1月のこと、高知からかずみさんをお迎えして友人たちと過ごす楽しい午後の続き。
メンバーは、高知のかずみさん、そしてKEiさん、しづちゃん、私。
品川の『美食米門 品川港南 ワイン&グリル』でたっぷりシャンパーニュを、そして『グリル&バー AW55』で赤ワインを飲んだあとは、話しが弾んで止まらず次の店に向かう。
降り立ったのは、新橋。
SL広場では日本保守党の街頭演説が行われている。
マッカーサー道路(環状2号線)に出ると、虎ノ門に向かう。
品川を出たときはまだ明るかったが、新橋を歩くうちに陽が陰り、東京タワーにも明かりが灯っている。
「虎ノ門ヒルズ」のオーバル広場に出ると、スペイン人アーティスト、ジャウメ・プレンサの「ルーツ」の前でかずみさんの記念撮影。
続いてT-デッキにあるインド人アーティスト、N・S・ハルシャの「マター」の前でも記念撮影。
そうこうしているうちに、すっかり夜になってしまった。
急いでT-デッキを渡り、「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」に向かう。
皆さんをご案内した場所は、「cask」。
「cask」内の左側には、「信濃屋」。
右側には、『Wトラノモン ザ・マーケット』。
まずは大きなウォークイン・ワインセラーに入る。
ここで、飲むワインを1本選ぶ。
『Wトラノモン』に選んだワインを持ち込み、テーブルに案内してもらう。
まだ夕方早い時間なので、店内に客の姿はない。
まずは、ハッピーアワーのグラスで乾杯。
KEiさんのグラスは、伊江ラムハイボール。
沖縄県の伊江島で造られているラム酒が、伊江ラム サンタ・マリア。
あとの三人は、スペイン、カタルーニャ州のラ・ロスカ、カヴァ、ブリュット。
ぶどうは、マカベオ、チャレッロ、パレリャーダ。
セラーで私が選んだワインは、ブルゴーニュの大好きな造り手のピノ・ノワール。
フレデリック・マニャン、マルサネ・ルージュ、ロンジュロワ、2021年。
このぶどう畑は、マルサネの銘醸畑クロ・デュ・ロワに隣接していることから、ロンジュロワと名付けられた。
プルミエ・クリュへの格上げをI.N.A.O.(The National Institute of origin and quality=(国立原産地名称研究所)に申請中とのこと。
色合いは薄旨系のピノ・ノワール色。
フランボワーズ、ダークチェリーの香り。
しっかりとした果実の凝縮感、果実味に溶け込んだ強いが綺麗なタンニン、活き活きとした酸、シガー、腐葉土、錆びた鉄のニュアンスを持ち、余韻は長い。
大根フリット、カラスミかけ。
大根のフリットを食べるのは初めてかも。
淡白な大根にカラスミの塩味が効いて美味い。
トリッパとひよこ豆の煮込み。
これはパンが欲しくなる。
KEiさんが素早くバゲットを注文してくれた。
煮込みと一緒に美味しくいただく。
品川駅で集合してから既に7時間が経過している。
この間、いっぱい食べて沢山ワインを飲んでワイワイお話ししたが、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。
かずみさんは明日からも忙しいスケジュールが予定されているので、ここでお開きとする。
友人達と過ごす、品川と虎ノ門での楽しい半日でした。