2025年6月のこと、丸の内の大好きなブーランジュリー・レストラン、『ポワン・エ・リーニュ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。
パンはとうとう三籠目。
上はコンプレ40%、石臼挽き全粒粉40%で、サワー種で発酵させたカンパーニュ。
左はブルークルチャ、熟成ブルーチーズと蜂蜜をさっくりナン生地で。
右はピヨトル、クルミと白ブドウのレーズンを生地に対して200%配合。
このピヨトル、ずっしり重くて美味しくて大好き。
6種類目のワインは、二人とも同じボルドーの赤を選択。
シャトー・デュ・ルトゥー、オー・メドック、クリュ・ブルジョワ、2016年。
2016VTがグラスで出されるとは嬉しい驚き。
キューサック・フォール・メドックに34haの自社畑を持つ、クリュ・ブルジョワとして評価の高いシャトー。
バックラベルにはクリュ・ブルジョワのマーク。
黒果実の香りに、ピーマンやミントの微かなヒントが混じる。
9年間の熟成を経て、果実の凝縮感、熟成感、強いがこなれたタンニン、これは美味いオー・メドックだ。
セパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン71%、メルロー23%、プティ・ヴェルド6%。
メイン料理が届く。
岩中豚のソテー、粒マスタードソース。
ほんのりピンクを帯びた焼き色が美しい。
岩中豚は岩手県の銘柄豚で、人気のSPF(Specific Pathogen Free)豚。
もうかなりお腹がいっぱいだが、彼女はもう少しパンを食べたいとのことで、四籠目。
上はコンプレ40%で、三籠目と同じ。
左はメイプル、カナダ産最高級メイプルシロップのブリオッシュ風。
右はショコラ、カカオバリーチョコを贅沢に加えた究極のチョコパン。
ショコラの中にはチョコチップがゴロゴロ。
さて、〆の7種類目のワインは何を飲もうかと店長さんに相談すると、四種類のボトルを並べてくれた。
あ、一番右は既に飲んだシャトー・デュ・ルトゥー。

彼女が選んだのは、イタリア、プーリア州のトッレ・セッラ、プリミティーヴォ、2021年。

不思議なことに、このワインについての情報が日本のサイトには全く無く、ボトルには輸入元のシールも貼られていない。

プリミティーヴォはプーリアを代表するぶどう品種で、濃く強い赤ワインを生み出す。
遺伝子検査で、カリフォルニアのジンファンデルと同一品種であることが判明している。
私が選んだのは、トスカーナ州のサン・ジョルジョ・ア・ラピが造る、フィオーレ・ディ・マッジョ、ロッソ、2023年。
ラズベリーやストロベリーの香り、フレッシュな果実味と活き活きとしたタンニン。
バランスが良く、するすると飲めてしまうミディアムボディ。
ぶどうはサンジョヴェーゼ100%。
グラスを交換し、二種のワインを飲み較べ。
パンとワインは最高の伴侶で、今夜もいっぱい食べいっぱい飲んでしまった。
気が付くと、店内のテーブルは全て埋まっている。
しかも、その全員が女性とは驚き。
私は今夜も黒一点となってしまった。
満腹満足で店をあとにする。
酔っているようで、写真がブレてしまった。
今夜も店長さんがお土産を手渡してくれた。
素敵なお土産に感謝。
彼女と過ごす、丸の内の楽しい夜でした。
お土産の紙袋の中には、パンが二個。
上はドゥビザー、季節の餡をサクサクの生地で包んだ高級和菓子のような逸品。
下はショコラ、カカオバリーチョコを贅沢に加えた究極のチョコパン。
どちらも最高に美味い。
やはり『ポワン・エ・リーニュ』は大好きなお店だ。

















