目のワインはしづちゃんから。
ドメーヌ・ジャイエ・ジルが造る、ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ、1997年。
ドメーヌ・ジャイエ・ジルはオート・コートの第一人者として知られる造り手。
熟成を新樽比率100%で行うことでも有名。
流石ジャイエ・ジル、28年の時を経てもまだまだ強い果実味を持ち、重層的なストラクチャーと長い余韻を楽しむことが出来る。
続いての焼き餃子は、鹿肉のラグー、チーズ、青唐辛子。
鹿肉のラグーは、福岡県豊前市の鹿肉を赤ワインでラグーして餃子にしている。
七本目のワインはmayuさんから。
これまた素晴らしいワインを提供してくれた。
コント・ラフォン、ムルソー、2009年。
コント・ラフォンは言わずと知れた、”ムルソーのスペシャリスト”と称される偉大な造り手。
その2009年を持たれていたとは素晴らしい。
色合いは透明感のある黄金色。
熟した洋梨、蜜林檎の香り。
重厚な果実味と熟成感、まだまだ健全な酸と強いミネラルを持つリッチで重層的なボディ。
温度を少しずつ上げながら、時間をかけて飲みたいヴィンテージ・シャルドネだ。
既に7本を飲んだのに、Mr. Vinさんが新しいボトルを抜栓中。
Mr. Vinさんとノムリエさんがワインを抜栓してくれるので、私は寛いで飲むだけ。
8本目のワインはMr. Vinさんから。
ロワールの、ドメーヌ・ジョー・ピトン、コトー・デュ・レイヨン、サントーバン・ド・リュイーヌ、クロ・デ・ボア、1998年。
〆に最適な、濃厚なデザートワイン。
補糖は行わず、パスリヤージュ(ぶどうを陰干し)で造られている。
ぶどうはシュナン・ブラン、栽培はビオロジック。
今日飲んだ8本のワインを並べて撮影。
この内、5本が前世紀のワイン。
(2000年は20世紀に含まれます。)
そしてジョージアの陶器ボトルを除けば、全てフランスワイン。
やはりバックヴィンテージとなるとフランス産が圧倒的に強い。
オーナーの三木さんに見送られ、『MIKIYA』をあとにする。
酔いが回った五人は仲宿商店街を散策。
この道は、旧中山道。
この商店街には面白い店が多く、物価が安いのも魅力。
ここの野菜は品揃えが良く、しかも安い。
料理のプロのMr. Vinさんと野菜を物色。
ずっしりと重い赤キャベツと、新鮮な株取りしめじを購入。
製麺所の出店を見付けた。
ここでは中華めんを購入。
仲宿交差点まで来た。
ここまでは、仲宿。
ここから先は、板橋宿。
この辺りは、中山道の一番目の宿場、板橋宿があった場所。
ここは板橋宿不動通り商店街なのだそうだ。
立ち寄ったのは、新井屋酒店。
ここに来るのは三回目。
このお店は色々な蔵と良い関係を築いていて、素晴らしい酒が揃っている。
購入したのは、山梨県北斗市の山梨銘醸の七賢の純米酒粕。
友人達と過ごす、板橋仲宿での”シンデレラ・ワイン会”の楽しい午後でした。


























